出産後、初乳が終わったくらいから始まった、おっぱいの痛み。
まだ母乳の調整ができずおっぱいが張り、これまでにないくらいでかくなりました。
しかも最初の頃ってしょっちゅう母乳をあげないといけないこともあって、洋服を着るのも面倒くさく、上半身裸で家の中をウロウロ(爆)。
おっぱいってセクシーなはずなのに、どちらかというとバズーカを掲げているような気分でした。
と、まあ私の話はこれくらいにしておいて、
かなりたくさん母乳が出てしまうときは電動や手動の搾乳機は必要なく、ドゥーラや州のヘルスケアの方もおすすめのこのHaakaaで事足りるはずです。
でも母乳の量がどれくらい出るかなんて出産前はわからないので、出産後に「よく出るなあ」とか「出すぎて困る!」となってから購入を検討しましょう。
Haakaa Silicone Breast Pumpとは
ニュージーランド発のシリコン搾乳器。Haakaaという名前でHaka(NZマオリ族のダンス)を思い浮かべた人もいるかもしれません。
搾乳機と言うと「搾乳する」部分、つまりポンプのような取っ手がついているものを想像すると思いますが、Haakaaはカップ状になってます。
これは100%良質の食品グレードシリコンでできており、アメリカ食品医薬品局(FDA)にも認められています。シリコンなので柔らかく、安全。ビスフェノールA(BPA)、ポリ塩化ビニル(PVC)、フタル酸エステルも使われていません。
食洗器利用が可能で、減菌することも可能です。
Haakaaの使い方
口の部分を乳首周りに押し付け、持ち手の部分をギュッと握ると吸盤のようにおっぱいにくっつきます。
これだけ。
あとは母乳が出てきて溜まるのを待ちます。溜まったらBreastmilk Storage Bag(母乳の保存袋)に入れて冷蔵庫か冷凍庫で保存。
ちなみに母乳は常温で4時間、冷蔵庫保存で5日間、冷凍庫保存で1か月もつと教わりました。
産後ドゥーラが教えてくれましたが、より強力な吸引を引き出す方法はこれ。
まず、カップの上側を外側に曲げます。(画面右側におっぱいがあるとします。)
そのまま乳首がかぶさるようにおっぱいにくっつけたら、下側部分を押して、吸着させます。
ピタッとくっつきます。
どうでしょう。吸引力がグーンとアップしたのでは?
失敗したら再度試してみてください。
おすすめポイント
私が使用しておすすめするポイントは5つ。
片方の授乳をしている間にもう片方の搾乳ができる
授乳をしていると反対側からも出てくるんですよね。だから授乳パッドを当てるんですがその分がもったいない。Haakaaを付けると捨てずに済みます。ただ慣れないうちにやるとこぼれてしまう可能性もあるので、授乳に慣れてから行いましょう。
搾乳している間に他のことができる
おっぱいが張る!搾乳しないとツライ!というときに服の下で付けておくだけでしばらくすると搾乳できているので感動!ただし搾乳中にHaakaaに引っかかってしまうような動きをしてしまうと落ちて床が母乳浸しになってしまうことも。テレビを見るとかパソコンを触るくらいがいいかもしれません。
洗うのも減菌も簡単
私は洗う時は哺乳瓶用のスポンジブラシで洗い、そのままレンジでチンできるSterilizer(減菌道具)に哺乳瓶と一緒に入れてチンしています。鍋で煮沸消毒することもあります。
持ち運びが簡単
コロナのこともありあまり外出しないので私は家でしか使っていませんが、外出先や旅行先で搾乳が必要な場合、カバンの片隅に入るサイズなので持ち運びやすいと思います。
手で絞るときでも容器として使える
母乳がたくさん出ずに手で絞る場合でも容器として使えます。
注意点
私が実際に使用して感じた注意点は3つ。
母乳が溜まってくると落ちてしまうことも
溜まる前でも吸引がきちんとできていないと離れてしまうことも。
肌がかゆくなることも
私はHaakaaが当たる部分に少しだけかゆみを感じることが過去に何回かありました。
母乳の量が減ると吸引できる量が減ってしまう
出産後ある程度すると母体は赤ちゃんの必要な分の母乳を作り出すようになります。Haakaaはポンプ式や電動式の搾乳器に比べると吸引力は劣るので、そうなると別の搾乳器の購入を検討することになるかもしれません。
私の場合(新生児期~6か月過ぎた今まで)
最初にHaakaaを見たときは、こんな搾乳器があるのか!と驚きでいっぱい。吸引力だけで母乳が取れるので楽ちんでした。
私は出産2週間後くらいから母乳の量が落ち着いてきて、今度は逆に搾乳量が少ない状態に。どうしようかな、と思っていた時に夫が手動の搾乳器を買ってきました。ただ私には合わず。乳首がびよーんって、痛い痛い。結局そっちは数回試みただけで、その数回でもちゃんと搾乳できたことはなく…
それでどうしたかというと、Haakaaを器にして手で絞っていました。かぶせながら絞ると母乳が飛びちらなくて済みます。そしてそうしているとまた母乳が増えてきました。絞ると作られるようで、出ないからといって絞らないのはよくないようです。その後は特に胸が張るときにHaakaaを使っていました。
6か月過ぎた今でも使うことがあります。でも搾乳して冷凍していても、ベビーは味の違いが分かるのか5か月過ぎたころから飲んでくれなくなりました。それでもおっぱいが張るときや念のために母乳の在庫を持っておきたいときに使用しています。
何度か同じ方で授乳してたらもう片方がガチガチに。それで今日も搾乳しました。やっぱり楽チン。
まとめ
というわけでHaakaaのシリコン搾乳器についてまとめました。
Amazon.caでも購入でき値段も20ドルほど。洗うのも楽だし、取り出してポンとくっつけるだけという手軽さなので、もし電動タイプの搾乳器を購入することになったとしても一つ持っていてもいいのではないかとも思います。
でも最初に言った通り、自分の母乳の量を知ってからが良いと思うので出産後に検討してみてください。
それでは。
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