その日は割と突然やってきました。
息子がお座りしたのです。
「お、お、できるかー?できたー!」みたいな感じ。
でも、まだまだ最初は腰がしっかりしていないせいか、後ろに倒れちゃう。
ゴンッと。
構えてても不意打ちで倒れちゃうんです。
フローリングだけでなくプレイマットの上でもゴンっと音がするし、最初の頃は倒れて泣いてました。
そこで心配した夫がベビー用のヘルメットを注文。
ヘルメットと言っても布製で柔らかいものです。
今回はベビーヘルメットは必要かについて私が思うところと使っているヘルメットの紹介と感想、どの時期に重宝したかについても書いているので、購入を検討中の方の参考になればと思います。
ベビーヘルメットは必要か
ベビーヘルメットは本当に必要かという疑問に対しては、まずは
赤ちゃんがいる部屋の状況次第
だと言えると思います。
赤ちゃんが転倒して頭を打ってもいいようなものをプレイマットが床に敷き詰めてある
とか
角には全てコーナーガードをつけている
とか
危ないものは全て排除済み
ならばいらないかもしれません。
ウチはプレイマットはベビーサークルの中のみで、部屋の中の角全てにはコーナーガードが設置済みでもないし、危ない家具もあるし、という状況。
そんな中、ヘルメットはかなり重宝しました。
どちらかと言えば、安心感をお金で買った、といってもいいでしょう。
というわけやはり部屋の状況を見て、お財布と相談というところでしょうか。
もちろん安全面は尽くして損はないので、部屋の状況が完璧でも購入するのもアリでしょう。安心感が増すはず。
あくまでも私個人の意見ですけどね。
Iuloneeのヘルメットをざっくり紹介
「ヘルメット」と聞いて最初私は自転車のヘルメットのような硬いものを想像し、
頭ぐらぐらしないの?首に悪くない?
と思いました。
そして「布製」と聞いても中身をちゃんと見るまではどんなものか想像つかず
布製?どうやって頭を守るの?
と思っていました。
届いて「あー、なるほどね。」という感じ。
フォームが衝撃を軽減する
布製ヘルメットは、内側にIXPEフォームを差し込んで使用します。
そういうわけだったんですね。
このメッシュのフォームが衝撃を抑えてくれるわけです。
布製で軽い
全体の重さを測ってみたら70gでした。軽いけど衝撃から守ってくれるとは、優秀ですね〜。
適用月齢と頭囲
月齢: 8-60ヶ月
頭囲: 43−53cm
使おうと思えば5歳まで使えるんですね。
通気性良し
頭全体が覆われているのではなく隙間があるので通気性は良い方だと思います。
暑い時期は汗をかいて少し湿っていることもありますけどね。
フォーム部分以外は綿で出来ているのも嬉しいところ。
洗濯可能
手洗い可能となってます。私は洗濯ネットに入れて丸洗いしちゃうことも。
自転車用ではない×
自転車やインラインスケート等のヘルメットではありません。あくまでも赤ちゃんが歩いたり遊んだりする際に頭を守るもの、です。
おすすめの購入時期
室内用ベビーヘルメットのおすすめの購入時期は、お座りしそう!となった時。
このヘルメットは8ヶ月からと書いてありますが、お座りしそう!となったら購入して準備していた方がいいと思います。
ウチは毎回のことですが少し購入が遅れました。遅れた、と言っても生後7ヶ月になった頃に購入。
生後6ヶ月半過ぎたくらいでお座りし始め、最初は「すぐ腰がしっかりして倒れなくなるだろう。」と思ったので購入をためらっていたのですが、
結構しっかりするまで時間がかかったので(10日くらい)、「お座りで使うことが少なくても今後も使えるだろう」と購入を決めたわけです。
でも、重たくはないですがやはり頭が本来より少し重くなるわけで、首に何かしら影響が出たら、と少し心配で、特に最初は本当に必要な時(そばを離れる時)だけ使用していました。
使ってみての感想
息子、痛くなくて驚く
この内側に取り付ける細いフォームがクッション代わりになり、後ろや横へ倒れたときに「ゴン」と鈍い音がすることはありません。
初めて息子がこれを付けて後ろに倒れてしまったとき、
痛くないことにびっくりしたのか、「あれ?」と驚いた表情を見せました。
痛くないことに驚いてか、涙も出ません。わぉ。
子どもがストラップを外してしまう?
