1歳児との飛行機 カナダでレッドアイ(夜中出発朝方到着便)に乗った話

カナダで育児

ついに、1歳7ヶ月の子どもを連れてレッドアイに乗る日が来た。

レッドアイって言うとなんだかかっこよくて、知らない人は「え?なになに!?」となるかもしれないけど、

西から東へ飛ぶ夜中発朝方到着の飛行機のことを指します。

飛行機の中で寝る前提で乗るから、夜行バスの空バージョンみたいな感じかな。

でも飛行機の中では寝ても寝た気しないし、疲れて赤い目での到着になるから、レッドアイと呼ばれているようです。

そのレッドアイに今回1歳児を連れて乗ることに。

これはもう、吉と出るか凶と出るか、賭けと言っても過言ではありません。

だって周り皆寝てるじゃん?
子どもが寝てくれたら吉。
眠れなくて泣き続けたら凶なわけです。

泣き続けたら文句を言ってくる方もいるみたい~_~;

カルガリー→トロントへの約3.5時間の夜中のフライト。

実は今回初めて猫も連れて飛行機に乗って行くことにしたので、初飛行機組が一人と一匹いる状態での空の旅。色んな意味でドキドキの塊。

さて、どうなったか。

今回は

カップル
あなた

1歳児との夜中のフライトどうだった?
保安検査場どうだった?ベビーフードは引っかかる?

機内持ち込みバッグに何入れた?

というところが気になる方向けの体験談となっています。

始まり、始まり〜!

●ちなみに●2歳未満は席を取らずに抱っこすることが可能でその場合は無料(今回はWestjetのカナダ国内線を利用)。現在2歳未満ということもあり、無料で息子を連れて行きました。

飛行機に乗る日の一日

今夜は息子初の飛行機。そしてレッドアイ。

どれだけ息子を疲れさせることができるか。そう、朝から勝負は始まるのだ。

飛行機は夜中の12時を過ぎてから出発する便なので正確にいえば出発前日の過ごし方となるが、

その日は朝からお友達と公園で思い切り遊ばせた。肌寒かったのでさらに体力を消耗したことだろう。

そういうわけで帰宅後の昼前に1時間ほどお昼寝。なんと普段より30分ほど短い。いい調子。

日中はできるだけ動かせて疲れさせ、夜はご飯を食べてお風呂に入れて、早めに出発。

とりあえず、日中に疲れさせるという目標は果たせたと思う。

カルガリーの空港にて

空港までの車の中でぐっすり寝た息子だが、アンブレラ型ベビーカーに乗せたらうとうとしつつも眠らない。

でも、今は眠らなくていい。あとでぐっすり眠ってもらえたらそれでいいのだ。

夜の空港だし人は多くはないが、全然いないわけでもない。でも小さい子どもはなかなか見かけない。

チェックインでベビーカーにタグをつけてもらう。「飛行機の入り口近くに置いてスタッフに一言声かけてくださいね。」と説明を受け、その後夜中ということもあり一箇所しか開いていない保安検査場へ。

保安検査場へ

プライオリティ(優先ゲート)に通され列に並び、いざ!

夫は猫、私は息子担当。

猫の場合は猫を抱えてゲートをくぐるように言われ、その後手をほわほわしたものでチェックされる。(猫が逃げる可能性が高い場合は出さなくてもいいような言い方をされた。)

1歳7ヶ月の息子の場合、ベビーカーはスタッフに預けてポケット内含めくまなくチェックされ

子どもは頭や手足をカバーするものがあれば全部見えるように出し、抱いてゲートをくぐった

ゲートを通ってすぐ息子はベビーカーに戻るのを嫌がって泣き出したが、どうにもこうにも乗せないと次に進めないので半ば強制的にベビーカーに座らせることになった。

多分今までで一番素早くベビーカーに息子を座らせようとしたと思う。

と言っても素早く「座らせようとした」だけであって、実際には少し手こずった。

後ろにすでにゲートを潜った人が2人待っていた。

パック類の液状のベビーフードはカバンから出してトレイに出すように言われるが、

ここで水の入った子供用のボトルのことをすっかり忘れていて出し忘れていて引っかかった。

※帰りの飛行機では水ボトルを出していても引っかかった。ベビーフードは別にテストする必要があるので必ず引っかかるようだ。ちなみに子ども用の水ボトルの水は捨てられずに持ち込めた。

そんなこんなでセキュリティをクリアした。イエーイ!

