こんにちは。
海外(特にアメリカ・カナダ)に住んだことがある方なら聞いたことがあるはず!のパプシコ(Popsicle)。アイスキャンディーとかアイスバーのことですよね。
実はそれと似たような言葉のPadsicle(パドシコ)と呼ばれる物が存在します。それは…
冷やした生理用ナプキンのこと。
ただ水を使うのもありですが、アロエやウィッチヘーゼル(witch hazel)、ラベンダーオイルなども含ませることで、経腟分娩での出産後の産褥期の膣の痛みを和らげたり回復を早めたりする効果があります。
出産を控えている妊婦さん方、知っておいて損はないハズ。
作るのが面倒な方には似たような商品も紹介していますのでとりあえず読み進めてみてください♪
Padsicleを作るのに必要な物と作り方
作り方はいくつかあります。気軽なところだと下記の超簡単バージョン。ここから始めてみるのもいいでしょう。
超簡単バージョン
超簡単に済ませたいなら、下記4点のみ。
・大きめの生理用ナプキン
・ろ過したお水(ろ過しなくてもいいかも)
・スプレーボトル(ドレッシングボトルでも)
・ジップロックの袋
●作り方●
1.生理用ナプキンを広げます。その際ウィング部分から剥がした紙はとっておきます。
2.ろ過したお水をボトルに入れ、パッドの開いた部分にスプレーまたは垂らします。
3.ナプキンを閉じてジップロックの袋に入れて冷凍庫へ。
水が少なすぎるとひんやりしないので多めに。まず20~30mlくらいで一つ試してみて、自分の好みやナプキンの大きさに合わせて調整してください。
ウイング付きで作ってますが、ウイングの部分は冷やすと粘着力がなくなるので、個人的にはウイング無しでもいいかなとも思います。あくまでも産褥期用なのでズレるほど動きまくることもないかと。
開くときは固まってて開きにくいですがちゃんと開けます。20分くらいは冷たさが続きます。
効果を高めたバージョン
揃える物が増えますが、効果を高めたいなら断然これ。
・大きめの生理用ナプキン
・スプレーボトル
・ジップロックの袋
・100%アロエベラ(オーガニック、アルコールなしが◎)
・アルコール無しのウィッチヘーゼル(witch hazel)
・ラベンダーオイル(あれば)
●作り方●
1.アロエを開いたナプキンに塗りウィッチヘーゼル小さじ1を流し入れ、仕上げにラベンダーオイルを数滴垂らします。(全部混ぜてスプレーボトルに入れてスプレーすると◎)
3.ナプキンを閉じてジップロックバッグに入れて冷凍庫へ。
自分流で作るバージョン
上記の作り方を参考にしながら、ウィッチヘーゼルのみやアロエのみを使って作るのもアリです。
作りたいけど面倒?便利な商品も
実はわざわざ作らなくても、世の中にはこういった商品があります。
こちらは夫が買ってくれてたウィッチヘーゼル入りのひんやりシート。ナプキンの上に置いて使うだけなので簡単。
ウェットティッシュのようなもので、付けるとスーッとします。冷やしていたわけでもないのにひんやり感があるのはきっとウィッチヘーゼルのおかげ。(冷やさなくても使えますが冷蔵庫で冷やしても◎)
ただ、本当にウェットティッシュのような感じなのでパッドの上に置くときにずれちゃいやすいのが難点。また、つけたのを忘れてトイレを利用するとトイレ内に落っこちることもあるので注意。私は便座の蓋の上にこの商品を置いて、トイレを利用する前につけていることを思い出すように工夫していました。
手作りのpadsicleと交互に使うとかもアリですね。
frida momシリーズは出産〜産後にかけて役に立つ商品がズラリ。詳しくは公式サイトを覗いてみてください。気に入ったらAmazon.caでも購入できますヨ。
公式サイト→ frida
まとめ
というわけで産褥期に使えるpadsicleの紹介でした。私は超簡単な水だけバージョンを使いつつfridaの商品も時々使っていました。またもし機会があれば今度はウィッチヘーゼル+アロエも使用して作りたいですね。
ウィッチヘーゼルやアロエベラは他の用途にも使える優れものなので余っても使えるし、それらが無くても冷やすだけなら簡単なので、そこから試してみるといいでしょう。やってみたらあまり好きじゃなかった、という人もいるでしょうしね。
それにしてもpadsicleって名前がなんともユニークですよね。でもアイスでも食べ物ですらない(笑)
産後でお股が大変ですが、人間の治癒力ってすごくて、徐々に治っていきます。それでも痛みや不快さを減らすのに、このpadsicleが少しでも役に立てば幸いです。
ではでは。
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