出産後、ありがたいことに母乳はどんどん出てきました。
本当にもうバズーカかよってくらいおっぱいは大きく張っていたし、授乳する時は赤子がむせてしまうほど。
神秘的なことに、数時間毎に授乳する時間になるとおっぱいが「じーん」と張り、母と子の繋がりが父と子の繋がりよりも明らかに強いことを本能的に感じました。
でも作られ過ぎてか、思わず赤子が乳から離れる。
そしてその口からあふれ出る母乳を何度も見ました。
幸い吐くことはほとんどなかったんですけどね。
でもこれ全部、「こういうもんなのかな。」と思っていました。
乳首が痛い件で母乳外来を受診したときに母乳の出る速度が速すぎることが判明するまでは。
今回は、母乳が出すぎて不安になった話です。
母乳外来でもらったアドバイスと、その後の息子の体重変化を綴っておきたいと思います。
体重が普通より3倍の速さで増える
初めて母乳外来を受診したのは出産後1週間のとき。
この時は乳首の痛みで受診しましたが、母乳外来を授乳すると授乳をさせられ、その前後に赤ちゃんの体重を測ります。
授乳時間と、増えた量をチェックするわけです。
すると5分間で60mlあげているそうで、これはかなり速い…とのこと。
この時は体を後ろに倒した状態で授乳するように、とアドバイスを受けました。
えっと…どこまで?
どこまで倒してもどんどん出ます。なんならもう仰向けになりましょうか、というくらい。笑
その後…
そんなこんなで生後3週間と2日の時に再度母乳外来を受診しました。その時には乳首の痛みはもう問題ではなく、今度は息子の体重の増加の速さが少し問題に。
3270gで生まれた息子はこの時すでに4600g台に。
母乳のみの場合は心配する必要はないとのことでしたが、
・続けて体をできるだけ後ろに倒して授乳する
・両方あげるのではなく片方を最後まであげる(最後に脂肪分が高い母乳がでるため)
・昼間は最低3時間、夜は5時間間隔で「欲しい」と示したときのみあげる
・泣いたらおしゃぶりを使うことで授乳回数を減らすように
・できそうなら流れが落ち着く添い乳で
・食後のゲップはすぐ出ても5分程粘り不快感を減らす
とのアドバイスを受けました。
片方を最後まであげるともちがよかったのは本当。特に夜の授乳の前は少し搾乳しておいて濃い部分をあげるようにしていました。こうすることで夜中に長く寝てくれたからです。
が、結局は苦戦しながらも赤ちゃんの思いのまま、という感じでした。
というのも、授乳間隔については泣いたときにまずあやし、おむつを確認し、としても泣き止まないときはあげたので昼は1時間半であげちゃうことも。
そこにおしゃぶりを登場させます。でも「ニセモノだー!」と咥えてくれないことがほとんど。それでも口に突っ込んで半ば強制的に数回しゃぶらせるとそのまま寝ることもあったので、一応授乳回数は減らせましたがあまり長続きはしませんでした。
添い乳は小さい頃は布団に埋もれそうでするのが怖くてすぐにはできず…。
だから割と「これでいいのかなぁ(・・?ハテナ」と思いながら授乳してました。こんな風でもやっていけるわけです。
でもゲップに関して言えば、実はそれまで粘ってまではさせていなかったので、これはさせるようになってよかったかな、と。やっぱり不快感から「もっとくれー」となるみたいです。
出産立ち合いドゥーラ二人が二人ともおなかのガスとグズりの関連性はない等の研究結果からゲップはさせない方がいい派で、私も「させなくてもいいんだ」と思い軽く考えていましたが、やっぱり最初からちゃんと毎回させるべきだと思います。
息子の体重の増え方記録
ここで、3275gで生まれた息子の成長記録。
2日後 2490g
3日後 3048g
4日後 3162g
7日後 3199g
10日後 3569g
3週間と2日後 4600g台
メモしなかったので下二桁覚えていませんが
普通の3倍の速さで体重が増えていると言われました。
ぷくぷく成長するからだ。
くっきり二重あご。
張り裂けそうなお腹。。
なのに頻繁におっぱいを欲しがる息子。
「出てるはずなのに、実は出てないとか?」
と、心配になりベビー用の体重計を購入。
毎回授乳前後でどれだけ増加しているかチェックしていました。
ベビー用体重計は家には必要ないとよく言われますが、チェックすることで安心できたので買ってよかったです。
ちなみに下一桁までは出ません。そんなに正確ではないわけです。
4週間と2日後 5300g(服着用)
5週間と1日後 5460g(服着用)
6週間と1日後 5700g (服着用)
9週間と4日後 6540g (服着用)
↑ワンジー又はスリーパー着用なので大体ってことで。
3か月 7250g
4か月 7700g
5か月 8750g
6か月 9260g
7か月 9280g
8か月 9350g
9か月 9670g
離乳食+ハイハイをするようになったら体重増加が緩やかに。
と思ったら8か月~9か月、結構増えてますね(^^;)食事量を増やしたからかも?
