妊娠後期、出産準備の一つに入院バッグ(ホスピタルバッグ)の準備があります。
でも私は何を準備したらいいのかさっぱりわかりませんでした。
インターネットで検索しても見るページごとに少しずつ違うので、調べれば調べるほど混乱。
最終的には出産する病院で見たホスピタルバッグのリストを元に準備しました。
今回はそれぞれの項目について実際どうだったかを解説していきたいと思います。
ただ、病院によって違うので、ご参考までに。
出産後病院には24時間または48時間滞在
私が出産した病院は、普通分娩なら出産後24時間の滞在、帝王切開なら48時間の滞在ということでした。
と言いつつも、次の日の赤ちゃんの血液採取の担当者が遅れて来たのもあって結局32時間くらい滞在しました。
混んでなかったのでそこまで厳しくないようでした。
ちゃっかり病院食を一食余分に食べてきました。
1日~2日の滞在というわけで、必要な物もそこまで多くないです。
例えば下着は2~3枚あれば十分というわけです。
ホスピタルバッグリスト
黒字の部分は私が出産した病院が提供するリストにあったものです。
それぞれ実際にどうだったかを解説していきます。
ママ用
すぐ取り出せるようにしておきたいもの
- 州の保険証
- (もらっていれば)Prenatal Health Record 通っているクリニックと出産病院が違う場合に必要かと思います。
- 携帯電話と充電器
- 黒のペン 新生児の書類記入に使います。
その他
- Housecoat 病院内は寒いこともあるので、上から羽織れるものを持って行った方がいいです。
- Socks 上記と同じ理由で厚めの靴下も余分に持って行くとよいでしょう。
- Slippers 私はDollaramaでFlip Flops系のスリッパを購入。使用後は病院で捨てられるものを。簡単に履き替えられるものが楽です。
- Pajamas (or choose to wear the hospital gowns) ほとんどの人は病院のガウンで済ませるそうです。無痛分娩や陣痛促進剤を使うと点滴をするのでガウン一択。
- Toiletries 石鹸が部屋についていましたがどの病院もあるとは限らないのでボディウォッシュを持って行って損はなし。髪を洗う場合はシャンプー、コンディショナーが必要。私はヘアドライヤーがなかったので洗いませんでした。最低でも洗顔、保湿剤、リップは持って行くべし。
- A plastic water bottle 落とした時に危ないので必ずプラスチック製のウォーターボトルを。私は蓋を押すと閉まる、引くと開くタイプのボトルを持って行きました。無痛分娩の場合はずっと横になっているのでストロー付きでも。持ってなければDollaramaで探してみるといいです。
- 3 pairs of maternity underwear 病室によく伸びる使い捨てパンツが数枚置いてあり、自分で持って行った下着は使いませんでした。でもないと困るので持って念のため行った方がいいでしょう。
- 1 package of long maxi pads 生理用ナプキンの大きいサイズ。病院が提供してくれる場合でも念のため数枚持って行った方がいいです。サイズは大きくても薄めの物を選ぶといいでしょう。私の場合は病院に着いたときにすでに破水していたので出産までに数回替え、提供されたものをほぼ使い果たしました(なくても数枚ならナースにお願いしたらくれるとは思いますが…)。出産後は共用の冷凍庫で冷やしてあるものが使い放題でした。
- 1 nursing bra 私は病院にいる間はずっとノーブラでガウンを着ていたので病院では必要なかったのですが、帰宅時にも使えるし、共用スペースをウロウロするなら必要だと思うので、授乳ブラ、持って行きましょう。
- Nursing pads 授乳パッド。数枚持って行きましたが初乳は溢れ出るほど出なかったので病院では必要ありませんでしたがこれは人によるので数枚持って行った方がいいでしょう。
リストにはありませんでしたが、Doulaのアドバイスで持って行ったものが、
- Birth Affirmation 出産に対する肯定的な文言。インターネットで気に入ったものを持って行き、病室に貼りました。陣痛の痛みに耐えているときに前向きな気持ちを思い出せたのでよかったです。
新生児用
- 1 package of newborn diapers 新生児用おむつ。病院が提供してくれる量にもよりますが、私は一パック(20枚)持って行ったものを2,3枚使いました。
- Wipes for diaper changes お尻拭き。これも病院が提供してくれる量+使う量にもよりますが、一パック(50枚入りくらいの)を持って行くといいでしょう。
- 3-5 receiving blankets 4枚持って行きましたが必要なかったです。病院にある布に赤ちゃんを毎回包んでいました。
- 1-2 undershirts & 1-2 sleepers ワンジーとスリーパーを持って行きましたが使いませんでした。病院ではずっと布に包んでいました。
- 1 baby hat 帽子は病院からもらえましたが、新生児用を一枚持って行くといいです。
- Baby clothes for going home 帰宅時は新生児用スリーパーを着せて帰りました。一応上下が分かれているカワイイ服を持って行ったものの、慣れない新生児に着せるのは難しく断念。笑
- Plastic bag for dirty clothing 新生児だけでなく、ママやパートナーも使えます。かさばらない大きめのものを一枚入れておくといいでしょう。
リストにはなかったのですが、コレ、あるといい!というのは、
- Vaseline おむつ替えの度にワセリンお尻にをたっぷり塗るとベトベトの新生児のうんちもスルッと拭けます。以前はナースがたっぷり塗ってくれていたらしいですが、今は経費削減で無料提供しないということでした。帰宅後も数週間は使えるので持ってて損はないです。
バッグには入れませんが絶対必要なモノ!!
