エドモントンから車で35分ほど行ったところにあるElk Island National Parkにまたまた行ってきました。
友人が来たら連れていく場所。今回はトロントからの訪問者と一緒に行ってきました。
エルクアイランド国立公園については過去記事で紹介しています。
→エドモントン中心部から車で35分ほど!エルクアイランド国立公園に行ってきた
上のリンク先記事で紹介している、Simmons Trail付近に行ってきました。前回行ったことは覚えていませんでしたが、地図のリストから1-2時間トレイルを選ぶとなると、この場所が一番よさそうに見えるわけです。
雪が音を吸収して、静寂さを作り上げています。立ち止まると、ひとつだけ聞こえる音があります。キーンという、高い音。耳鳴りよりも高い音です。この音は多分、本当に静かな場所に行ったときにしか聞こえない音だと思います。
普通に歩いていると、前の方に何かが見えました。
ん?人?フードを被った人にも見えます。なんだろう、と私たちも立ち止まる。
そんなときに2匹のかわいいシマリスが近づいてきました。せっかく近づいてきたんですけど、私たちの頭は、前に見えるあの黒い物体のことで頭がいっぱいで、それどころじゃない。
バイソンじゃない??と言いながら近づいてくライム君の友人。
私は、不思議な感覚を覚えました。もののけ姫の一場面のような…なんだか神々しいものを見ているような…自分が逆らえないサイズの動物に遭遇すると、こんな感覚になるんですね。
80mくらい離れたところから見ていると、それはゆっくりと動き出しました。横向きになってとき、ああ、バイソンだ、と納得。
やがて後ろ姿になり、遠くへと歩いて行きました。だけど上の写真をあとからじっくり見ると、バイソンは明らかにこっちを見ている。こっちに向かってお散歩中だったようです。道をブロックしていたのは私たちだったんですね。申し訳ない。
私たちは分かれ道まで引き返し、別の方向へと歩いていきました。
薄暗い日。
前回と同様、脇道に入り、湖を眺めに行きました。コロコロした新しい糞が転がっていました。きっと何か動物が歩いたばかりだったのでしょう。
景色を堪能してトレイルに戻るとき、目の前で立ち止まっている大きな物体を発見しました。
今回はかなり近かったです。50mなかったかもしれません。驚きました。私たちを観察して、のそのそと林の中に入っていきました。
同じバイソンが私たちの後をついてきたのか、別のバイソンなのかはわかりません。でも、二回目は距離が近かった割に、小さめだったような気がします。
トレイルは、動物と人間共用みたいですね。なんだか邪魔してしまい申し訳ないですが、出会えて嬉しかったです。
それにしても動物に観察されるのってとても変な感じです。敵だ、と思われたら襲ってきてたかもしれないわけです。バイソンは草食動物ですが、あの体で突進されたら、死にます。
何を思ってたんでしょう。「はあ~またこいつらか。」なんて思われてたんでしょうか。
写真はありませんが、他に美しいキツツキや、コヨーテも見ました。今日はついてるね!と言いながらカジノに行きましたが、勝ちはしませんでした。
次はいつどんな動物に会えるか、楽しみです。
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