あとは子どもが顎下のストラップ部分を引っ張ってヘルメットを外してしまうと多く報告されているようですが、
ウチはそう簡単に取れることはないし自分でも取りませんでした。(7ヶ月-1歳)
ただ一歳を過ぎると、たまに自分で外そうとしちゃうこともあるので、使う時期と子どもによるんじゃないかと思います。
着け方は簡単ではないかも
最初の頃、なかなか頭にフィットしませんでした。
上の方が浮いたようになるんです。
それでも付けていれば衝撃から守ってくれるのでそれで着けてました。
頭が大きくなるにつれて着けやすくなってきたと思います。
安心感が増大
先にも述べましたが、ヘルメットをかぶせていると安心感が急激に増します。
たとえば、お座りしたての頃は後ろに倒れて「ゴン」があり、ずっとそばで見守っていないといけない状態でした。
購入した頃には後ろに倒れることは少なくはなっていたものの、かぶせていると少しくらい距離を置いてもいいのでソファに座ってくつろぎながら見守ったり、ちょっと目を離して家事をやったりできるようになりました。
成長して行動範囲が広がり室内を動き回るようになりましたが、やはり危険がいっぱい。
家事をやりながらで子どもから気がそれてしまう場合も、かぶせておくとどこか安心できます。
使用期間について
役に立った時期
一番必要だと感じたのは
お座りをし始めたとき
でした。生後6ヶ月半くらいです。
つかまり立ちの初めの頃も、ウチはよくベビーサークルの柵を持って立っていたので、「手を滑らせて頭をゴン」が何度か防げました。
家の中をハイハイ&伝い歩きし始めるようになってからも、ちょっと足を滑らせての「ゴン」の心配がかなり減り、被せていると安心でした。
それから10ヶ月になるくらいまではそばを離れる時は大体いつも被せるようにしていたのですが(一緒にいる時もつけていることも)
それからだんだんと使わなくなり…
一歳になった頃に歩き始めたのでまた被せてみました。
が、意外と必要ないかも?という感じで再び使わなくなり、
もう使わないかなーと思った一歳二ヶ月。最近なんですけど、微妙に部屋の模様替えをしました。
それで少し危ないと思う部分が出てきてしまったので、そばを離れる時はまた被せるようにしています。
やはり被せると安心感がグッと増します。
使用期間は子どもの成長と親次第
「歩き始めたらまた必要になるだろう」と思っていたので、歩行練習期間中に必要無かったことにはちょっとビックリ。
というのも息子は「短い距離をしっかり歩く」を繰り返してほとんどこけないまま長い距離を歩けるようになり、
こけても前に手をついてこけるかお尻をついてうまくこけます。
歩行の次は、今後ソファなど少し高いところに自分で登るようになったらそこから落ちることが考えられるので、
引き続き必要になるのかなーと思います。
でも結局、どれくらいの期間使うかは子どもの成長と親次第かな、と。
こけやすい子、こけにくい子、ヘルメットを嫌がる子、嫌がらない子…
ヘルメットを被せてないと心配な親もいれば、あまり気にしない親もいますしね。
まとめ
もちろんヘルメットだけじゃ全ての事故を防ぐことはできません。
ヘルメットをかぶっていても、顔面を打つことだって顎を打つだってあります。
だから一番は(家の中だったら)、徹底したベビープルーフが大事。
だけど頭は大事な部分ですので、いざと言う時に守れるように持っていて良い商品だと思います。
それでは、
この記事が役に立ったら幸いです。
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