- Canadian approved child safety seat 新生児が乗せられるチャイルドシート。ないと車で連れて帰れません。
付添人用
- Clothes & Toiletries 出産までどれくらいかかるかわかりませんので着替えや歯ブラシなどを持って行きましょう。陣痛時にシャワーが使える場合でサポートする場合は水着も。
- Blanket 一泊する場合は寝るときに上にかぶせられるものを。ジャケットでもいいかもしれません。
- Snacks 陣痛中は付き添いも疲れます。特に夜中だと売店も開いていません。お菓子だけじゃなくサンドイッチなども用意しておきましょう。出産後ママは病院食がありますが、付添人は病院内の売店やレストラン・カフェで食事を調達することになります。
リストにはありませんでしたが、
- Slippers 付添人もスリッパを持って行くと楽だと思います。
その他持ってきてもいいもの
そのほか、持ってきてもいいもの、として下記の物も挙げられています。ほとんどが陣痛の痛みを和らげる用なので、なくてもいいものです。
- Comfort supplies 砂糖ゼロのミントタブレットや硬めの飴、Popsicleなど。陣痛中は氷がいいらしく、Popsicleを食べると気分が楽になる人もいるみたいです。病院には氷があったので私も食べたら気分が少し楽になりました。でも体も冷えます。
- Massage tools/oils もしお気に入りのマッサージ道具やオイルがあれば持って行ってもよいです。私は特に必要ありませんでした。
- A book or music 気を紛らわせるのに使えます。私もスマホでリラックス音楽を流してもらい、少し気分が楽になりました。
- Pillow 自分の枕でしか眠れないという方は枕を。病院のものと区別するために柄のついた枕カバーをして持って行きましょう。
- Nursing pillow 授乳枕ももしお気に入りがあれば。病院の枕でなんとかなりますが。
- A camera カメラも、あれば。
リストにはありませんでしたが、
- Heat pad 陣痛の痛みを和らげるらしいので必要であれば持参してもいいと思いますが、同時に延長コードも必要かもしれません。湯たんぽがあればそちらを。私はただ単に寒かったから欲しいと思っただけですが。
病院ではあたためられたブランケットをお願いするともらえましたが、あたたかいのは最初だけ。。
病院で提供されたもの
私が滞在した病院は割と新しい病院で、陣痛から出産後までずっとシャワートイレ付、さらに付添人のベッドまでついているという個室でした。
カルガリーでも完全個室はこの病院だけらしいのでレアな経験ができました。
病室のトイレ内に生理用ナプキンが10枚弱、使い捨てパンツ3枚ほど、シャワー室にはボディ用に使える固形石鹸が一つ置いてあり、
共用部分(廊下)には暖められたブランケット(ママ用の大きいものと新生児用の小さいもの)を自由に取れる場所がありました。
共用キッチンにはクラッカーやクッキー、ジャム、ピーナッツバター、冷蔵庫には食パン、ヨーグルト、水、リンゴジュース、オレンジジュース…などなど。
その他、陣痛時にナースにお願いしたらバランスボールも持ってきてくれました。
そして出産後に必要な膣用の洗浄ボトルももらえました。
コンパクトにまとめよう
結局、本当に気になる場合は出産する病院に問い合わせるのが一番いいかと思います。
その病院が提供するリストがあればそれに沿って準備するといいでしょう。
それでも迷うなら、この記事で挙げた黒字の部分の物を持って行けば最低限は大丈夫だと思います。
あまり持って行きすぎても場所を取るし荷物になるだけなのでコンパクトにまとめるのがよいです。
マタニティクラスではバッグは2つくらいまでにまとめるのが良いと言っていました。
帰宅時は新生児を入れたカーシートも車まで担いでいくことになりますからね~。
まとめ
というわけで、入院バッグ(ホスピタルバッグ)に入れる物について
私が出産する病院が提供するリストに沿ってそれぞれ解説しました。
私は妊娠36週目くらいで準備しましたが、
いつ何が起きるかわからないので早めに準備しておいた方がいいです。その方が気持ちにも余裕が出ます。
入院準備としては入院バッグだけでなく、
- 出産病院が妊婦健診と違う場合は病院までの道を運転しておく
- 臨月になったらいつもガソリンを十分に入れておく
ということも頭に入れておきましょう
いざという時に慌てないようにしましょう。
それでは、出産まであと少し。
安産を願っています!!!
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