海外で出産 ワンジー、スリーパー… 新生児に必要な服やブランケットの種類を紹介

カナダで妊娠・出産

海外で妊娠し、出産準備のために新生児の洋服を調べていてよくわからなかったものが、新生児の服でした。

日本の友人が言う「肌着」とやらは海外には存在するの?

ワンジー、スリーパー、ロンパースの違いは?

出産して着せ始めてからようやく本当に理解できたような気がします。

服と合わせてよくわからなかったのが、ブランケット。

Receiving blanketとSwaddle blanketの違いは?

どっちも必要なの?

というわけで今回は「新生児」というところに絞って新生児の服の種類と、ブランケットの種類を説明したいと思います。

赤ちゃんの服の種類

Onesie (Bodysuits) ワンジー

ベビー服 ワンジー
ブランドは違いますが左のが新生児用で右のが0-3か月用。

赤ちゃんが着ている服の代表格とも言えるであろうワンジー、またはボディスーツとも呼ばれるこの服は、一枚着で股下部分にスナップボタンが付いているのが特徴です。

オムツを替えるのもボタンを外してササっとできるので便利。

腕部分は半袖、長袖、ノースリーブとあり、一枚で着るだけでなく、寒い冬には次に挙げるスリーパーのインナーとして着ることもできます。日本で言う「肌着」のような役割もするわけです。

ただ、海外で主流のワンジーは頭の上から、または足から着せるタイプの物が多く、特に新生児には着せにくい!

そこで日本のような前開きの肌着はないのだろうか、と思い調べてみたところ、こういうのが出ているので、こちらも参考に↓↓

海外で出産 新生児用にはKimono Styleの服を持っていると便利!
海外の新生児用のワンジー、着せにくい!日本みたいに前開きタイプの服はないの!?・・・ありました。「着物スタイル」。とても役に立つので持ってて損はないですヨ。

Sleeper, pajama, footy, coverall スリーパー

ベビー服 スリーパー
左のが新生児用で右のが0-3か月用

スリーパー、またはパジャマ、フッティー、カバーオールとも呼ばれる服は、首上と手以外の体全体を覆う服。足の先までカバーされています。

※新生児~3か月くらいまでの物は上の写真のように手も隠せるようにもなっているものが多いです。

前部分にジッパー又はボタンが付いているものが多く、着せやすいと思います(前開きでないものもあります)。

おむつ替えのときは脚の部分を脱がさないといけないのでワンジーに比べるとちょっと面倒ですが、体全体が包み込まれるので赤ちゃんも気持ちよさそう

スリーパーとかパジャマとかと呼ばれますが、日中に着せていても問題なし。一枚で着せてもいいですが、寒い時は中にワンジーを着せても◎

夏用に半袖バージョンもありますし、足の部分が開いているfootlessバージョンもあります。

One-piece, bubble, romper, jumpsuit

カナダのベビー服

ワンピース、バボー(バブル)、ロンパース、ジャンプスーツなどと呼ばれる服は、一言でいえばワンジーをもっとお洒落に進化させたもの。太もも部分が少し隠れます。ワンピースと呼ばれる通り一枚の服で股下にスナップボタンがついています。

特に首が座るまでは前開きタイプの物が着せやすいです。

股下のスナップボタンのおかげで、おむつ替えも簡単!

Socks, Mittens, Hat 靴下、ミトン、帽子

カナダのベビー服
帽子は0-9か月用なので少し大きめ

そのままですね。冬生まれなら絶対持っていたい物。

私の場合、靴下については最初はスリーパーを着せていた&コロナ外出制限で外出もしなかったためほとんど使わず。やっと履き出した3ヶ月頃には0-12ヶ月用と書いてあるにも関わらず小さくなってしまっていました(特に息子の足は父に似て、身長の割にデカい気がします)。毎日履かせるならいいですが最初からあまりたくさんは必要ないでしょう。赤ちゃんは足の裏で体温調節するから履かせない方がいいとかも聞きますしね。

ミトンについては寒さ対策以外に顔を掻いちゃう時にも使えます。

帽子は寒い時期は必要で、部屋が冷えるならお風呂のあとも頭が冷えないようにかぶせるといいです。

Baby leg warmer レッグウォーマー

これは新生児時期にはあまり使わないかもしれませんが生後数か月で便利だったので書いておきます。

春や秋の暑いような涼しいような時期に家でワンジーを着せると、太ももから足が出て寒そうなのでレッグウォーマーを履かせていました。特にオムツ替えが多めの早い時期はズボンだとオムツ替えの度に脱がせないといけませんが、レッグウォーマーだとそれが必要ないのでラクです。ハイハイ時期には膝を守る役割もしてくれます。

