出産準備をしていると、ベビーベッド(Crib)についてどうしようか迷うことがきっとあると思います。
床に布団を敷くことが多い日本とは違ってベッドで寝ることがほとんどの海外では、
ベビーベッドが必須
と言っても過言ではないでしょう。
私も赤ちゃんのベッドについてどうするかとても悩みました。
- 部品を買い足して大きなベッドになるのが長く使えていいのだろうか
- 逆に割り切ってベビーベッドとして使うだけのものでいいのか
- 下に引き出しは付いていた方がいいか
などなど…
悩みに悩んでいたときに、バシネットという商品を知りました。
9㎏まで使えて値段は100ドル程
小さく寝室でも場所を取らないし移動も簡単
お!最初の数か月はこれでいいかも!?
結果、購入してよかったです!!
今回は私が最初の3か月間ほど使ったバシネットの紹介と、使った感想をまとめます。
バシネットとは
まず、バシネットとは英語でBassinetと綴り、新生児から大体4か月くらいまで*使える小さなベビー用ベッドです。
Cradleと呼ばれることもあります。
※もちろん子供の成長によって異なります。9㎏までとなっていますので赤ちゃんが小さめ~平均的だともっと長く使えそうですが、寝返りを始めると籠が揺れるので使っていると「そろそろ終わりかな。」というのがわかると思います。
籠のようなものに何かしら脚があり、
- 折りたためるもの
- 折りたためないもの
- 脚の部分の操作でゆらゆら揺れるようにもなるもの
- 電動で揺れるもの
などと種類はさまざま。
値段もカナダドルで100ドルちょっとから300ドル以上、さらにそれよりもっと高価なものまであります。
私がバシネットを購入した理由
私がベビーベッドではなく、バシネットを数か月間利用したいと思った理由は3つあります。
1. 子育てをしながらベビーベッドを決めたかったから
ベビーベッドにはたくさんの種類があり、しかも大きな家具なので、
妊娠中にどんなベビーベッドを買うかなかなか決められませんでした。
できれば決めるまでもう少し時間が欲しいということもあり、
最初の数か月間は100ドルくらいで買えるバシネットを使って
子育てをしながらベビーベッドを決めたいと思いました。
2. 最初の数か月は同じ部屋で寝かせたかったから
実は妊娠してすぐの頃は、海外スタイルっぽく
新生児のときから別の部屋で赤ちゃんを寝せたいと考えていました。
ただ妊娠後期のプレママクラスで、
カナダでは6か月までは一緒の部屋で寝るのが推奨されている
ことを知って考えが一転。
確かに新生児のときは夜中の授乳に何度も起きなければいけないし、
「傍で寝ているのがいいのかな。」と思うようになり、
最初の数か月は同じ部屋で寝せたいと考えが変わりました。
3. リビングや他の部屋への移動が簡単
妊娠中は、産後どのような生活スタイルになるかはわかりませんでしたが、ただ漠然と、
赤ちゃんの寝床を簡単に移動できると楽なんじゃないかなと思っていました。
我が家で購入したバシネット
我が家で購入したバシネットはevenfloのバシネット。
値段も130ドルくらい。時々セールでもう少し安くなります。
ベビーザらスで購入しましたが、amazon.caからも購入ができます。
![バシネット](https://maplesakura.ca/wp-content/uploads/2020/06/Bassinet-4-800x561.jpg)
使用可能な赤ちゃんの体重は9kgまでと推奨されています。
付属で付いているこちらのデバイスは温度計と音楽スピーカー、ライトが一つになったもの(電池別売り)。
気温は℉と℃の切り替えができ、音楽は5種類内臓。10分間流れます。
Bluetooth接続も可能でスマホに接続して20分間再生できます。再生時間が短いのが残念なところ。
![](https://maplesakura.ca/wp-content/uploads/2020/06/Bassinet-1-800x800.jpg)
簡単に半分に折りたたむこともできます。
![](https://maplesakura.ca/wp-content/uploads/2020/06/Bassinet-2-800x800.jpg)
購入して思うメリット3つ
1. 移動が簡単にできる
小さくて軽いので、日中置き場所を変えたいときも楽に移動ができます。
私たちの場合は、夕食時に赤ちゃんが泣いたときに
バシネットをダイニングテーブルのそばに持ってきてあやしながら食事をすることがありましたし、
そばに持ってくるだけで泣き止むということも多々ありました。
2. 折りたためる
折りたためるので2人目を授かることができたときのために収納しておくにもそんなに場所を取りません。
また、もし夫婦の実家が近くにあり泊まりに行くなんてことがあれば、
簡単に持ち運べて実家での赤ちゃんの寝場所も確保できます。
3. サイズが小さいので寝室が狭くても置ける
狭い寝室にもおける優れもの。
サイズは85.7 x 52.1 x 67.9 cmです。
購入して思うデメリット1つ
1. 高さが少し低すぎるので慣れるまでは腰が痛くなる
高さは約68㎝で少し中途半端。
中腰になるので出産後は結構つらいです。
下半身全体に力を入れて膝から曲げないと腰を痛めます。
こんな家庭に向いている
というわけで購入した理由と、メリット・デメリットを述べたわけですが、
どんな家庭に向いているかと聞かれたら、次のいずれかが当てはまる家庭だと思います。
- ベビー部屋は別にあるけど、最初の数ヶ月は赤ちゃんと同じ部屋で寝たい
- 育児を始めてからベビーベッドを検討したい
- 最初の数か月間に実家を訪れる予定が多く、その際の赤ちゃんの寝床が欲しい
一緒に買った方がいいもの
もしベビーベッドを購入するとなったらバシネット用のシーツも必要です。洗濯することを考えて最低2枚あるとよいでしょう。
防水シーツも別に購入したのですが必要ありませんでした。
一つ前の写真の波柄の部分がすでにカバーになっていて、その上にバシネット用のシーツをかぶせます。
![](https://maplesakura.ca/wp-content/uploads/2020/07/Bassinet-6-800x477.jpg)
私はドゥーラの助言でこのシーツの下に一枚しっかりとした手作りのブランケットを挟んでます。
柔らかくなりすぎると危険なので本来は敷かなくていいです。
まとめ
というわけで私が購入したバシネットについて書きました。
100ドルちょっとの買い物が価値があるものになるかどうかは人それぞれだと思いますが、
私達夫婦の場合は「買ってよかった。」という感想で一致。
バシネットを購入したことで、この後ベビーベッドについても
赤ちゃんがいる環境でどれにするか決めることができ、いい選択ができたと思います。
ちなみに、この後購入したベビーベッドについては下記の記事で書いてますので
よかったら読んでみてくださいね(^^)/
![](https://maplesakura.ca/wp-content/uploads/2021/01/Ikea-baby-crib-stuva-fritidis-7-1-160x90.jpg)
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