こんにちは。Rinです。
息子には1歳9か月になるまで、夜中に授乳をしていました。
1年9か月もの間、夜中に1‐3回起きて、授乳してきたんですヨ( ;∀;)
その間、何度か夜中の授乳をなくそうと試みたんですけど、授乳をしないと
- 泣きすぎて吐く
- 泣きすぎて起きる
のどちらかだったんです。
さすがに1.のように泣きすぎて吐かれると「そこまでして断乳しなくてもいいかなぁ。」ってなっちゃうし、2.のように真夜中に目がぱっちりで起きられてしまうのもつらいです。
さらにこう授乳回数が多いと、夜中に授乳をする度にベビーベッドから子どもを取り出して、座って授乳して、また子どもを戻して、っていうのは続けられなくて、
一回目に泣いた時に親のベッドに移動して添い乳する
っていうのが普通になってきました。
この状況をずっと変えたいと思っていて、
夫がクリスマス前から元旦辺りまで休みになる2021年12月後半に「絶対やろう。」と決めていました。
本当は日本を訪れる予定だったんですけどね、航空券キャンセルしました( ;∀;)まぁ、夜間断乳できたからいっか。
まあ、そういうわけでついにその時が来たわけです。
今回は
- 夜間断乳前の状況
- 夜間断乳を決めた理由
- 夜間断乳日々の記録
- 13日間での変化
- 13日終えての感想
- 1か月経って…
を綴ります。
「日々の記録」の中には寝かしつけ前にどんなことをやっているかも書いていますので、お時間のある方はぜひ読んでみてください。
育児で疲れてる方も多いと思いますので、そんなに読めないよ~( ;∀;)っていう方は、下の目次から気になるところだけ読んでくださいね。
夜間断乳前の状況
夜間断乳前の状況は、
- お風呂から上がって授乳し、その後寝るまでに早くて30-40分、遅いと1時間半またはそれ以上かかる
- 最初はベビーベッドで寝かしつけて、一度起きたら親のベッドへ移動
- 夜中の授乳は2、3回添い乳で。それ以上のことも。
猫と息子に挟まれて寝づらく、授乳もして、夜中に何度も起きていました。
下記リンク先にさらに詳しく書いてます↓
夜間断乳を決めた理由
夜間断乳を決めた理由は2つあります。
- 夜間に授乳しない方がメリットがあると思ったから
- そろそろ卒乳しようと考えているが、とりあえず夜間だけから始めたかったから
息子は、お腹が空いているというよりも、夜中に目覚めたときにチュッチュと吸うことで眠る手段として飲みたがるような気がしていました。
もし授乳をしなくてよくなれば授乳をしなくても眠りに戻ることができ、もし一晩通して眠れるようになれば親ベッドに連れてこなくてよくなる!→親の眠りの質にもつながる
と考えたわけです。
夫の同僚の子どもが10歳まで親のベッドで一緒に寝ていたらしく、それだけは勘弁してーと思いました。
また、虫歯のリスクも減らせます。
母乳の中の糖分が虫歯リスクを増加させるらしく、やるなら授乳後に水を飲ませるように、と歯医者さんに言われましたが、夜中は半分寝てることもあり、授乳後に水なんて飲んでくれません。
そして、もう息子も1歳9ヶ月。カナダが推奨する「2歳になるまで」の授乳まであと残り3ヶ月。でも家の中ではいつも母乳を求めてくる状態でした。
2歳くらいまでには卒乳させたいので、その練習、みたいな感じで夜間断乳を取り入れたかったわけです。
夜間断乳13日間の記録
最初の13日だけですが、ここからが日々の記録です。
ちなみに息子には2週間くらい前から、「夜中はおっぱいも眠るようになるから母乳は飲めなくなるよ。」と伝えていました。
それでは、日記形式でどうぞ。
1日目 夜中に吐いたがなんとか授乳なし
いつも息子のお風呂は夫担当なのだが、今夜は夫が用事があるので私が担当することに。お風呂後そのまま子ども部屋へ。8時になっていた。
息子は本を数冊…あれもこれも「読んで!」と来るので、30分くらい本を読んだり遊んだりした。その後、ベビーベッドに誘導。
ベッドに上がってからは、歌を歌ってあげた。
「何がいい?」と聞くといつもリクエストがくる。
大体「きらきら(星)」「とっと(トトロ)」「トゥインコートゥインコー(きらきら星英語版)」「アンパンマン」のどれか(かまたは全部)。
ゆっくり歌っていると、ゆっくりと眠りに落ちていった。