半ズボンの下に履かせといて〜とかも。ベビーカーや抱っこ紐を使っている時に出ている脚の部分に履かせておいて、暑いかなーと思ったら簡単に脱がせることもできます。

Jacket, snowsuit 上着

冬の寒い時期に外出する場合には寒さに合わせてジャケットやスノースーツと呼ばれる服も必要になるでしょう。新生児のうちに寒い冬に外に長く居続けることはほとんどないかと思いますが、念のため書いておきます。

Snowsuit

Sleeping Gown

丈が長めにできているので赤ちゃんがすっぽり入ります。それでいてお尻側にジッパーなどが付いていて開きオムツ替えがラクにできるものも。特に新生児〜月齢が若い子用。うちは使いませんでした。

ブランケットの種類

Blanketというと厚くてあたたかい物を思い浮かべますが、ここで紹介するものはどちらかというと「布」という感じの物。

主な使い道はおくるみで、私はドゥーラに教わりまずReceiving blanketを巻き、その上にSwaddle blanketを巻く巻き方をしていました。

ただReceiving blanketを使わずにSwaddle blanketだけでおくるみをする人もいるようなので、絶対両方必要というわけではありません。

Flannel receiving blanket

30インチ(76.2㎝)四方の結構しっかりとしたコットンの布。主におくるみの一枚目として使っていました。他にもBurp cloth(ゲップさせるときに吐き戻したものが親の服に付かないようにするための布)の代わりや、ベビーカーの中の赤ちゃんにかけるブランケットとしても使えます。

Muslin swaddle blanket

カナダで出産 赤ちゃんに必要な物 スワドルブランケット

47インチ(約120㎝)四方のモスリンの布。Receiving blanketに比べると大きくて薄くて伸縮性があります。

おくるみの2枚目に使っていましたが、他にもベビーカーにかけたり、授乳ケープにしたり、外出時におむつ替えの下に敷いたり、と色々と使い道はあります。Receiving blanketよりも用途が広いです。

Swaddle wrap, wearable blanket, sleep sack

Swaddling(おくるみ)が赤ちゃんをリラックスさせることは有名ですが巻き巻きするのは慣れるまでは難しいです。さらに赤ちゃんが少し大きくなって力が強くなると巻き巻きしてもすぐ緩んでくることも。

そんな時に使えるのがこれらです。

特に月齢が若い頃はSwaddle wrapと呼ばれる足側が袋状になっているものが便利(写真はないです)。上部両サイドをサイドから包み込むように閉じます。マジックテープがついているのできれいに閉じられます。

寝返りをうったり力が強くなってきたらWearable blanketとかSleep sackと呼ばれるものがいいでしょう↓

Sleep sack

足の部分がこれも袋状になっていて、前の部分のジッパーをあげて閉じます。袖の長さや厚みに種類があるので部屋の寒さに応じて選べます。

Rin
Rin

でもおくるみができるならどれも最初はいらないかも。上の写真のは頂いたものですが一度も使いませんでした。生地もフリースなので暑そうな気がして…。(2月末出産)

下の写真のはWinnersで購入したもの。6-18か月用。おくるみができなくなってからはこういうのがあるとイイかも。

まあでも新生児の時のようにおくるみしたら寝る、みたいなことはほとんどないんですけどね。

赤ちゃんのサイズと部屋の温度によって大きさや暑さを選びます。

最後に

というわけで新生児に関係する服の種類とブランケットの種類を紹介しました。

私は友人や夫の会社の同僚の方からたくさんお下がりやギフトで服を頂いたので、自分たちで新生児用に選んだのはスリーパー1着とワンジー2枚セット、そして病院から帰宅用に上下が分かれているセット1着を購入しましたがこれは使いませんでした。(うまく着せられなかったのでT_T)

個人的な意見ですが、特に新生児には綿100%のもので、よく伸びる生地がオススメです。デザインより着せやすさが大事かな、と思います。小さい頃はあまりお洒落な服を買ってもそれが着せにくかったら着せないままサイズアウトしてしまいますからね。個人的には首座りまでは絶対に前開きがいいです。

この記事があなたの「?」の答えになっていたら幸いです。

ではでは。

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