カナダ アルバータ州で子どもの出生証明書(Birth Certificate)申請しました

カナダ 子どもの出生証明書申請方法 カナダで育児

カナダで出産し、子どものカナダのパスポートを作る場合、出生証明書の原本が必要です(原本は戻ってきます)。

それ以外でも、日本に出生届を出す際に医師作成の出生証明書がない場合州の出生証明書の原本を提出しないといけません(こちらは原本は提出となり戻ってきません。)

というわけでなんだかんだで割と早いうちに必要になる出生証明書。ただし、早いうちと言っても病院で出生登録をしてから1か月ほどしてからがよいです。それより早く申請しようとしてもデータがまだ登録・または反映されていない可能性があり申請できないことがあります。

Rin
Rin

3週間くらいでとりあえず聞きにRegistryに行ったら「生後1か月過ぎてからこれ記入して持って来て~」と申請書を渡されました。

今回はアルバータ州での取得方法を私の経験を含めてまとめます。

Birth certificateの種類

出生証明書には3種類あります。

  • 1. Birth certificate with personal information only(個人の情報のみ)
  • 2. Birth certificate with personal information and parentage(個人の情報+両親の情報)
  • 3. Photocopy of a registration of birth(出生時の登録書のコピー)

どれを申請しても料金は同じようですが、特に特記がない限り、両親の情報が載っている2番を申請しておくと間違いないと思います。

1. Birth certificate with personal information only

両親の情報はなく、個人の情報のみが記載されています。日本で言う戸籍抄本のような感じですかね。

  • フルネーム
  • 出生日
  • 出生地
  • 性別
  • 登録番号
  • 登録日
  • 発行日

2. Birth certificate with personal information and parentage

こちらは両親の氏名と出生地も載っているもの。戸籍謄本のような感じでしょうか。カナダのパスポート申請用にはこれを持っておくといいです。

  • フルネーム
  • 出生日
  • 出生地
  • 性別
  • 両親の氏名
  • 両親の出生地
  • 登録番号
  • 登録日
  • 発行日

3. Photocopy of a registration of birth

出生登録をする際の用紙のコピー。

  • フルネーム
  • 出生日
  • 出生地
  • 性別
  • 両親の氏名
  • 両親の出生地
  • 登録番号
  • 登録日
  • 発行日

これが必要な場合は指定があるはず。身分を証明するものとはなりません。

申請の条件

まず、子どもの出生情報がBirth Recordに登録してある必要があります。

Birth Recordへの登録は病院で出産した場合、登録書に記入をしていたかと思います。していない場合はオンラインからも登録できるようです。一年以内にしないと面倒そうなのですぐしましょう。

申請者の条件はいくつかありますが、出産した場合の子どもの出生証明書に焦点を絞ると、

子どものBirth Recordに載っている両親の名前と一致する者

となります。

子どもが自分で申請する場合、12歳以上であれば本人が申請可能。12歳未満であれば保護者の同意書が必要です。

詳細は州のウェブサイトでご確認を。

申請に必要なもの

申請には

  • 申請書 – Application for Birth Documents
  • 申請者のIDが確認できるもの
  • 申請料

が必要です。

次に詳しく説明します。

Application for Birth Documentsの記入方法

申請書はRegistryでもらうか、アルバータ州のこちらのページのHow to applyの部分にあるリンクからダウンロードしましょう。

記入は簡単。

・ELIGIBLE APPLICANT’S INFORMATION部分には申請者の情報を記入(母が申請する場合は母の情報)
・ALTERNATIVE MAILING ADDRESS IF DIFFERENT FROM ABOVE 郵送用住所が上に記入したものと違う場合のみ記入
・TYPE OF DOCUMENTには今回受け取りたい出生証明書のタイプの部分に何部必要かを記入。
・BIRTH DETAILSに子どもの情報を記入。

自分が子供のために申請する場合で身分証明書がある場合、記入はここまでです。

申請者のIDが確認できるもの

パスポートや、州の運転免許証またはIDカードなど国や州に発行されたもので、顔写真、フルネーム、登録番号が入っているものを持参しましょう。

有効期限がない場合は過去5年以内に発行されたものでなければいけません。

IDがない場合の申請についてはここでの説明は省きます。こちらでご確認ください。

申請料

申請料はGovernment feeが一通につき20ドル、それに加えて手続き料金がかかるとあります。これについてはRegistryやAMAなど場所によって料金が異なります。

私が申請したRegistryでは申請一回につき25ドルでした。「一通につき」ではありません。複数必要なのがわかっている場合は複数申請するといいでしょう。

Registryへ

Registryに行き、申請書を渡してIDが確認できるものを提示します。近くのRegistryの場所がわからない場合はこちらで検索しましょう。

Birth Recordの両親の名前と一致することが確認されると、手続き開始。

開始と言っても申請者はただ待つだけなんですけどね。

最後に料金を支払いますが、確かクレジットカードだと2ドルか3ドルかかかるということでデビットカードで支払いをしました。

郵便で家に届く

申請後、記入ミス等がなければ3営業日以内にVital Statisticsに申請情報が送られます。

うる覚えですが申請から一週間くらいでBirth certificateがおうちに届いたと思います。思っていたよりも早かったです。

まとめ

というわけでカナダ、アルバータ州での子どもの出生証明書の申請方法でした。

2通以上必要なことがわかっている場合は計画的に申請を。

ではでは。

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