眠りについたのを確認して部屋を去る頃には、9時になっていた。今日は割とすんなり眠ってくれた方だ。
夜中12時5分に泣き声が。
夫が気合を入れて行ったが、「10分泣いて吐いた(ToT)」とベッドに連れてきた。
吐いたと聞いても私は授乳したくなかった。
夫は少し大げさに言うことがあり息子に対しては忍耐力がないので(ただ優しいのである)、私は「はいはい」という感じだった。(本当にやばいときは形相が違う。)
息子は5分ほど私たちのベッドの上で泣いていた。
でもこのままベッドの上にいても授乳以外では泣き止まないと思い私が抱き上げ、子ども部屋へ。
ベビーベッドに寝かせたり抱きかかえたりを繰り返したが、10分泣きじゃくり、息子は「1階へ行きたい」という感じで階段の方へ歩き出す。
私は、「おっぱい寝ちゃった。1階も寝てる。みんな寝てるから、坊も寝るんだよ。」と言い聞かせる。
「じゃあ歌歌おうか。何の歌がいい?きらきら(星)?」と聞くと、
「ぅわああああああん!トゥインコートゥインコー!」と叫んだ。きらきら星の英語版である。
「わかったわかった。じゃあ歌うね。」と歌い始めると、ひっくひっく言いながらも泣くのをやめていた。
最初は時々目を開けていたが、やがて目を閉じ、歌を聞いてくれていた。
10分くらい、抱きながら歌を歌い、落ち着いたかな、と思いベビーベッドに寝かせると、目を開いて私がいるのを確認し、私の手を握って目を閉じた。
その後10分間、私は手を握りながら歌い続けた。
寝たことを確認してその場を離れた。離れる時に声がしたので見ると笑っていた。良い夢を見ているようだ。
寝室に戻り夫が起きていたのでどうだったか話していると、5分もしないうちに泣き声が。
息子はベビーベッド内で立っていた。
私がそばにいくと座り、寝転び、私の顔を確認し、手を握り返してきた。
そして目を閉じる。
いると思っていたはずの私がいなかったのが嫌だったのかもしれない。
すぐにまた眠りについたので寝室に戻った。
私は左で授乳することが多いのだが、気づくと服の左側の胸部分が濡れていた。母乳が出てきていたのだった。実はこれは今後13日間(それ以上)続くことになる。
左のおっぱいは飲んでもらえると思って興奮していたのかもしれない。まさかおっぱいさんの方にも心の準備が必要だったとは。早くから教えておくべきだった。
息子はその後6時半まで起きることなく眠り続けた。
2日目 意外にも起きても割とすぐ眠る
寝かしつけは夫。今日息子は疲れていたようで、お風呂後30分経たないうちに寝かしつけに成功していた。
夫は「横抱きで抱っこしながらゆらゆらしていたらすぐに眠った。」と言っていた。ちなみに「横抱きでゆらゆら~」なんてのは普段はしないけど、今日はそういう気分だったらしい。
11時過ぎに泣き声が聞こえたので夫が行った。ベッドに寝せたまま体を包むようにしたらまたすぐ眠ったと言った。
2時50分頃に泣き声がした。私は思いっきり夫を起こしたあとに自分の番だったことに気づき、「あ、私か。」と言って部屋に行った。
部屋に行き、横になったままの息子の背中に手を当てる。そして息子の部屋のGoogle Home Miniが割とアップテンポな子どもの曲を流していたのでRelaxing toddler music box songsとリクエストした。
今そういう曲をリクエストして流していても、時間が経つと方向性が変わっていることがあるのでそこは少し問題だ。
息子とはというと、その後は泣くことはなくそのまま眠りについたので、結局部屋にいたのは10分くらいだけだった。
その後6時過ぎまで起きることなく眠り続けた。
3日目 鼻血が出たので授乳することに
今日息子はお昼寝を30分ちょっとしかしてなくて疲れていたようで、お風呂から上がって30分しないうちに(9時前に)寝た。
11時。うめき声がしたので行ってみると寝返って座った。抱きあげると泣き止み、2分ほど歌いながら縦抱っこをしてベビーベッドに戻すも、また泣き出したので再度抱っこすることに。
3分くらいして戻すとすぐに寝入り、3分ほど様子を見て部屋を去った。が、5分以内に泣いたので見に行き、今度は手を握ってあげるとすぐ眠り始めた。
私は5分ほど寝顔を眺めて、その場を去った。
