だんだん日が短くなる!カナダ各地と日本各地の冬至の日の長さを比べてみた

カナダ生活
こんにちは。12月も半ばを過ぎ、いよいよザ・年末が近づいてきてますね。12月に入ってからとくに、とっても日が短くなったと感じています。エドモントンの日没は12月20日の今日、4時16分らしいです。ちなみにトップ画像は15日の午後3時36分に撮ったもの。もうそろそろ夕日が沈みます、というところです。ずいぶん前に一年で日が一番長い日、夏至の日のカナダの主要都市と日本の主要都市の日没時間をまとめた記事を書いたんですが、冬至の日については書いてなかったので、今回まとめたいと思います。

さて、一年で日が一番短い日、冬至はいつでしょう。

各地の冬至

カナダの場合

timeanddate.comというウェブサイトを参考にしました。リンクは各都市名の部分につけてます。日の長さの時間も記載がありました。緯度は、こちらを参考にしました。

2018年の冬至は12月21日(金)
明日です!!

エドモントン
出:午前8時48分
入:午後4時16分
日の長さ:7時間27分42秒
北緯53度

バンクーバー
出:午前8時05分
入:午後4時16分
日の長さ:8時間11分02秒
北緯49度

オタワ
出:午前7時39分
入:午後4時22分
日の長さ:8時間42分53秒
北緯45度

出:午前7時47分
入:午後4時43分
日の長さ:8時間55分46秒
北緯43度

エドモントンに注目してみると、トロントとの日照時間の差は約1時間半。日没は4時過ぎ。日没前には夕日の時間があるので12月中旬は3時半くらいからすでに夕方という感じです。天気が悪いとどんよりとしていてさらに暗くなるのが早い気がします。朝も日の出が遅く、去年の今頃は暗い中出勤していたのを覚えています。

では今回も、オーロラで有名なイエローナイフを見てみましょう。

イエローナイフ
出:午前10時06分
入:午後3時04分
日の長さ:4時間57分31秒
北緯62度

夏は日の入りから4時間後に日が出てくるイエローナイフですが、冬は逆。太陽が出てきたと思ったらすぐ夜、なんでしょうね。

職場にNorthwest Territories出身の人がいて、冬はほとんど真っ暗で、家を出たらオーロラが見える場所に住んでいた、ときれいなオーロラの写真を見せてくれたことがあります。逆に夏は水平線に太陽が沈んで数分後に日の出が見られるのよ~とも言ってました。

同じカナダでもすごい差ですね。

日本の場合

さて、日本の場合はというと・・・?
今回も日の出日の入り時間は国立天文台 各地のこよみと、緯度についてはこちらを参考にしました。

2018年の冬至は12月22日

札幌
出:午前7時03分 入:午後4時03分 9時間00分 北緯43度
東京
出:午前6時47分 入:午後4時32分 9時間45分 北緯35度
大阪
出:午前7時01分 入:午後4時51分 9時間50分 北緯34度
福岡
出:午前7時19分 入:午後5時15分 9時間56分 北緯33度
沖縄
出:午前7時13分 入:午後5時43分 10時間30分 北緯26度

札幌と沖縄では日照時間に1時間半の違い。ちなみにトロントと札幌は同じ緯度です。北海道出身の方にとってはカナダの冬は楽勝なんですかね~?

日が短い時の楽しみ方

日が短いのは長いのに比べたら、私はあまり好きじゃないです(=_=)でもこれはもう仕方がない(夏の間に十分楽しんだ)ので、暗い時間が長いならそれはそれで楽しんじゃえばいいわけです。

1.夜空の星を楽しむ

暗い時間が長いということは、夜空の星を楽しめる時間も長くなるということ。都市部では見えにくいかもしれないので暗いところまで行って夜空の星を眺めてみましょう。エドモントンでは見えるときはオーロラも見えるそうです。

2.イルミネーション

都市部だと見えにくい夜空の星。もっとお手軽なのはイルミネーションでしょう。カナダではChristmas lightsと呼びます。ダウンタウン周辺やメインの道路沿いの木はライトで飾られているし、お家やバルコニーをライトで飾っている人も多いです。イルミネーションのイベントも各地で開催されています。Christmas lights eventというキーワードで住んでる地域のイルミネーション情報を検索してみましょう。

3.あたたかな雰囲気の家の中を眺めてみる

カナダのおうちは夜でもカーテンを開けている家庭が多く、外から暖かい家の中のようすが見えます。この時期は大きなクリスマスツリーが見える家もたくさん。覗くのはあれですが、眺める程度で楽しんじゃいましょう。

4.そのあたたかな雰囲気を自分でも作ってみる

キャンドルを利用したり、オシャレな電球に変えてみたり、自分でもあたたかい雰囲気の部屋を作ってみてはいかがでしょう。イルミネーション用のライトを買って部屋の中を飾ってみるのもありです。電池式ならDollaramaでも売ってました。(でも1ドルじゃなかったはず)

5.ライトアップ下でアイススケートを楽しむ

アウトドアのスケートは場所によっては暗くなるとライトアップされます。昼間とは違う夜の雰囲気を楽しみながら滑ることができます。

思いつく限り、これくらいかな。

12月15日(土)午後3時53分にエドモントンで撮った写真。車の中からなのでちょっとだけ暗め。

まとめ

というわけで冬至の日の各地の日の長さと日が短い時の楽しみ方についてでした。

ちなみに、冬至が一番日の短い日となりますが、全ての場所で朝日が昇るのが一番遅い日というわけではありません。詳しくはグーグル先生に聞いてみてください。

最後に、冬至を英語で言うと、winter solstice。知らなかった人は、この機会に覚えちゃいましょう~。

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