ゲートへ

息子は一度ベビーカーに座らせたもののその後泣き止まないので夫が抱っこすることに。

やっぱね、抱っこが一番ですよね。
それか「歩けるんだから歩かせろ〜!」って感じですかね。

飛行機の中では寒く感じることが多いので厚着してきたけど、空港内は暖かいし、バックパックに猫のキャリーを持ってベビーカー押したらもう汗だく。

なぜヒートテックを着た私!(ToT)

動く床を周りに合わせて早足で歩き終えて後ろを見ると、遠くに動く床に流れを身を任せている夫の姿が。

「早歩きしても暑くなるだけだよー。」

∑(゚Д゚)

…確かにね。早く来たし急ぐ必要はないよね。

息子は移動中に初めて飛行機を見て目がキラキラ。意味のある言葉と理解不能な言葉を混ぜこぜで発していた。

「あれはなんじゃ!見たことないぞ!」てか。

空飛んでたの見たことあるけどね。
絵でも見たことあるけどね。

でもやっぱ実物を近くで見ると迫力あるよね。

ゲートにて

夜の空港ってものすごく静か。
そんな中息子の発する言葉が響き渡る。

叫んでいるわけでもないのに。
響くぅーーーー(T-T)

無駄に響かなくていいのに。
響くぅーーーー(T-T)

でも少しすると私も夫も吹っ切れて、

「これから座っていないといけないしできたら眠って欲しいし」で少しの間歩き回らせた。

ファミリートイレへ

飛行機の中でおむつが原因で泣かれるのだけは嫌だった。

3.5時間くらいだし、できたら飛行機内でトイレに行くのは避けたい。

そこで搭乗前におむつを交換することにした。

多目的トイレへ行った。
実は外で息子のおむつ替えをするのは今回が初めてだった。いかにもコロナベイビーって感じだな。

空港内にはハンドサニタイザーが点々と置かれていたが、トイレ内にはなかった。そしてあろうことか私は消毒液も消毒液の入ったワイプもおむつ用の小さいバッグには入れていなかった。

ただラッキーなことに、おむつ替え用の台はシンクの横が長くなった形だったため、手拭き用の紙に石鹸を数滴垂らして拭くことができた。もちろん片手で息子は抱いたまま。

夜中に空港の多目的トイレでシンク横のおむつ台を片手で掃除する私。

大変な作業だった。ヒートテックインナーがそこに追い打ちをかけた。暑い。私は何をやっているんだろう。

夫がいれば違っただろうけど、夫は猫と荷物の見張り番でそばにいなかった。

あぁ、消毒用ワイプを持っていればササっと済んだものを。

そして息子はカバーオール系の厚めのフード付きの全身を包み込むような服を着ていたので、おむつ替えも一苦労。心地いいかなと思って着せていたけど、トイレに来る前に脱がせてくるべきだった。

おむつ台に立たせて、おむつ交換。そして服は立たせた状態では着せきれず。腕だけ通してトイレを後にし、夫の協力を得ながら無事着せることができた。

ふぅー

いざ、搭乗

搭乗はプレミアムメンバーの方たちからで、その後だった。

「5歳未満の子供またはペットをお連れの方」

はい!どちらも当てはまります!

息子は2歳未満で席を取っておらず、IDは見せる必要がなかった。

ベビーカーは畳んで飛行機の入り口付近に置き、フライトアテンダントにその旨を伝えた。

飛行機内にて

三列の私は窓側、夫は真ん中の席に座った。

そして席に着くとすぐ私に抱かれた息子がわーわー言いだした。

わーわー言う中フライトアテンダントさんが来て説明をしてくれたが息子の声とマスクとで私にはところどころしか聞こえなかったが

離着陸時には子どもの首元をしっかり支えること、あとは非常口の場所や、後ろのトイレにはおむつ替え台があるということ、水が必要な時はここの呼び出しボタンを押して〜という旨の説明だった。

説明後、バッグから授乳カバーのためのswaddle blanketを取り出す間、夫が息子を抱っこするとすぐに泣き止み、飛行機が動く前にはパパと向き合いしがみついた状態で眠り始めた。

