カナナスキス ノルディックスパ
以前
ウィニペグの北欧スパを紹介したときにツイッターで教えていただいたカナナスキスにある北欧スパに行ってきました。こちらはカナディアンロッキーの山々の中に位置するThe Pomeroy Kananaskis Mountain Lodgeというホテルに隣接している施設。2018年3月2日にオープンしたまだまだ新しい北欧スタイルスパです。
※ホテルに宿泊しなくてもスパの利用はできます。
※スパの利用は18歳のみ。
ベビーシッターオプションもあるそうです。詳細はこちらからチェック。
スパを楽しんだら近くのトレイルの散歩をおすすめします。詳しくは記事最後の
おまけの欄で。公式サイト:
https://knordicspa.com/
場所
カルガリーから車で1時間ちょっと。バンフからも車で1時間弱の場所にあります。カルガリー観光またはバンフ観光の旅程に入れてみては?
入り口
Kananaskis Villegeに到着してドデーンと現れたホテルの正面の写真は撮ってないんですが、そのホテルを前に右に曲がったところに駐車場があります。駐車場からはホテルを左手に歩いていくと、スパの入り口に繋がります。わからなかったらホテル内のスタッフに聞くとよいでしょう。
持って行くもの
・水着
タオル、バスローブ、サンダルは貸し出し。
あと最後にExfoliationで使うソルトもロッカーに入ってます。
水着と財布があれば行けるなんてとてもお手軽です。
※これから紹介するHydrotherapyのみの利用は予約なしの先着順。マッサージも受ける場合は予約必須。Hydrotherapyについては利用者が多い場合は制限をかけられるので、週末など多そうなときは朝1で行っちゃいましょう。公式Twitterで〇時間待ち、というのがツイートされるので、最近のツイートを見て込み具合を予想するといいかも。
受付
入場料金を支払い、足のサイズを伝えサンダルと腕輪型のカギを受け取ります。利用が初めての場合は簡単に説明があります。ロッカーにはタオルが2枚とローブ、ソルトが入っていること、スパを出ても空きがあれば同日もう一度入場料可能ということ、そして後述する温度サイクルについても簡単に説明があります。
知っておくといいこと
このスパはスカンジナビアで長い間受け継がれてきた古代伝統のHydrotherapy(水治療法)を中心にデザインされています。簡単に言えば、様々な水温に浸かることで体の回復、休養、そして心体調和の回復をします。この順序で利用することで体の血の巡りを促進し毒を除去してストレスを減らします。また心拍数が優しく上がることで頭からつま先までの幸福感を味わえます。このサイクルを普段から取り入れることで、精神面での健康を高め免疫システムを刺激し、ハッピーホルモンが増加、よりよい睡眠の向上と疲れた筋肉を回復が実現できると言われています。
温度サイクル
1.Hot(熱いプール・サウナ・スチームサウナ)
2.Warm(ぬるめのプール)
3.Cold(冷たいプール)
4.Rest(火の周り、ハンモック、レストラン)
5.Repeat(1から4を繰り返す)
施設内にはマップが設置してあり、そのマップが番号ごとに色分けされているので、どれがHotでどれがWarmで…というのが簡単にわかります。上の1~5のサイクルも施設内の壁に書かれてます。
施設紹介
プール
35~40度の熱めのお湯のプール、32~38度のぬるま湯プール、5~10度の冷たいプールがあります。全部で合計5つあったと思います。
サウナ
木で作られた小さめのものはちょこちょこと2~3つあったと思います。あとはFinnishサウナ(フィンランド式サウナ)ともう一つ大きめのサウナ、そしてスチームサウナが2つ。スチームサウナの建物内では水分補給ができます。
Restゾーン
火が焚いてある場所の周りに椅子が置いてあるので、4番の休憩場として利用できます。ハンモックに揺られるのも最高です。冬の場合はハンモックの上に寝袋のようなものが置かれているのでその中に入ります。とても気持ちがいいのでオススメ。