じゃあ次起きたら夫の番、となっていたのだが、夫は緊張して眠れず、1時頃に一度見に行ったらしい。
ぐっすり眠っている息子を確認してベッドに戻るも眠れず、1時間ほどしてやっと眠れたらその1時間後、3時頃に泣き声がした。
夫が見に行くと鼻血が出て既に乾いている状態だった。寝たまま触ったみたいで顔中が真っ赤に。シーツも汚れていた。
乾燥で鼻血が出ることは過去によくあったが最近はだいぶん減ってきていた。
※ちなみに乾燥で鼻血が出る場合、ワセリンを鼻の中に塗るといいらしい。うちにはスプレーがあるのでやっていないが、最近はスプレーを嫌がるのでスプレーする日としない日があった。
息子の部屋に加湿器は置いているものの、これまで(両親のベッドの上)とは環境が違うのかもしれない。様子を見て改善しないと。
私も起きて、一緒になって真っ赤になった顔をあたたかいタオルで拭こうとするも、泣きじゃくる。
お水を与えようとしても泣きじゃくる。
とりあえず拭けるだけ拭いて、今夜は授乳をし、一緒に寝ることにした。
息子が一緒だと息子が横向きになりさらに掛け布団を全て蹴ってしまい、私自身は掛け布団を掛けて眠りたいので、川の字ならぬ、「に」の字のようになってしまう。
2日間息子がいなかったのでゆっくり眠れていたが、今夜は「あー、これこれ。」という感じで心地よくなく、何度か起きた。
でも息子はよく眠れたようで、その後朝まで一度も夜中に起きることはなかった。
4日目 夜中に親の寝室まで歩いてきた
お風呂後、絵本やちょっとの遊びを含めた最初の夫担当の40分内では眠らなかったので、夫と交代し私の番となった。
授乳して、水を飲ませて、ベビーベッドの上で横になるもなかなか眠れないようで、たまに座ったり、立ち上がったりしていた。
今日は昼寝が遅くてさらに長めだった(15-17時)こともあり眠れなかったのだと思う。
交替して、さらに40分過ぎて再度夫と交代。夫はいつも寝かせる前に外を見て「車が5台通ったら寝ようね。」としているらしいが、今日は私が思っていたより早く部屋にやってきたのでやっていなかった。
まずそれをやり、横に寝かせるもなかなか寝付かず、結局横抱っこでゆらゆらさせていたら眠ったと言う。
私は抱っこで寝ることはないので、あまり夫と私で寝かしつけ方が違いすぎるのはよくないけど、寝かせてもらったのであまり強くは言わない。
今回の焦点は、寝かしつけではなく、夜中の授乳を無くすことだから。
それからぐっすり寝て3時頃に泣き声が聞こえたと思ったら息子はそこにいた。
私たちの寝室まで歩いてきたのだ。
昼寝から起きてやってくることはあったけど、夜来たのは初めて。なんだかもう可愛すぎて思わずおっぱいあげてしまい、一緒に寝ることまで許可してしまった。
もうダメダメやん!
息子はそれから朝7時半までぐっすり眠れたよう。この日は「H」の字で眠り、私は息子の足と猫に挟まれながらだったのでよく眠れず。
はあ、でも可愛いんだよなー。
5日目 おっぱを欲しがる
夜は夫が寝かしつけ。お風呂後の最初の40分を過ぎて息子の部屋のモニターをチェックすると、夫が寝かしつけを頑張っていたので、中に入るのをやめることにした。
結局横抱っこゆらゆらで寝ついたという。
夜中、1時半頃に泣き声が聞こえた。私の番だったが夫が真っ先に起きて走って行った。
夫が抱き抱えたが息子は「ママー」と言っていた。なので私もそばへ行き、抱っこを代わった。
ほんの数分抱っこしたまま歌い、ベッドに寝かせる。横にねても「ママ?」と上がり調子で私を何度か呼んだ。
私がそばにいてほしいみたいだった。
寝たのを確認してから少し長めにそばにいた。と言っても部屋に入ってから計15分くらいで出た。
でも寝室に戻ってきて10分しないうちに泣き声が聞こえた。
子ども部屋に向かおうと部屋を出る直前にベッドから降りたような音も聞こえて、近づいて行くと息子は部屋の外に出てきたところだった。
やはり誰かがそばにいて欲しいようだ。
ベッドに戻して横に寝かせると目を閉じたが、時々目を開けて私がいるか確認しているようだった。
正直、薄暗い部屋で息子が目をぱっちり開けるのを見るのは少し怖いのでやめてほしい。けどしょうがない。
今回は深い眠りについてから去ろう、、、と思ったら、30分くらいかかった。
そして、、