通路側には優しい感じの男の人がやってきた。「迷惑かけたらごめんなさい。」と言うと「全然大丈夫!」と言ってくれた。

笑顔が素敵な方だった。

「パパの方がお腹が柔らかくて気持ちいいのか?ならパパが窓際に座ればよかったよね。」と思ったが、後々ママの方にやってきたので、やはり私が窓際でよかったと思うこととなる。

ついに離陸の時がきた。息子はすでに夢の中。期待通りに寝てくれた。心の中でガッツポーズをする。

離陸して15分くらいして、もぞもぞと動いた。私が横向きに抱っこするとすぐまた眠り始めた。

それからはもうママの上でぐっすり。途中頭を支えていた左手が痛くなってきたので、首用クッションを手の下に入れるとちょうどよかった。

あと1時間半、というところで軽く唸り出したので、このタイミングでパパの方に、と思ったがダメだった。

うるさくなる前におっぱいをあげるとまた眠った。

おっぱいがいまだにcomfort(安らぐためのもの)になっているのが悩みなのだが、この時だけは「はいどうぞー!」と快く差し出した。

だけど息子が寝てくれるのはとてもいいことなのだが、私はというと全く眠れない。

色んな緊張で眠れないし、深く眠ってしまったら落としちゃいそうだし。

あと1時間くらい、というところでビッグムーブ!

寝返りがしたかったようだけどできず、それでわーわーと泣き始めた。

力が強く、反り返ったり蹴ったりでどうしようもない感じ。

どうしようもないのでやはりおっぱいを捧げてみるが、嫌がった。

バッグの中には本やらおもちゃやら食べ物もあったが、半眠り状態では出しても効果がないということは想像できる。

おっぱい以上のものは持ち合わせてはいないので、とにかくひっつけと私も必死。

で、ひっついた。

ごくごくというか、ちゅーちゅーというか。

私は飛行機内でトイレに行きたくなくて摂取する水分を最小限に抑えてたから、おっぱいもすっからかんだったかもしれないけど。

そんなこんなでまた眠りにつき、着陸するまでそのまま寝てくれた。

つまり、息子は離着陸を知らないまま目的地に着いたわけだ。

なかなか寝付けなかった他の子ども

実は私の真後ろに息子より月齢が少し若めの男の子がいたのだが、この子は1時間くらい(いや、もっとかも?)泣いていた。

泣き声で息子が起きてしまわないか不安だったが、息子はぐっすり寝てくれた。

後ろから席を蹴られるたび、心の中で「お母さん私は大丈夫だから気にしないで」と叫んだ。多分お母さんはそこまで気にしてなかっただろうけど。

真夜中のフライト、レッドアイでも眠れない子は眠れないようだ。

まあ、いつもと環境が違うわけだから仕方ないよね。

機内持ち込みバッグに入れたもの・実際に使ったもの

計画では私が窓側に座り猫は夫の足元に置く予定だったけれど、猫のキャリーが真ん中席だと前の座席の下に入らず…

私の足元に猫のキャリー、夫の足元に私のバッグを置いたが、息子を抱いた状態では何も取り出せないし、夫が息子を抱っこすると手を入れるスペースがほとんどなくなり取り出すのが難しい。

さらにポケットが多くて超便利なママ用バッグだが、逆にどこに何を入れたか忘れてしまうという。。。

機内持ち込みバッグに入れたものとしては

  • スワドルブランケット(授乳隠し用)
  • おむつ、おむつ替えパッド、お尻拭き
  • 子ども用首用クッション(私の腕の下へ)
  • 着替え
  • ビブ、ベビーフード、クラッカー
  • ハンドサニタイザー
  • 水ボトル
  • ごみ袋
  • タオル
  • トイレットペーパー(鼻血が出た時用)
  • 本・おもちゃ
  • 子ども用マスク
  • 薬や絆創膏など
  • 抱っこ紐

うち、実際に使った物は

  • おむつ替え関連一式(搭乗前)
  • スワドルブランケット(授乳用)
  • 子ども用首用クッション(息子の頭を支える私の手の下用)
  • 抱っこ紐(到着後空港内移動で)