Restゾーンとしてレストランも含まれています。ロッカーで財布を取ってレストランに入りましょう。
最後に他の人が見えないくらいスチームで真っ白になるExfoliationルームで自分のロッカーから持ってきたソルトを使って体を洗います。ここに行く前にもう一度スチームサウナに行き体中の毛穴を十分に広げるのもいいでしょう。
感想
今回はカナダで2回目の北欧スタイルスパでした。前回行ったのはウィニペグだったので比べてもどうかなと思いますが一応気づきがあったので書きますと、
・おしゃべりOK
前回行ったテルマエスパではおしゃべりは厳禁(囁き程度はOK)でしたが、今回のカナナスキスではおしゃべりも楽しみのひとつ、という感じでした。プールやサウナで一緒になると「どこから来たの?」で会話が始まることも。観光客が多いのでそこから会話が広がります。外は寒かった(0度くらい)んですが冷たいプールを利用する方も多く、冷たいプールでは知らない人同士での「絶対無理」「意外と大丈夫」「もう5分浸かってる」みたいな会話も飛び交っていました。
・景色がきれい
テルマエスパは夜に行ったので周りの景色は見えなかったのですが、見えてもカナディアンロッキーは絶対見えないですね(笑)夜の雰囲気もそれはそれはリラックスできてよかったのでウィニペグで夜に行ったのは正解だったと思うし、今回カナナスキスでは朝に行ったのは正解でした。林の間から差す朝のひかり、雲一つない青空、そして何と言っても美しいカナディアンロッキーを眺めながらお湯につかる…とても贅沢な気分でした。テルマエスパでは2時間くらいしか過ごさなかったのに、今回はレストランに行ったこともあり5時間くらい過ごしました。
おまけ
隣接するホテルの中と外のようすについても少し語ります。
ホテル内のようす
まず中ですが、クリスマス前に行ったのでクリスマスの雰囲気に包まれていました。子供向けのクリスマスイベントでサンタさんとかわいいエルフのお姉さんがいたり、数人の聖歌隊がクリスマスソングを歌っていたり…
レストランで食事
冷えたり温まったりを繰り返すのって結構体力消耗します。ついさっきスパ内のレストランでスープをいただきましたが、その後軽食としてレストランでコーヒーとピザを楽しみました。この絶景を見ながら!!!
ホテルの外のようす
ホテルの外にはアイススケートリンクがあったり、氷の彫刻があったり。
あとトレイルから見える眺めは必見なので必ず行きましょう~!
この林を抜けると…(5分もかからない)
広がる絶景!!
まとめ
というわけで、カナナスキスの北欧スタイルスパの話でした。スパに5時間もいたからか、毛穴がきゅっと引き締まって肌が5歳くらい若返りました。ずっとキープ…できればいいんですけど。。
需要はないと思いますがもしウィニペグのスパと、このカナナスキスのスパにランクを付けるとしたら、どちらかと言えばカナナスキスの方が好きです。天候がよかったからというのも大きいかもしれませんが、やっぱりこの絶景を見ながら、っていうのは点数が高いです。
あと、バンフに行くならHot spring(温泉)との比較の方が気になるかもしれませんが、私の場合はバンフのUpper hot springよりはコチラの方が好きでした。多分私の中での日本の温泉のイメージが強すぎて、男女共用、水着着用、プールっぽい浴槽で温泉と言われても「なんか違う」ってなってしまったんだと思います。対してスパはそのような環境でも温泉ではなくスパなので簡単に受け入れられたんじゃないかなあと。
温⇔冷のサイクルで、スパを終えたあとは温泉を出たあとのあの浸かった感(心地よい時間を過ごした感)が味わえます。温泉×カナディアンロッキーの経験をするならもちろん温泉ですが、北欧スパ×カナディアンロッキーの体験もなかなかできないものです。予算と時間と相談して機会があればぜひ行ってみてください。
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