10分もしないうちに泣き声が。
行くと再度また部屋から出てきていた。私も疲れてて、これは何度やっても同じような気がしたので私たちのベッドで寝せることにした。
息子は「おっぱ」「おっぱ」と叫んでいた。もし外出先で「おっぱい!」と叫ばれて日本語がわかる人が周りにいたら嫌なので、おっぱいのことは「おっぱ」と呼んでいる。
さらに最近は左側が特に多く出て右側が少ししか出ないので、「右も飲んでみる?」とか「左の方が出るよ。」と言っていたので右、左という言葉は覚えたらしく、
「おっぱー!ひだりぃいいい!」とか「みぎぃいい!」と叫ぶのである。
でも今日はおっぱはあげなかった。すごく泣きまくったけどあげなかった。どうやら、私たちのベッドに来れば飲めると思ってるようだ。
なんとか静かに寝たものの、30分もしないうちにまた泣き始める。
「おっぱー!」「みぎぃい!」
・・・右がいいんか。左の方が出るのに。
そして泣いても無視していたら今度は目が覚めてきたようで、「こーこー」と叫びながら階段の方を指差し、「1階に行きたい」という素振りを見せてきた。
夫は息子はお腹が空いていると思ったらしく、起き上がった。
3時過ぎくらいだった。
ここで1階に行ってご飯あげたらルーティーンがめちゃくちゃになる!と思った私は跳ね起きて息子を抱き、子供の寝室へ。
ドアを閉めて、泣きじゃくる息子に語り続けた。「1階は寝てる。おっぱも寝てる。みんな寝てるから寝ようね。」と。
歌のリクエストを聞くと、今日は「きらきら」だった。きらきら星。「きーらーきーらー」と歌うと「トウィンコートウィンコー」と言ったので「twinkle twinkle」と歌詞を英語にして歌い直した。
それから約40分ちょい、ベビーベッドの上に横になったり座ったり、何度も寝そうになるのに寝なかった。なぜか自分が知っている単語をランダムに言いまくっていた。
ほぼ暗闇な部屋の中で天井に目線をやりながら話されると怖い。いやもっと怖いのは私の方を見ているのに目線が合わず、私の後ろを見ているときだ。
私は怖がりなのか。そうかもしれない。どんな歳になってもゾッとすることはあるもんだ。
話はズレたが、結局寝かしつけながら会話をしつつ、歌いつつ、40分ちょいほどかかって部屋を出た。
「あと3時間くらい寝たら朝だから、3時間は寝てね。」と何度か伝えていたが、結局2時間ちょい後の6時半くらいに起きた。
朝なのでと授乳をしたら、その後少し、1時間ほど眠った、と夫が教えてくれた。私は疲れてその後10時まで眠った。
6日目 変化を感じ始めた日
今日は作戦変更で、お風呂後に夫が寝かしつけを始める前に思う存分おっぱいを飲んでもらった。その方が夜中おっぱいをほしがらないかもしれないと思ったからだ。
夫が寝かしつけを始めて、30分くらいで眠った。今日は抱っこをしていたらベビーベッドを指差しながら「パパ、ファンガウ(寝る、という意味の広東語)」と言ったそうで、ベッドで寝かしつけたという。
夜中一回目は私の番。12時半過ぎに起きたが行って背中をトントンしたらすぐ眠りについた。
だいぶん良くなってきてる気がする。
2回目は3時ごろに起きたそうで夫が行ったらしく、私も続いて見に行ったらしいが全く記憶にない。この時もすぐに眠りについたそうだ。
3回目は6時40分。授乳。そのまま起床。夫が朝ごはんを与えてくれた。
7日目 息子の部屋で寝てみた
この日は日中マッサージを受けたからか、私は眠た過ぎて夕飯中にも関わらず、ベッドへ向かってしまった。
お風呂前に息子は「おっぱい」とやって来たが、私は眠すぎて動けなくて、添い乳をした。
その後息子は9時過ぎに寝たらしい。
1回目に声が聞こえたのが2時過ぎだった。私が行くと、鼻血が出ていた。よく見ると加湿器がオンになっていなかったのでスイッチを押した。
乾燥すると鼻血が出ちゃうし、一回出るとその後数日間は出やすくなってしまう。
鼻血が出たので抱っこをしながら歌を歌いながら拭いた。ちゃんと止まってから横にしたら割とすぐ寝たものの、数分ごとに声を出すので、「今日はここで寝てみようかな。」と私は息子の部屋で寝ることにした。
「子ども部屋で寝てみることで寝てる時の環境がわかるかも。」とも思った。
