国際結婚 食事編 何を食べる?誰が作る?お互いの国の料理に対する思いと私たちの食生活事情

カナダ生活

国際結婚の食生活事情

国際結婚の食生活ってどんな感じでしょう。相手の国籍によっても全然違うと思いますし、相手の食の嗜好によってもまた変わってくると思います。宗教も関係してくると思いますし、ベジタリアンやベーガンなど、食に対する考え方によっても違ってくるでしょう。

家庭によってさまざま

日本食は嫌い、ベジタリアンだからお肉は食べない、日本食も好きだけどやっぱり自国の食事の方が好き、何でも好き。もう、色んな人がいると思います。日本人同士の結婚でも、赤みそ、白みそ、ご飯は硬め、柔らかめ、など、地域差もあれば家庭の味の差があるわけで。結局はそれと似たようなものじゃないかと、私は思います。

あまりにも伝統的すぎると苦手かもしれない

さて、旦那が香港人、妻が日本人の私たちの場合はどうでしょう。まずはお互いの文化の料理の話をしたいと思います。

香港人の旦那(ライム君)と日本料理

彼はまず食べることが好きです。昼ご飯を食べながら夜ご飯に何を食べるかの話題を持ち出してきます。そしておなかがすきすぎると少し機嫌が悪くなったり、元気がなくなったりします。

そんな彼はお店で出されるような日本食は大好きです。ただ、「定番」以外の料理を作ると困った顔をします。ただ、見た目や食材のコンビネーションで嫌がりますが、食べたら意外とおいしかったということも何度かありました。特に和え物や酢の物、漬物は好きじゃないみたいです。

ちなみに、納豆も嫌いです。

日本人の妻(私)と香港料理

私はそこまで食べ物に執着してはいません。でも、食べ物好きなライム君と一緒にいるようになってからよく外食をするようになり、味を覚えたと思います。

そんな私の嫌いなものは数の子で、だけど一年に一度なら食べる、という感じで、好き嫌いはほぼないと思っていました。ただ、本物の中華料理に出会ってから、ただ私は世の中にある食べ物をあまり知らなかっただけだと気づきました。その一つが、飲茶で出てくる腸粉と呼ばれる白い皮。残念なことに、それに包まれてくる料理は大体手が出せません。

もちろん、嫌いなものばかりでなく、これはめちゃくちゃ好き!というものもあります。極端なんです。ライム君の実家に泊まった時に食べた家庭料理も、好きなものと苦手なものにくっきりわかれました。「これ、何だろう?」と思うものは大体苦手な味がします。それらは大体内臓系です。

日本人も内臓系は食べますが、中国人の食べ方はレベルが違う。鶏肉だって足まで食べちゃうし。動物の隅々まで食べるというのはとてもいいことだと思いますが、食べ慣れていない人にとってはおいしいと感じられないことも多いんですよね。

おうちでは誰が作る?何を作る?

私たちの場合、今のところは、平日の朝食は作りません。ライム君がギリギリに起きてシャワーを浴びて7時には出るので、必要ないと言われてるからです。それでも、週末にバナナケーキなどを焼いた場合は、朝食に持たせてます。私は私で、パンやEggoやシリアルで済ませます。

平日の夕食は、以前はほとんど私が作っていましたが、私が仕事を始めてからは、先に家に帰った方が作るというルールになりました。

週末の朝食

以前は週末の朝食はライム君が作ることが多かったのですが、最近は私も作るようになりました。一緒に作ることもあります。

冷凍のコロコロジャガイモがあるときは焼くだけ。ない時はジャガイモを切って作る!

もう、すっかりウエスタンな感じ?

ダラダラしていた週末の朝。外に行くのも面倒なので、冷蔵庫と冷凍庫の余りものを使って二人で黙々と作った朝ごはん。

朝食のお供はNESPRESSOのラテ。

グリル器で作ったサンドイッチ。

ファーマーズマーケットで購入したクランベリー味のソーセージがおいしい。

夕食

週末の夕食は一緒に作ることが多いと思います。一緒に作るときは片方がメインでもう片方が助手というパターンが多いですが、たまに「私これ作るから、ライム君はあれ作って。」という感じで、お互いに別の料理を作る、といったことをします。キッチンではお互いにうまく避けつつ、料理を完成させます。笑

大きいお肉は基本的にライム君担当。エドモントンに来てからアルバータ牛を食べることが多くなりました。

本格中国家庭料理に関しても、ライム君担当。

魚も丸ごと。

私はこれまで主にクックパッドを見て、日本風中華料理+日本の家庭料理を作っていました。

コロッケ&唐揚げ。

照り焼きチキンプレート

バンクーバーから冷凍ウニを仕入れたときは、ウニパスタなんてのも。

でも2017年になってからは西洋の料理をもっと作れるようになりたい!となり、英語のレシピを見て料理を作るようになりました。

自分が料理してもあまり感動することがないので、写真がほとんどないという…。

レシピでは鶏肉と書かれていたけど、代わりにポークソーセージを使って作ったスパイシーディッシュ。Long-Grain Riceと共に。ご飯と食べちゃうところがアジア人っぽいですよね。レンジで作ろうとした半熟卵は失敗。笑

フライパンで片面15分ずつ焼くだけのM&Mの冷凍鶏むね肉はオススメ。オーブンで焼いた野菜と一緒に。

残りご飯があればチャーハンも作ります。こちらも簡単オーブンで焼くだけ、M&Mの、Battered Haddock Filletを添えて。

部屋の電気が暗めなのでなんか暗くて質素に見えますが、食べてみると意外とお腹にたまるんですよ(;´・ω・)

まとめ

このように、お互いの嫌いなものを強制するのではなく、どちらもが好きなものを一緒に食べるようにしよう、という感じで成り立っているので、食事についてストレスを感じたことはほぼありません。

そして作ったものがちょっと失敗して微妙な味の時もたまにありますが、それはお互いに起こることなので、「きっと次はうまくできるよね。」で済みます。だから本当に、食事や料理について、私たちの場合はとても平和な方なんだろうな、と思います。

以上

この記事を読まれた方、国際結婚に関わらず、うちはこんなだよ~と教えていただけたら嬉しいです。

それでは、また。

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