英語力を本気で伸ばしたいなら、現地発信の読み物を読む

トロントの現地情報誌 カナダ生活

海外に行って海外で生活しながら英語力も伸ばしたい・・・。そうやって海外に行く人・来た人は多いと思います。ただ、選んだ場所によっては日本語がありふれていて、日本語に頼った生活をしてしまいがちの人々もいるようです。

今回は「情報誌」に的を絞り、トロントを例に見てみましょう。

トロントの情報が日本語で収集できてしまう

トロントには、日本語情報誌がいくつかあります。情報発信関係の仕事を以前したことがある私にとっては、あれだけの情報量を詰め込んだ、本のような雑誌が毎月無料で発行されていることにある意味感動しています。

役に立つ情報が色々と書かれていてとてもよい雑誌ですが、英語を学ぶために来ている方は使い方に気をつけないとこればかりに頼ってしまい「英語で読む」機会を減らしてしまいます。なぜなら、英語を使わないで現地の情報収集ができてしまうからです。自分が住んでいる街の情報を日本語で得る。。それだと日本にいるのと変わらないですね。人はどうしても楽をしたい生き物。日本語で書かれた情報誌があれば、ついそっちを読みたくなってしまいます。ただ、日本語情報誌ばかりを読んでいても、英語力は磨けません。

現地の人が読むものを読む

せっかく海外にいるのだから、現地の人が読むものを読むようにしましょう。ですが、ここで疑問が出るかもしれません。現地の人が読んでいるものって何なのでしょう。

現地発信の読み物リスト

下記にトロントの主な新聞を書き出してみました。先に書いた日本語雑誌が無料のものなので、ここでも無料のものを紹介します。全て道路上の下の写真のボックスや、地下鉄内で入手できるものばかりです。

Metro (http://www.metronews.ca/)

無料の平日の日刊新聞です。地下鉄内で読んでいる人をよく見かけます。割と簡単な英語で書かれていて、ひとつの記事も割と短めなので読みやすいと思います。

24 Hours (http://eedition.toronto.24hrs.ca/epaper/viewer.aspx)

こちらも無料の平日の日刊新聞。個人的にはMetroの方が好きですが、時々面白い記事を見かけます。

NOW (https://nowtoronto.com/)

無料の週刊新聞。ニュースよりも、イベント情報、生活情報、エンタメ情報が中心。若者向けという感じです。

やはり、インターネットの時代。オンライン(パソコン)で読むことが可能です。これらの新聞には大体最後にクロスワードや数独が載っていて、地下鉄やバスの中で解いてる人もよく見かけます。

イベントやカフェ情報

トロントのイベントやカフェ、観光情報は下記のウェブサイトで入手できます。

blogTO (http://www.blogto.com/)

Toronto.com (http://www.toronto.com/)

英語で読むのに抵抗がある場合、ニュースよりもこういったイベント情報のウェブサイトを読むことから始めると意外とすんなり慣れるかもしれません。

eMapleだけでなく、Kijijiも使ってみる

カナダに住む多くの日本人が利用するのが、eMapleというウェブサイト。日本食レストランやお土産やさん他、日本人が働いているお店は大体このウェブサイトに求人を出していますし、いらなくなった物の個人間での売買もこのウェブサイトを通してできます。確かに、日本人が相手だと安心できる部分もあります。同じような状況の人が、自分がいらない物を欲しがっている可能性も高いです。

でも、せっかくカナダにいるんだから、現地の人が使うサイトを使ってみてはいかがでしょうか。トロントの人が使う主なクラシファイドは、

  • Kijiji
  • Craiglist

だと言えます。ただし安全面で言えば、eMapleが一番安心かもしれません。日本と同じではないということは承知で海外に行く・来たかと思います。これらのサイトを利用して取引する場合は自己判断でお使いください。

日本語情報誌・ウェブサイトを読んではいけないわけではない

ここまで書きましたが、せっかくある日本語情報誌やウェブサイトを利用してはいけないというわけではありません。使い分けが必要ということです。例えば、英語でイベント情報を探したとします。興味のあるイベントはすぐには見つからないかもしれません。その点、日本語情報誌には、日本人が興味を持ちそうなことが予めピックアップしてあることが多いので、希望にマッチする情報が見つかりやすいと思います。また、悩みを解決したい、口コミを見たいときなどは、日本語で情報収集した方が同じ日本人の感想が見られるので信頼度が高いでしょう。

トロントは比較的日本語が溢れている街だと思います。日本人が多いので仕事も比較的見つけやすいでしょう。ただ、本気で英語力を伸ばしたい人は気を付けないとその「日本語」の誘惑に負けてしまうかもしれません。

トロントに限らずどこを選んだとしても、ワーキングホリデーで英語力を本気で伸ばしたいなら、できるだけ日本語には頼らず、現地発信の読み物を読むことをおすすめします。

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