カナダで初めて行く病院では、
ファミリーヒストリー(家族歴)や
メディカルヒストリー(自分の過去の病歴)
を聞かれることがあります。
私がカナダで妊娠した頃
それまでファミリードクターはおらず、
毎回Walk-inのクリニックでお世話になっていました。
そこから紹介された妊婦用のクリニックで家族歴・病歴について聞かれたわけです。
そしてそれはレコードとして残ります。
クリニックによって内容は違うかもしれませんが、
この記事では、
私が行ったクリニックで聞かれた内容の単語
妊娠初期によくある症状を伝えるのに役立つ英単語
をまとめます。
ファミリーヒストリー(家族歴)関連
Family Historyでは、家族が下記にあげるような病気を持っているかを聞かれます。
主な病名と関する英単語を並べてみました。
- Diabetes 糖尿病
- Heart disease 心臓病
- Hypertension 高血圧症
- Malformation / birth defects 先天性異常
- Mental illness / depression 精神疾患・うつ病
- Multi fetal gestation 多肢妊娠
- Obstetrical 産科の
- Anesthetic 麻酔薬
メディカルヒストリー(自分の病歴)関連
Medical Historyでは、自分の過去または現在の病気について聞かれます。
過去に自分がどんな病気をしたか、また、どんな予防接種を受けたかも、確認しておくとよいです。
- Asthma ぜんそく
- Autoimmune 自己免疫疾患
- Bleeding / clotting disorder / DVT 出血・凝固障害・深部静脈血栓症
- Heart 心臓関連
- Thyroid 甲状腺
- GI disorder 消化器疾患
- Epilepsy てんかん
- Renal / urinary tract 腎臓・尿路
- Gynecological 婦人科系
- Hepatitis / liver disease 肝炎・肝疾患
- HIV / AIDS HIV・エイズ
- STI 性感染症
- Tuberculosis 結核
- Chicken pox 水ぼうそう
- Transfusions 輸血
- Operations 手術
- Vaccination 予防接種
もし妊娠している場合、その妊娠に関して排卵誘発などの生殖補助があった場合はその種類も英語で言えるようにしておきましょう。
その他、最後にいつPap smear Test (子宮頸がんを発見する検査)を受けたかも聞かれました。
自分の症状を伝える英単語(妊娠初期編)
次は自分の症状を伝える英単語をリストアップしました。
妊娠初期に使うと思われるものを激選しています。
- 頭痛 Headache
- 吐き気 Nausea
- 嘔吐 Vomit
- 食べ物に対する嫌悪感 Food aversion
- 食欲 Food craving
- 胸が張っている Swollen breasts
- 疲労感 Fatigue
- 生理痛のような痛み Cramping
- 便秘 Constipation
- 下痢 Diarrhea
- 気分の変動 Mood swing
- めまい Dizziness
- 排尿の回数が増えた Increased urination
- 胸やけ Heartburn
この単語の一部で文を作ってみるとすればこういう感じでしょうか。
- I have food aversions to almost everything since last week. I try to eat something, but I often feel nausea and sometimes vomit. I feel so sleepy and fatigued, sometimes feel dizzy as well. (先週からほぼすべての食べ物に対して嫌悪感を感じています。何か食べようとしても吐き気がしてたまに吐きます。とても眠く疲労感を感じていて、めまいがすることもあります。)
- I’ve been having headache since last week. My breasts are sore and swollen. I’ve been experiencing mild cramping as well. My urination has increased recently and I’m also constipated. (先週から頭痛があります。胸は張って痛いです。生理痛のような痛みもあります。最近排尿の回数が増え、また便秘でもあります。)
何よりも大事なのは自分の言葉で伝えることができること。
Nausea(吐き気)は、例えばFeel like puking(吐きそうな気分)という言葉を使っても伝わるでしょう。
ただ、ドクターはきちんとした専門用語を使ってくるので、
「吐き気はありますか?」と聞かれたときにNauseaを知らないと、
「え?何?」となってしまうこともあります。
まあ、聞き返せば言葉を選んでくれると思いますが、
今後も病院にはお世話になっていくのでこの際覚えられる単語は覚えちゃいましょう(‘ω’)ノ
まとめ
というわけで
家族歴や自分の病歴を伝える英単語、
そして妊娠中の症状について伝える英単語をまとめました。
私は、自信がない単語が出てきたときには聞き返したりスマホで調べたりしましたが、
やっぱりスムーズに理解できるように、基本的な医療関連の英単語は先に勉強しておいた方がいいと思います。
今まで病院やクリニックという場所にあまり縁がなかった人にとっては、
医療系の英単語は新しいものが多いかもしれません。
でも、妊娠すると定期健診で通うことになり、
さらに赤ちゃんが産まれたら病院に行く機会が増えます。
赤ちゃんが産まれる前の今のうちに、勉強しておくことをおすすめします。
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