結局は寝ていれば気づかない程度だけどヒーターの音がうるさい時があったくらいで、加湿器もついていれば特に乾燥し過ぎている感じはしなかった。
で、結局夜7時半に寝た私は寝ようにも眠ることができず、2時間半ほど経って自分のベッドへ移動した。
それから1時間ちょっとして泣き声がした。朝6時15分だったので、授乳し、1日を始めることとした。
8日目 「グッナイ、カーカー。…寝る!」
夜は少し遅くなってしまい、お風呂を終えたのが8時半すぎだった。
夫が寝かしつけを始める前に一度授乳をしようとしたが、息子は20秒くらいでおっぱいから離れた。あまり飲んだ感じはしない。
あまり出てる感じもしない。
「え、もういいの?今日最後のおっぱだよ?」
と聞くも、特に答えることなく絵本を持ってき始めた。
ちなみに朝から夜までの日中は回数は多くはないけどまだまだ授乳するし、欲しがってくる。
「じゃあおっぱにおやすみしよう。おっぱ、おやすみ、おっぱ、グッナイ。」
息子は「〇〇、グッナイ」とか「グッナイ、〇〇」と言う。最近はお風呂のために2階に上がる時、「キラキラ、グッナイ。」と言う。
ちなみに「キラキラ」とはクリスマス関連(主にツリー)のことを指す。
だけどこの時息子は「おっぱ、グッナイ」は言わなかった。絵本を見ながら私の前に座っていた。
「言わないの?」と何度聞いても聞こえないフリ。おっぱいにグッナイは言いたくないのかもしれない。
そして夫と交代したのが9時。
夫は絵本を読んで恒例の「車数え」を始めた。窓の外の道路を通る車5台に「グッナイ、カーカー」と言ったら寝る、というものだ。
コンドに住んでいたときも、夫は寝かしつける前に外の景色を見せていたことがあった。だから外を見ると息子はどこか落ち着くのかもしれない。
「グッナイ、カーカー」は2週間ほど前に始めて、3台目まではとてもハッピーにバイバイするのに、4台目になると泣き出し、5台目になると大泣きしていた。
でも数日前から変わってきて5台目でも泣かず、「ファンガウ(寝る)」と言うようになったらしい。
今日は特に少し遅いから早く寝たかったのかもしれない。
そしてもう一つの大きな変化は、「ベッドに横になる」ことに全く抵抗がなくなったこと。
抵抗がないというのは、夜中目覚めたときにまた横にしてあげれば、割とすぐ寝ついてくれるのだ。授乳するまで大泣きしていた頃とは違う。
この夜、11時過ぎに一度、そして2時過ぎに一度起きたが、どちらも行って背中トントンですぐ眠りに戻ったのである。
抱っこする必要もなし!
おっぱいあげる必要もなし!
やればできるんだ!と感動。
朝は少し早めの5時半すぎに起きた。声が聞こえて行ったらベッドから下りて立っていた。
実はこの日私がコロナワクチン3回目の副反応で気分が悪くて5時前に起きてバタバタしていたので、息子の部屋のドアは少し開けていることもあり、音がして起きてしまったのかもしれない。
朝6時過ぎてから授乳したかったけど、息子の中では「朝」だったようで、この日は少し早めの朝を迎えた。
9日目 子ども部屋で流す音楽も結構重要
今日は朝が早かった割に昼寝は車の中で30分ほどしかしてなかったので、夜7時には眠そうにしていた。
30分ほど早めにお風呂に入れ、おっぱいを差し出したが、10秒も咥えなかった。多分3秒くらいだった。
絵本を読みたかったらしい。
夫に交代したら、絵本を読んで少し遊んでいつもの車数えをやったそうだが、偶然にもたくさん車が通り、「グッナイ、カーカー!ファンガウ(寝る)」と即ベッドを指差したそう。
かなり疲れていたんだろう。
横に寝かせると、息子が最近ハマっている日本の子供たちの人気者、「アンパンマン!」と言ったらしく、夫がアンパンマンに電話したふりをして「アンパンマン、もう寝たって。」と答えると
「バイキンマン!」と言うので、「バイキンマンも寝たよ。」「ドキンちゃん!」「ドキンちゃんも寝たよ。」という会話をしたら即寝たらしい。
12時くらいに小さく「んー!」と聞こえたけど続かなかったので息子の部屋のカメラの映像を見てみた。
何度か寝返りをうっているのが見えた。横向きになったり上向きになったり。泣くかな?と5分くらい見守っていたがとうとう泣かずに自分で眠った。
「よっしゃ!」と思ったが結局30分後に泣き出したので部屋に行った。でも話しかけて背中をトントンするとすぐに眠った。