今後どうなるのやら…
ベビー服のサイズも月齢とは全く合わない
コロナのこともあり同じ月齢の赤ちゃんに会うこともなく、太っているとは思っていましたがどれだけ大きいのかはわかりませんでした。
そのため、ベビー服に関しても〇か月用と書いてあるのに「いや絶対間違ってる。」と思っていました。
コロナが少し落ち着いた生後4か月でファミリードクターを見つけ受診したときにパーセンタイルを言われてやっと、なぜベビー服のサイズが合わないのかを知ることに。
きっと世の中のベビー服はパーセンタイル50でできてるはずですからねえ。身長体重共にそのとき80超えてたので納得。
ブランドにもよりますが、2か月のときには3-6か月用、4か月では6-12か月用、6か月で12-18か月を着ていました。
やっぱりベビー服は成長と共に買い足していくのが一番です(^^;)
義家族からは賞賛の嵐
出すぎるし、やりすぎかも…と心配になっている私をよそに、
母乳がよく出ることについて、なぜか義家族からは賞賛の嵐を受けていました。
聞くと私は普通より少しやせているので、出産前から「おっぱいが出ないんじゃないか」と心配されていたらしいのです。
夫も私に常に期待はしていませんが、家族揃って期待値が低いのか(笑)(期待しないって簡単なことではないのに。)
いや、心配してくれていたんですよね。
だから出来たときに「期待以上」になってすごく喜ばれてありがたかったんですけどね。
「よくやってるよ。」「ありがとう。」と何度言われたことか。
私は当たり前のことをやっていただけですが、やっぱり賞賛されると嬉しいし、少し疲れてても「私すごいじゃん。」と元気になれました。
最後に
最初、本当に母乳が出すぎて一瞬母乳の寄付まで考えました。
そして調べたら「最低4500mlから」という数字を見て、出る人はもっと出るんだな、と。
その後は減少し出てくる量も調整されていきました。おっぱいも学ぶわけですね。スゴイ。
粉ミルク(Formula)も考えましたが、「母乳のみなら心配しなくていい」→「Formulaあげたら心配しないといけない」という単純思考で、面倒なので当分は母乳のみで育てることにしました。
で、本当に心配せずに、おしゃぶりもすぐ嫌がるようになったこともあって、基本的に「欲しがったらあげる」であげてきました。
それで今9か月。まだ平均より上ですが落ち着いてきました。離乳食&動くようになると減るというのは本当でした。
何より、少しくらい太っていた方が痩せぎみよりは体が強いはず。
特にこれまで風邪も引かず、元気ですしね。
今では「母乳やりすぎてるのかな…?頻繁に欲しがるし逆にやれていないのかな?」と不安になった日々が懐かしい。
だからもしこれを読んでいる方が、母乳がちょっとくらい出すぎる&子が太ってる…と心配されていたら「大丈夫!」
と言いたいところですが、それでもやはりかなり出すぎる場合や子が太りすぎて心配な場合はドクターを受診しましょう~。
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