Sand on WhyteというイベントがWhyte ave.近くの広場で開催中だったので行ってきました。砂の彫刻展という感じです。
ウェブサイト⇒http://www.sandonwhyte.ca/
面白そう!と思い立ってすぐ行ってみたんですが、平日だからか、あまり盛り上がっていませんでした。
あくまでも私の推測ですが、この展示を見にここにやって来た人と、ただ通りかかって何かが開催中ということに気づいて寄ってみた、という人が半々くらいだったんじゃないかな、と思います。
よくできていると思いませんか。彫刻って、モデルは人が多い(と思う)ので、車というのはとても新鮮でした。
女性が、ベッドに寝ています。右下には、スリッパもあります。本当に人がいるようです。
そうそう、彫刻っていえば私の中ではこんなイメージ↑
最後に、技術的に一番すごいなと思ったのはこの作品↓
細かいところまで忠実に再現されています。
作品数は思っていたより少なかったですが、彫刻はとても素晴らしかったです。
↑これは、ひとつ前の写真の後ろ側。正面から見ていたら、他のお客さんが、「後ろもすごいよ。」と教えてくれました。教えてくれなかったら見逃していたと思います。こういった彫刻作品は360度全てに芸術家の思いが表現されているんだな、と気づきました。
この他、砂の彫刻家さんが実際に作品を作っているところも見ることができました。
入場料は寄付制だったので、自分が楽しんだ分寄付してきました。砂の彫刻にとても興味がある!という人には絶対オススメ。なぜなら彫刻家と話すこともできるからです。そうでなくても、もしWhyte アベニューに行ったら、ついでで見に行くのもいいかと思います。最初は正直「これだけ?」と思いましたが、見終わったら、行ってよかったなと思いました。
砂の彫刻って、大雨が降れば崩れてしまう。それでも砂の彫刻家が砂にこだわるのは、その尊さに魅力を感じ、作り上げる過程を存分に楽しむからだと思います。規模は全然違うけど、砂場で遊んだ子供時代を思い出しました。まず山を作って山の中を通るトンネルに繋がるらせん状の坂道を山の周りにぐるっと作り、一番上から水を流して遊んでいました。うまくできても、雨が降ったら消えてなくなるんですよね。でもまた作ればいいからと気にしなかった。何より、作っている過程が楽しかった。だから何回でも作れた。でももし時間をかけてこんなに素晴らしい作品を作ることができたら、雨が降った時に悲しく感じたのかな、でもそれはしょうがないことで、逆にそれがいいところなのかもしれない。そうだ、よく考えたら生け花とちょっと似ている、作品も大事だけど、その過程を楽しむんじゃないかな、と、一人で色々と考えながら帰りました。
2016年は7月10日(日)まで毎日朝10時から夜10時まで開催。
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