MUJIで受けた接客を通して気づいた 海外で日本企業のお店に期待してしまうこと

カナダ生活

海外にある日本企業のお店は、日本を思い出させてくれる瞬間のひとつでもあります。日本といえば、お客さんに対して丁寧な対応をしてくれるイメージがあります。

これはもう数ヶ月前の話になりますが、トロントのすぐ西、ミシサガ市にあるsquare oneにMUJIがオープンしたあとの話。

MUJIの大ファンというわけでもありませんが、がその時住んでた家の近くということもあり、オープンするのを楽しみにしていました。

そしてオープン後一週間ほど経って初めてお店に行ったのですが、レジスタッフの対応が、とても冷たかったんです。

まず目を見て話してくれない。私が購入した商品を袋に入れながら、それを見ながら「これはセールの商品だから。。」と言ってました。

言葉もとても早口で、聞き返しても同じ調子で話される。笑顔もなくて、怒っているように見えました。私はただ、商品を買いに来ただけなのに。

別に、愚痴を言いたいわけではありません。日本企業のお店に行って、カナダのお店よりも冷たい対応をされたのが、なんだか悲しかっただけです。

これがカナダのお店で起こっても、「冷たい人もいるんだなあ。」で片付けられたかもしれません。日本企業だということで、それに対する「期待」と、でも働いているのはカナダ人という現実という違いの間で、怒りにもできない、どこにもぶつけられない虚しい思いが生まれました。

その後数回立ち寄りましたが、あの冷たいスタッフは見かけませんでした。実際は、親切な対応をしてくれるスタッフが多いです。それは、ミシサガ店だけではなく、トロント店も同じです。

日本企業だから、日本のような接客をするかどうかといえばそうではないと思いますが、意外と重要だと思います。

企業が海外進出する上で、現地に合わせるか、日本のやり方を貫くか、悩むところでもあるかもしれません。

と、気になり検索したら、面白い記事を見つけました。

ユニクロ「日本式接客」は海外で定着するのか メルボルン店を取材して分かったこと

こうやって見ると、日本の接客もマニュアル式で、愛想がないと捉えることもできるかもしれませんが・・・。

日本企業には日本の接客の良い部分をを保ちつつ、現地のよいところも取り入れつつが、いいのかもしれません。

企業も利益を上げないといけないので、その土地その土地にあった戦略を立てて経営にあたると思いますが、やっぱり、日本生まれの店舗で日本の接客の良さが少しでも見られると、日本人としては嬉しいですし、逆に全く見られないと、少し悲しいですね。

コメント

  1. 矢田@医療職兼業トレーダー より:

    最近は中国でも、日本流接客術を学び始めていますよね。応援しておきました。ポチッ

    • Rin より:

      コメント&応援ありがとうございます。嬉しいです。中国もですか!日本流の接客が今後中国でどれくらい受け入れられていくか気になるところです。

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