2回目に泣き声が聞こえて行ったときはベビーベッド内で立っていた。抱っこすると「ここ」と部屋の外を指差すので誘導されるがままに行ったら寝室だった。
メガネをしてないし暗いしで時間がよく分からず、最初は6時過ぎているかと思ったが、一瞬目覚めた夫に時間を確認してもらうと、まだ4時過ぎだった。
なので「まだお休みの時間だね。」と言いながら息子の部屋へと戻り、まだ泣きじゃくる息子をとりあえず横に寝かせてみた。1分ほど泣いていたが、その後スッと静かになり眠った。
そういえばこの2回ともに共通していたのが、息子の部屋のGoogle Home Miniが少し変わった音楽を流していたことだった。
子どものような歌声や楽器の音が入った音楽で、日中に聴けば普通の子ども向けの音楽だと思うが、真夜中に流れると相当奇妙なもので、入って即「Hey, Google, Stop the music」と言わずにはいられなかった(2回とも)。
Google Home MiniはYouTube musicとリンクしていて、最初は子ども向けのリラクシングオルゴール曲を流してもらっているが、私が毎回リクエストするチャンネルが約2時間のチャンネルで、その後の関連音楽で歌声付きの音楽が流れてしまっていたらしい。関連だったらせめてオルゴール曲関連にしてよぉ。笑
ちょっと目が覚めてあの音楽が聞こえたら眠れなくなっちゃうだろう。
明日からRelaxing Toddler music boxでリクエストするのをやめて変えてみよう。以前流していたリラックスジブリ系にしてみようかな。
とりあえず、寝室の音楽も子どもの眠りに影響するんだろうなってことを言いたいわけである。
その後起きたのは6時半くらい。夫が行ったが「ママ、マーマー!」と叫ぶので私が行き、授乳した。
その後そのまま起きた。
10日目 アンパンマンへの電話
今日の昼寝は1時間。
夕食後、おっぱいを欲しがったので授乳していると、眠りそうな素振りを見せた。
目がだんだん閉じていくので、「眠たい?」と聞くと目をうっすら開きながら笑う、というのを数回繰り返し、
「きれいになって寝ようか。お風呂と、歯磨き。」
すると理解したようにおっぱいから離れ、2階へと向かい始めた。
夫が出かけていてお風呂までには帰る予定だったが、予定より早めの7時半前だったので、私がお風呂に入れることにした。
お風呂を終え着替え等済ませ、部屋で絵本を読んでいると夫が帰宅。
息子が自分から「ファンガウ(寝る)」と言いながらベッドに上がろうとしたところで夫が部屋に入って来たため、上がるのをやめた。
そして今日は寝る前におっぱいを飲んでおきたかったらしく、さっき飲んだばかりなのにまた欲しがり、久しぶりに寝る前にいい飲みっぷりを披露してくれた。
私もここにいるし、せっかくなので今日は夫の寝かしつけを部屋の片隅から見ることにした。
まず、紹介しておきたいのがこのプラスチックの水入れ。
水で落書きできるマットについていた付属品なのだが、息子はこれを「フォン」と呼んで耳に当て、電話をするまねをする。
ベースメントに置いていたのに、ある日セットの中からこれだけ2階まで持ってきた。
夫はこれに自分のスマホから電話をかけるフリをした。
あとは【9日目】で書いた通り。昨日は少し順番が違ったらしく、本来なら先にこの一連をしてから電気を消し、外を通る車を数えるらしい。
私は部屋の隅で無と一体化し(たつもり)、見守った。
夫曰く車数えの1台目ですぐに「ファンガウ(寝る)」と言うときは早く眠りたいとき(割とすぐに眠ってくれるとき)らしい。
今日も1台目で即言っていたが、なんとか5台目まで待ち、ベッドに寝かせていた。
寝かせて5分しないうちに寝た。マジックを見た気がした。
今日は少し暖かかった(と言っても-16度)ので久しぶりに公園まで歩かせ、公園でも歩きまわっていたので、結構疲れていたのかもしれない。
夜中は1時半頃、声が聞こえて夫が行くと、ベッドから下りて床に座っていたらしい。
「マーマー」と泣くので駆けつけて交代。抱っこでも泣き止まなかったがとりあえずベッドに寝かせ、泣くのを止めるまで待ってみることに。
3分か5分かで泣き止み、眠ろうと頑張っていた。その間私もすごく眠くて、ベッドガードに頭を置いていつのまにか眠っていた。ガクンと頭がズレ落ちて気づいて、少しして寝室に戻った。
