だんだん日が長くなる!カナダ各地と日本各地の夏至の長さを比べてみた

カナダ生活

最近日が長くなってきまして、トロントでも夏は9時半過ぎくらいまで完全に暗くならなかった記憶があるのですが、エドモントンでは5月で既に日没が9時半くらいです。さて、ここで気になったので一年で日が一番長い日、夏至はいつなのか。早速調べてみることにしました。

※トップ画像は5月14日午後8時54分に撮った写真

各地の夏至

カナダの場合

timeanddate.comというウェブサイトを参考にしました。リンクは各都市名の部分につけてます。日の長さの時間も記載がありました。緯度は、こちらを参考にしました。

2016年の夏至は6月20日

エドモントン

出:午前5時04分

入:午後10時07分

日の長さ:17時間2分47秒

北緯53度

バンクーバー

出:午前5時07分

入:午後09時22分

日の長さ:16時間15分01秒

北緯49度

オタワ

出:午前5時14分

入:午後08時55分

日の長さ:15時間40分27秒

北緯45度

トロント

出:午前5時36分

入:午後09時03分

日の長さ:15時間26分34秒

北緯43度

まずはエドモントン。日没は10時過ぎ。日没後もすぐに真っ暗になるわけではないので、10時半くらいまでは薄明るいのではないかと予想。(予想は外れて実際は11時くらいでも真っ暗ではありません。)3つの主要都市と比べて、やはり日の長さは長いです。ちなみに、オーロラで有名なイエローナイフはというと、

イエローナイフ

出:午前3時39分

入:午後11時39分

日の長さ:19時間59分26秒

北緯62度

日の入りから4時間後に日が出てくるって…何度かは体験してみたいですが、続くと辛いかもしれません。

日本の場合

ちなみに、日本についても調べてみることにしました。日の出日の入り時間は国立天文台 各地のこよみと、緯度についてはこちらを参考にしました。

2016年の夏至は6月21日

札幌

出:午前3時55分 入:午後7時18分 15時間23分 北緯43度

東京

出:午前4時25分 入:午後7時00分 14時間35分 北緯35度

大阪

出:午前4時45分 入:午後7時14分 14時間29分 北緯34度

福岡

出:午前5時09分 入:午後7時32分 14時間23分 北緯33度

沖縄

出:午前5時38分 入:午後7時25分 13時間47分 北緯26度

やはり緯度が高いほど日が長いのが漠然としてます。札幌は朝4時には日が昇るとは。ちなみにトロントと札幌って緯度同じなんですね。私は九州育ちですので、夏至のあたりには朝5時くらいに明るくなり、夜7時半過ぎには暗くなり始めていたということです。確かに、一年の間でそういう時期があったと思います。

日が長いのって、どう?

日が長いと長い時間明るいので気分が明るくなります。仕事が終わってもまだ外に遊びに行けるのは嬉しいです。ただ、日が長いというのはいいことばかりであるように見えて、そうではなかったりもします。というのも、「え!もう10時!?」問題が発生するからです。

これは私がエドモントンに来てからの話ですが、暗くなるのが遅くなってきても、夕飯は大体6時ごろに食べています。その後、外が暗ければ、「もう寝る準備しよう。」という雰囲気になってきますが、明るいので全くその気になりません。日中は日差しがかなり強いのであまり外を歩きたいとは思いませんが、夕方頃だとちょうど気持ちがよいので食後に散歩に出ることもあります。そのあと、家に帰ったときまだ明るいとまた何か食べたくなっちゃうし、暗くなっていたとしても気分はまだ7時くらい。だけど本当はもう10時だったりするので、「え!もう10時!?」問題が発生するというわけです。笑

それでちょっとゆっくりしてしまうとすぐに12時になっています。

そして朝は5時半頃にはすでに明るいのでそれで目が覚めます。

なんだかんだで日が長いのは好きですが、長すぎるのも体がびっくりするんだなあ、と気づきました。個人的にはトロントくらいがちょうどいいと思います。まあ、いずれ慣れるんだとは思いますが。

まとめ

日の長さの違い。もっと幼いころに気づいていたら、天文学に興味が出たんじゃないかな、と思います。場所によって違うというのはとても面白いと思います。

ちなみに、夏至と冬至の日の長さの違いが大きいカナダでは、日に日に日が長くなる・短くなる、が体感できます。日本にいたときはそこまで感じることはありませんでした。

最後に、夏至を英語で言うと、summer solstice。知らなったので、この機会に覚えようと思います。

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