前回の話に引き続き、カナダで家探しの話。
前回5軒のお家に内見に行き、1軒にオファーを出しました。
※トップ画像はただのイメージです。
ちなみに夫が驚いたと言っていましたが、オファーを出すことをトロントではmake an offer、カルガリーではwrite an offerと言い、違うそうです。
地域が変われば英語も変わ(ることもあ)ります。
さて、599,900ドル(日本円で5,200万円を超えるくらい)の物件。どんなものかというと、
- 一戸建て
- 1730sqft
- 2007年築
- 2ベッドルーム(2LDK+地下)
- バストイレ2つ
- トイレのみ1つ
- $599900
- ダウンタウンから車で約15分
徒歩圏内に
- 評判の良い学校
- ショッピングモール
- 大きなパーク
- プレイグラウンド
- スーパーマーケット
などがある場所。
不動産仲介人が過去6ヶ月に同じ地域で売れた物件情報を出してくれました。
それを見る限り、やはりこのお家はもう少し価値が下がってよい感じ。
なぜなら2階にベッドルームが2つしかないのと、地下にバストイレの設置がなく、ドア付きの「部屋」という部屋がないため。
いやー、不動産の交渉って面白いと思います。
私は交渉とかは得意じゃありませんが、得意な人はかなり楽しめるんじゃないかと。
オファー金額は伏せますが、この物件にはオファーをしました。ただ、ここで問題発生。
オファーを決めたら、同日にオファーを出した人がいる、という情報が。
そのオファーに対しての返答が次の日の午後1時までにされないといけないということで、ここで値段が低いオファーをしたらこちらのオファーを選んでもらえない、ということに。
ですがやはり2ベッドルームの地下トイレ無しでは高いお金を払ってまで購入する価値はないという思いがあり、結果的に元々のオファー価格から、$10,000上げた金額でオファー。(それでも少し高め。)
これでカウンターオファーが来ればもう少しだけ上げられる、という金額です。
でも、結論から言うと、ダメだったんですよね。
その理由が「金額がもう一人の買い手より低い」と「希望引き渡し日が遅い」だったんですけど、
あとから聞いた話では、購入者は家の前の看板を見てリスティング会社に直接問い合わせた人だったんだとか。
買い手側に仲介人がいないパターンです。
この場合、この方に売ったらリスティング会社に売買両方の100%の手数料が入るわけで、これはリスティング会社に上手いこと言われて誘導された可能性大じゃないか、という推測。
(仲介人がいれば、手数料はリスティング会社と仲介人で分け合うこととなるそう。)
残念でしたが、こういうのには運命っていうのがあると思うんですよね。
ダメだったら、そこに住むべきではなかったんだな、と。
内見してすぐにはオファーを出さず、4日ほど経ってからしたことにも理由があったんでしょうね。
一日くらい悲しかったのですが、すぐに次にmove onできました。
それにしてもやっぱり不動産の売買って奥が深いです。
後日、この家は私たちのオファー金額よりも$2,500(20万円ちょい)高い金額で売れたことを知りました。
カウンターオファーで結果的に価格がもう少し上がったとしても、私たちのオファー価格は本当に低かったのだろうか、という思いです。
そしたらやはり希望引き渡し日が早いところをリスティング会社がごり押ししたのかもしれません。
50%と100%の手数料だったら100%もらいたいですもんね。
真実は知る由もありません。
ま、このお家はダメだったので、次を探すしかないです。
というわけで次回に続きます↓
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