2回目は3時過ぎ。夫が行き、泣き続けることはなかったがすぐ起きそうな感じがした、と1時間くらい息子の部屋で寝たそう。
そして5時40分頃にまた起きた。私が行くと、ベッドの中で立って泣いていた。何度横にしても立ち上がるので、これはもう起きたいのかな?と思い、少し早いが授乳をすることにした。
すごい飲みっぷりだった。お腹が空いていたのかもしれない。
飲み終えて私の脚からスルリと降りようとしたが阻止し、横抱きしてみると、「ベッド」と発したのでベビーベッド内に横にしてあげると寝始めた。起きるかと思っていたから驚いた。
その後7時半に「ママ、ママ」と呼ばれたので行ってみると、ベッドから下りて部屋の中で立っていた。
11日目 ここに来て親ベッド+添い乳
今日はお昼寝をなかなかせず、やっと寝たと思ったら午後3時半で、それから6時前まで寝た。
起きた後超ごきげんだったが、長くそして遅めのお昼寝だったので、夜を心配した。少し遅めの8時半くらいにお風呂に入れようと思っていたが、8時過ぎに息子が「おてて」とパパママ両方と手を繋ぎ、そのまま2階へ向かった。
「お風呂入りたいの?」と聞くと、「うん」と言った。
この日はお風呂後から寝るまで1時間ちょっとかかり、9時40分頃に寝た。
夜11時半くらいに一度起きたがすぐまた眠った。
3時過ぎに起きたときは寝る気なし。横にしてもすぐ立ち上がってしまう。
なーぜー
T_T
私も超眠かったので、仕方なく親ベッドへ。そして仕方なく添い乳。
はぁ( ;∀;)
ここに来て親ベッド+授乳っスか。
でも気づいたのはやはり、親のベッドに来る=おっぱいが飲めると思っているということ。
最初はやらなかったのだが泣き止まずにゴロンゴロンしてて、やることとなってしまったわけです。
でも眠さには勝てないんですよ。
レム睡眠中に起きてくれたらまだパッと目が覚めるかもしれないのに。
そうはうまくはいかないんでござる。
ちなみにその後は朝7時半まで寝ていた。
12日目 感無量とはこのことか
実は2ヶ月くらい前から、週一ペースで家族皆でお風呂に入るようになった。この日も皆でお風呂に入り、夫が寝かしつけをした。
お風呂後に少し遊んで、ベッドに横になってからは20分ほどかかって眠ったらしい。お風呂に少し長く入ったのですぐには眠れないかもと思ったが、そんなに時間はかからなかった。
この日はお昼に外に遊びに行ったから体力を消耗したんだと思う。気温-13度くらいだったかな。雪の上をズボズボと、とても楽しそうに歩き回った。
8時40分頃に寝て、10時半くらいに一度声がした。行ってトントンするとすぐに寝入ったがまたすぐ起きた。息子はベッドの上に敷いた掛け布団の上で横になって寝るのが好きなのだが、その掛け布団がまっすぐきれいになっておらず、寝心地が悪そうだったので抱き上げてきれいに戻してから寝かせると、そのまますぐ眠り始めた。
夜中、「ママ!」と呼ぶ声で起きた。結構サッと起きれたから、もしかしたらレム睡眠中だったのかなと思いつつ息子の部屋に向かった。行くとまだ息子はベッドに横になったままで、覗き込むと私を見てにっこり笑った。「おっぱ!」と言ってきたが時間が分からず、3時か4時くらいだと思ったので「おっぱはまだ寝てるよ〜」と返した。
でも息子も目が覚めてておっぱいもせがまれるのでGoogle home miniに時刻を尋ねてみると、6時15分という答えが返ってきた。
感無量だった。10時半くらいに一度は起きたものの、それから全く泣くことなく朝まで寝たのは、月齢が超若い頃にほんの数回あったか、、いや、もしかしたらなかったかもしれない。
妊娠中期でかゆみに襲われてからよく眠れず、後期ではお腹が重くて苦しくてよく眠れなかったから、夜にちゃんと眠れたのは本当に久しぶりすぎる感じがする。
だからサッと起きれたのか。
嬉しくて即おっぱいを差し出した。「ひだり」と言うので左の方を。左の方がよく出るからね。
その後、そのまま1階へ。朝ごはんを食べて新しい一日の始まりを迎えた。
13日目 100%眠ってない状態で部屋を出てみる
夜8時10分にお風呂へ向かった。「お風呂行こう」と言うと自分で階段の方へ向かい上りだした。
