トロントの観光スポットのひとつ、ハイパーク。
トロントという大都会での滞在。だけど人混みから離れて自然の中を歩きたい、という方にはぜひ行ってほしい場所。
さらに季節ごとに違った風景を楽しめるので、長期滞在の方は季節が変わるごとに訪れてみるのもいいでしょう。
今回は、私が実際に行って撮ったハイパークの春、夏、秋、冬の写真と共に紹介したいと思います。
ハイパークはどこにあるの?
地下鉄High park駅から徒歩5分のところにパークへの入り口があります。
地図で見るとわかるように、広いパークです。
ハイパークはどんなところ?
トロント市内にある一番大きなパーク。ハイキングコースやスポーツ施設、美しい湖、ピクニックエリア他、ドッグパークや動物園もあります。駐車場もあり車でも行きやすく、さらに地下鉄沿線ということもあり公共交通機関を利用しても行きやすい場所です。春には昔に日本から贈られた桜が見られる場所としても有名。夏は生い茂った緑と様々な種類の花、秋は紅葉、冬は真っ白な雪の世界を楽しめる場所。将来ここの湖で冬にスケートができるようになる可能性もあるようです。
桜いっぱい!春のハイパーク
ハイパークには日本から寄贈された桜の木があり、春になると満開になり、人々を魅了します。そんなハイパークの桜、見に行ってきました。(2015年5月7日)
日本のソメイヨシノが初めて植えられたのが1959年。東京からのプレゼントだったそうです。さらに、2001年に34本の新しい桜が桜プロジェクトから寄与されたそう。
このとき、ハイパーク以外に、Exhibition PlaceやU of Tなどの大学にも寄与されたそうです。
トロントアイランドにも2011年に植えられた30本の桜があるそうで、「ハイパークの人ごみが苦手ならそっちに行くといいでしょう。」と、ウェブサイトに書いてあるくらい(⇒http://www.highparktoronto.com/cherry-trees.php)、人がたくさん!
朝10時頃に着いたときはまだそんなに混んでいなかったけど、11時頃にはかなり増えていました。日本を思い出します。
花、鳥、日光浴!夏のハイパーク
夏のハイパークは緑一杯、そして色んな種類の花が見られる場所。鳥も優雅に湖をスイスイ。芝生の上で日光浴も楽しめます。(2014年8月)
ハイパークの入り口から10分くらい歩いたところにカナダのメープルリーフが!赤いお花で埋め尽くされていました。
芝生の上にシートを敷いて、水着でSunbathing(日光浴)を楽しむ人々の姿も。犬の散歩をしたり、フリスビーをして遊んだり、それぞれが自由に太陽の光を満喫。
他に、野生の鳥の観察も楽しめます。
さっきのメープルリーフの奥の湖にはカモやカナダグースがいます。
カナダグースはちょっと凶暴で人間に噛み付いてくることもあるので気を付けてください。
街中でよく見るSquirrel(リス)ではなくChipmunk(シマリス)もいました。小さいです。
木が生い茂っているところに足を踏み込めば、ガサガサっと動くものの正体は大体このシマリス。
ちなみに、Squirrelは、コチラ↓街中のちょっとした広場でも見かけます。
夏に行くなら飲み物とシート持参で。思い切って現地の人らしく水着になって日光浴を楽しむのもいい経験かもしれません。
紅葉がきれいな秋のハイパーク
秋と言えば紅葉!そしてトロントで紅葉を楽しみたいなら、ハイパークに行くのもよいでしょう。
残念ながら「ザ・紅葉」の写真を持ち合わせていないのですが、こちらはメープルの落ち葉がなんともカナダらしい一枚。
紅葉にしては少し行くのが早すぎました。(2014年9月)
湖が凍る 冬のハイパーク
冬のハイパークは夏と違って静かな場所。積もった雪、凍った湖、そしてちらほらと動物も見かけられます。(2015年1月)
まず、たくさんのリスを発見。冬眠するのかと思っていたけれど、意外と寒い冬の間も行動するみたいです。
そして驚いたことに、カナダグースの群れがいました。南へ行くのを忘れてしまったのか・・・?
必死に草をつついて、餌を探しているようでした。餓死しなければいいけど…。
ハイパークの中の湖は、見事に凍っていました。
はい、危ないので入っちゃいけません。
でも、歩いている人、スケートしている人、アイスホッケーしている人、自転車に乗っている人までいました。
この日はあまり雪が積もっていませんでしたが、雪がたくさん降った日に行ってみると、地面が真っ白に覆われて、美しいです。
まとめ
というわけで、ハイパークの四季をご紹介しました。
春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪、と自然を満喫できる場所。どの季節に行ってもそれなりに発見があっていい散歩になることでしょう。
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