国際結婚 ~将来像を話し合う~

カナダ生活

このお話は、国際結婚・移民に向けて 2 ~結婚指輪の話。私の場合~の続きです。本当は立て続けに起こっているのに更新だけが遅くなってしまっています。

指輪を見に行き、お互いにああ、結婚するんだなあ、とだんだんと実感が湧いてきて、今後についてライム君と真剣に話をしました。何度か行っていますが、もっとディープな話をしました。

お互いに理想とする将来像、子供は欲しいか、何人欲しいか、どのタイミングで欲しいか、もしできなかったらどうするか、そして私はどんな仕事をしたいか、もししたい仕事ができなくてもそれでもいいか、お互いに急に病気になること・死ぬこともありえるということ、そういうときにちゃんと生きていけるか、とか。お互いの家族の今後の話もしました。

これは前に話をしたときも思ったのですが、普段のライム君は恐れ知らずでどこでも行っちゃうし何でもやっちゃうのですが、将来のこととなると意外と保守的です。私の場合は、「やらなきゃいけなくなったら人間なんでもやるもの。何かあってもお互いに頑張っていくのが夫婦でしょ。」という感じですが、ライム君としてはギリギリな人生は嫌みたいです。まあ、ギリギリがいいという人もいないと思いますが、人生なんて何が起こるか誰にもわかりません。恐れていたら先へ進めません。もし私といて不安なことがありそれが解消できないなら、一緒にはならないべきです。もし何があっても一緒にいたいと思う人が私であるならば、一緒にいるべきだと思います。

プライベートなことなのでこれ以上は書きませんが、この段階である程度お互いの意見を理解しておかないと、あとから問題になると思います。

特に最近国際結婚後に離婚、というのが増えているようですので、結婚は慎重にしたいです。ただ少し慎重になりすぎて引き延ばした気もします。でも出会って5年以上経っています。その5年の間に誰かと出会って、結婚して、子供ができた知人もいます。約1年10か月ほど前、カナダに来てすぐは自分の将来が見えませんでした。毎日はあまり楽しくなかったです。でも最近、特にエドモントンに来てからは楽しいです。自分が将来どうなりたいかを考えています。なれるかどうかはまだわからないけれど、今はもう、カナダで生きていくことしか考えていません。やっとそうなれたのです。少し時間はかかったけれど、これでよかったのだと思います。やっと次に進めるようになったのです。

周りの友人が結婚してもこんな風に考えることはなかったのですが、結婚って本当に、二人の他人が一緒になることで、そこにはお互いの家族も関わってきて、人生のビッグイベントなんだなあ、と、自分がいざ結婚するとなって初めて感じました。

結婚式を盛大にすることに対して、今まではそこまでしなくても、と思っていましたが、こう考えると、盛大にするという気持ちもわからなくもありません。(でも自分がしたいか、というと、そうではないですが。)

その結婚をさらりと民事婚で済ませようとしている私達。お互いに、そんなに盛大にしなくてもね。という意見が一致しているのでよかったですが。将来時間ができたときに、身内と来れる人だけ呼んでパーティ形式でお祝いできたらなあなんてことを考えています。

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