13日前には起きなかったことである。
お風呂を終えたのが8時30分だった。そして寝かしつけを終えた夫は9時には部屋から出てきた。
「絵本何冊か読んで、アンパンマンに電話したらもうすでに寝たがってた。車も1台数えて「ファンガウ(寝る)」って言ったからベッドに寝かせて、今実は100%は寝てない状態で出てきたんだ。いなくても眠れるかな、どうかな、って思って。」
5分ほどしてカメラの映像をチェックしたら寝ているようだった。
今日はお昼寝のあと、気温が0度くらいまで上がり暖かかったので公園に遊びに行った。たくさん遊んだので疲れていたのかもしれないが、これまでだったら100%寝入ってないのに離れたら泣くのが普通だった。
夜中については、昼に鼻血が出たので出やすくなっていたようで、鼻血が出てしまったことで2時頃に起きて大泣きした。
割とすぐ止まり、止まると即静かになり目を閉じたが「おっぱ」とだけ言ったので授乳することにした。鼻血が出ると気持ち悪そうだから、授乳する。
もし鼻血が出なかったら泣かなかったと思う。
次に起きたのは朝6時過ぎだった。
13日間での変化
というわけで、記録していた13日間の様子をシェアしましたが、じゃあこの13日間で何がどう変わったか、というところをまとめると以下となります。
★「お風呂の時間」というと自ら2階のバスルームへ向かい始めることが多くなった(多くなったというだけで、嫌がることもある)
→以前は嫌がったり泣いていた。
★寝かしつけ時、「ファンガウ(広東語で「寝る」)」と言って自らベッドに這い上がって横になる
→以前はベッドの上に行っても座ったり立ったり、下りてきたがったり、動いていることが多かった
★夜中に起きても大体の場合そばに行くだけで安心してすぐまた眠ることができることが多くなった(そうじゃないこともある)
→以前は一度起きると授乳するまで泣いていた
★寝かしつけたあと夜中に起きる回数が1回になった
→以前は最低2回。日によっては3、4回、それ以上起きることも。
★朝6時〜7時の間に目覚めるようになった
→以前は7時〜8時の間に起きることが多かった
★私の眠りが良くなった
→以前は夜中に何度も起き、さらに息子と猫に挟まれ窮屈でよく眠れなかった
最後に 約2週間のチャレンジの感想と、1か月後の様子
この約2週間のチャレンジは、明らかに息子に変化をもたらしました。
生後9ヶ月でのネントレと比べると意外とそこまで大変ではなく、割とすんなり夜間断乳を理解してくれたと思います。
そして驚いたのは、夜中の様子が変わるだけでなく寝かしつけ時まで変化が現れたこと。
これは予測していなかったのですが、今回「夜間断乳」という形で、再度お風呂後のルーティーンからしっかりさせたことによるものだったのかもしれません。
ただ、夜間断乳には成功しましたが、
その後夜中の目覚めが100%なくなったかというとそうではなくて、
夜中に1回だけ起きた時間が5時半と微妙な時間だったり、2回起きちゃうことも稀にあります。
夜間断乳は達成できたし、夜中の目覚めも減ったので良しとする(ポジティブ)。
そしてここからは追記ですが、開始後1か月ちょっと経った現在までで夜中に一回も起きなかったのは2回だけ。大体1回起きるのが普通で、稀に2回起きてしまうこともある、という感じです。
その起きる1回は大体3時頃で、私が寝ているベッドの横まで歩いてやってきます。真っ暗だと危ないので、子ども部屋から私たちの寝室までの通路にはセンサーライトを設置し、通ると明かりが点くようにしています。
でも親のベッドで一緒に寝たいわけではないようで、「自分のベッドで寝るからちょっと一緒にいて。」という感じ。眠気に負けて親ベッドで寝せようとしても(おい(‘ω’)ノ)下りたがり、結局は息子のベッドまで連れていかれます。
というわけで、一晩中寝てくれることは少ないですが、以前よりも本当にだいぶんよくなりました。
そしてやはり大事なのは、今後も続けていくことですね。
それでは、ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。
何かしら参考になっていれば嬉しいです。
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