だけ。

これだけで良かったのか〜!と思ったけど、寝てくれない場合の時のために、必要以上に入れておくことは大事だし、安心かと。

スマホに子どもの好きな動画を事前にダウンロードして、見せられるようにしておくと良し◎

トロントの空港に到着

空港に着いてから飛行機を降りてすぐのところでベビーカーを受け取ったが、息子はまだ眠たかったようで抱っこがよかったらしく、ベビーカーを嫌がった。

でも抱っこで移動するのも大変。

そういうわけで、出発間際に「念のため」でバッグに入れた抱っこ紐を使うことに。

最近はもうずっと出番がなかったし、今回の旅でも「ベビーカーがあるから必要ない」と思っていただけに、使用することになって驚いた。

飛行機出てすぐから迎えに来てくれた義姉の車までの間かなり役に立ったので、やはり抱っこ紐というのは旅には必須のもののようだ。

何はともあれ無事到着。ふぅ。

最後に -レッドアイっておすすめ?

というわけで長くなりましたが夜中便フライトの体験談でした。

期待していた通り息子は飛行機の中では割とぐっすり眠ってくれたので良かったですが、1歳児とのレッドアイフライトをおすすめするかどうかというとしません

なぜなら子どもは眠れても抱いている親は眠れないから。つまり、徹夜状態となるわけです。

実際、私は夫の両親のおうちに着いたあとすぐは徹夜明けで頭が逆にさえている状態になっていましたが、その後朝7時くらいから昼の2時までぐっすり。

息子は正午、夫は朝10時まで眠っていました。

これによりカルガリーとトロントではたった2時間の時差のはずなのに、それより多くの時差を自分に与えてしまったようになっていまいました。

ちなみに猫にとっても真っ暗闇の中にいるよりは明るい昼間の便で飛行機内が少しでも見える状態の方が良かったんじゃないかと。

だから夜中便フライトはあまりおすすめしません。まあ、子どもにもよるかもしれませんけどね。

日中飛行機内でめちゃくちゃ動き回る子だったら夜中便の方がいいこともあるかもしれません。

でもたったの3.5時間でも大変だったのに、日本に行くとなったらどうなるんだろう(@_@;)コロナで一人で子ども連れて日本に行く方もちらほらいるようで、本当にすごいなと思います。

では今回はこのへんで。

おまけ 帰路はどうだった?

帰路はお昼の便でした。

チェックインカウンターで、「3列の両端に2人を配置して、間に子どもを座らせるようにしておくわ。もちろん離着陸時には抱えておかないといけないけどね。」と言われました。

つまり、3列シートで3列使えるというわけです。やった!

これがかなり助かりました。

息子は約4時間のフライトの2時間は私の腕で眠り、残りの2時間はほぼ真ん中に座っていました。本やおもちゃ、そしてお菓子を食べて、ほとんど上機嫌で笑顔で過ごしてくれました。

途中歌ったり笑い声を出したりして少しうるさくすることも少しありましたが、泣き声よりはいいかな、と。

外を見たいときは窓側にいる私の上に来て外を見て、着陸時はずーっと外を見ていました。

反対側の3列シートには9か月になる子どもがいました。飛行機内でも使えるチャイルドシート(この場合2歳未満でも席代を払う)に寝かせていましたが、起きてからは泣くこともしばしば。

ご両親から「行儀がよいですね。」と言われるほど息子は上機嫌で過ごせました。

猫にとっても外が明るくて見える方が安心するのか、それとも2度目なのでわかっていたのか、帰りはおしっこをすることもありませんでした。

何はともあれ、やはり、親だけの2席と、子どもも自分で座れる3席じゃかなり気分が違います。2歳未満で無料だと抱っこで過ごしたくもなりますが、2席でも平気なのは月齢が若い子に限るかもしれません。

動き回れるようになったら、距離にもよりますが子どもの席も取った方が気分的に楽だと思います。そして子どもにとっても、自分で座っていた方が抱っこされているよりも楽だと感じました。そのためあと一度1歳のうちに飛行機に乗る予定ですが、今度は席を取ることにしました。

日中だったこと、そして3席だったことで、行きのレッドアイに比べて疲れもなく帰宅できました。

と、まあ、帰路はこんな感じでした。

では、また。

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