香港人夫との育児 息子、初の春節(旧正月)で利是(お年玉)を貰う

カナダで育児

こんにちは。
知ってる方も知らない方も、私の夫は香港生まれです。

と言ってもそんなに香港とか中国文化にこだわる感じではありません。私も日本文化に特にこだわるタイプでもないので、お互いに住んでいる場所(カナダ)の文化を一番にしている感じです(イベントとか料理とか)。

だけど、やはり春節(旧正月)だけは違って、これは盛大にとは言わずとも必ず祝います。

特にこの時期はトロントに住む夫の両親と叔母、私の息子と、そして私の誕生日もあり、お祝いだらけ。

コロナがなければトロントでお祝いしていたことでしょう。

そう、トロントで、中華料理屋さんに行き丸いテーブルを囲んで中華料理を堪能してたはずなんですけど、

今年はそうもいかないのでお家でお祝い。今日はそんなお家でひっそり祝った2021年の春節のお話with baby。

中華料理をテイクアウト

さて、普通であれば年末の夜にお祝いディナーをするものですが、木曜日の夜よりも金曜日の夜に祝った方が都合がいいので(テキトー感)、新年の夜にお祝いすることに。

ディナーを中華料理屋さんからテイクアウト。

中国の春節 旧正月を祝う

それぞれの料理に意味があるそうです。日本のおせちみたいな感じですね。

せっかくなので息子には中華っぽくチャーハンを作りました。

チャーハンと言ってもレシピにそう書かれていただけで、実際は細かく切った野菜を炒めてbasmati米と一緒に炊き、そこに炒めた卵を混ぜる感じ。

なかなかおいしくできて、うまそうに食べてくれました。

0歳児のお年玉事情

お正月と言えばお年玉(そうなのか?)!

日本じゃ0歳の赤ちゃんにはあげることは少ないようですが、中国文化ではあげるみたい(家にもよるかも?)です。

決まって赤い袋に入れるのですが、息子ももらいました。

聞くと、夫の家庭では春節の前日に受け取り、10日ほどは中身を確認しないんだとか。

私なんてお年玉は受け取った日には開けてたなー。

あげ方も日本だったら(ウチの場合は)「はい、お年玉、大事に使うんだよ〜。」みたいな感じでしたが、

夫はそこに一言、「健康でいてね。」という願いも付け加えていました。

香港人が言う「あけましておめでとう」は

私の周りでは「恭喜發財」がダントツで多く、その後に「身體健康」と続きます。

「お金増えるといーね!」といかにも香港人らしい挨拶と、お互いの健康を願う気持ちがセットになっています。

一般的には「新年快楽」も言うようですし、他にも色々な言い方があるそう。

まあ、そういうわけで息子にも健康を願いながら利是(お年玉)を渡していました。

息子はとても嬉しそうに赤い封筒をフリフリし、「イエイエイエイ」「イエイエイエイ」と叫んでいました。

その動画を見た夫の父は、

「イエイエって呼んでくれた!」と喜んだそう。

なぜなら広東語では「イエイエ=父方の祖父の呼び方」だから。

皆それぞれ好きなように解釈してて平和です。

ちなみに息子、お金のことはまだわからないのに夫の家族からe-transferで結構な額を貰ったので今のところは貯金に回しておきます。

会って貰えないのが残念ですが、それもまた思い出。こういうこともあったね、と話せる日々が来ることでしょう。

というわけで、息子初の春節でした。

ちなみに2021年1月1日(日本のお正月)ではお年玉はあげていません。ていうか日本と中国のお正月両方でお年玉をあげていいものなのか?

まあ、母方と父方で分けてあげればいいのかな?

余談

最近はカナダでもHappy lunar new yearとか言って中国人じゃなくても春節のことを知ってる方がたくさん。

さらにyear of the oxなんても書かれているので、干支の年まで知ってる方も多いみたい。

夫の上司は今年、自分の干支が何なのかと運勢を夫に聞いてきたそうです。

普段仕事では年齢の話なんてしないので、夫は生年月日を教えてもらって初めて上司の年齢を知ったようで、

「この歳までに現在の上司の地位につけるかなー。」と言ってました。

「それかクビになってるかも~。」とも言ってました。

ちなみに私は日本での干支と中国での干支が違うので、とりあえず運勢を見る場合は結果がいい方を信じることにしてます。

それでは、皆さま良いお年を。

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