以前、我が子がカナダでデイケアに行くことになった話を書きました。これが早いものでもう3年ちょっと前の話となります。
時が経つのは本当に早いです。

記事内ではデイケアと連発していますが、実はモンテッソーリのToddler Class(幼児クラス)、そこからPreschool(プレスクール)に移動し、今年6月でプレスクールが終わりました。
このままKindergarten(幼稚園・小学生になる前の一年のクラス)に行くこともできましたが、行かないことにしたので、今回まとめとしてこの3年間を振り返った記事を書いてみることにしました。
この記事では子どもをモンテッソーリに通わせた感想を中心に、我が子が通ったモンテッソーリスクールのシステムについても書いていきたいと思います。

モンテッソーリ教育って実際どうなの?
モンテッソーリ教育を受けさせた感想を聞きたい!
この記事はそんな方に向けて、カナダで実際に子どもを3年間モンテッソーリスクールに通わせた親の視点でまとめたものとなります。
モンテッソーリ教育とは
まず、モンテッソーリ教育について簡単に言うと、
「子どもは自分で育つ力を持っている」という考え方に基づいた教育法であり、
子どもは自分で活動を選び自分のペースで取り込むことで、集中力・自立心・思考力を自然と育てます。
大人は答えを与えるのではなく子どもが学ぶ過程をそっと見守り、必要なときだけサポートを行います。
自由と規律のバランスを大切にしながら、子どもが「自分でできた!」という経験を積み重ねていく、そんな教育法です。
我が子が行くモンテッソーリ学校のシステム
簡単に説明すると、我が子が通うモンテッソーリスクールは、生後19か月のToddler Classから、Grade 6の小学校6年生まであります。
Toddler Classが一つのクラスで、Preschool(3‐5歳)とKindergarten(5‐6歳)が同じクラスとなっています。
※小学生の部については実際に通ってはいないので、ここでは省きます。
☆☆アルバータ州の学年のシステム☆☆
日本だと学年の区切りは4月2日生まれ~という風に、年度開始と学年の誕生日の区切りがほぼ同じですが、アルバータ州の場合は12月31日時点の年齢によって、次年9月からの学年が決まります。
例)
2025年12月末の時点で5歳の子たちが2025年9月からキンダー(年長)となる。つまり、
2020年1月生まれ~2020年12月生まれ→2025年9月からキンダーとなります。
我が子は2月生まれで年明けて早くに5歳になるので、気持ち的には一学年上で、一つ下の学年に通っているような気になってしまいます。(私も2月生まれで日本では早生まれなので、特に)
慣れるまでは少しややこしいです。(混乱してるカナダ人ママもたまにいます)(^^;笑
話は戻りまして、
プレスクール生と幼稚園生は同じ部屋で過ごしますが、Kindergartenは州の教育要項に従い、週一の数時間だけ別部屋で必要な教養を受けるようです。
学校の時間について
Toddler class、プレスクール、キンダー共に、
終日の場合、
朝は8時15分〜45分の間に送り届け、午後3時半〜5時の間に迎えに行く感じです。
午前中のみの場合は11時半にお迎え。
早朝クラスは7時半から追加料金で申し込むことができ、一定数集まれば開かれるそう。
この学校にとってToddlerクラスは初の試みだったようで最初のうちは結構ルールが変わることが多く、たとえば1時半お迎えの選択肢があった頃もありましたが、現在ではなくなっています。
我が子も午前中のみから始めて徐々に時間を伸ばし、プレスクールからは終日行くようになりました。
プレスクールの一日
以前保護者ミーティングにて簡単に説明があったのをメモしたものですが、プレスクールの一日はこのような感じです。
8時15分~45分 お見送り・手洗い
午前のモンテッソーリタイム(3時間)
(スナックタイムを含む)
11時15~30分の間 外でのお遊び準備
12時30分~1時 ランチタイム
午後のモンテッソーリタイム(1時間半)
午後のスナックタイム
普通のデイケア時間(室内外でのお遊び)
基本3時半から5時までの間にお迎えに行くようになっています。
午前のスナックは4人までが座れる席があり、自分のタイミングで食べるそう。
Toddlerクラス(幼児クラス)の場合、希望者はお昼寝時間があります。
午後のスナックタイムの後は、普通のデイケア時間となり、普通のおもちゃ、たとえばLEGOなどで遊ぶそうです。
また、冬は-15度までだと外で遊ばせるということです。
学校での食事について
朝スナック、ランチ、午後スナック全て持参です。
ナッツは厳禁で各種書面でも注意として書いてありますが、キャンディー類、チップス系も禁止。
また、ゆで卵もにおいがあり嫌がられるようで、ある日当時3歳の息子に「入れないで」と言われました。
食事については、デイケアでは食事付きが多いようで、最初の頃は食事付きという話を聞くたびにうらやましく感じていました。
でも、朝から少しバタバタするものの、毎日やってると慣れるし、子どもに与える食事を自分で選べるのはよかったのかな、と3年終えてから思います。
学校の休日について
デイケアだと長い休みはないと聞きますが、このモンテッソーリの学校ではToddler classの時から州の学校の休みとほぼ同じです。夏休み、冬休み、春休みがあり、三連休がある場合は、先生の研修なんちゃらの休日がとくっついて四連休以上になることが多いです。
そういった週や日のために色んな機関がサマーキャンプやデイキャンプを用意していますが、その多くが小学生以上対象、またはキンダー生対象で、たまにプレスクール生対象のものもありますが、それ未満の子対象のものはなかなかないです。
子供が小さいうちは、親が共働きの場合はそういった休みの間はナニーや祖父母に預けてる方が多いようです。
※我が子が通う学校ではモンテッソーリではないデイケアとしてのサマースクールは開かれています。同年1月くらいに申し込まないといけませんが。
デイケアとの違い
この学校に行かせ始めた当初は、誰かに保育施設にて子どもの面倒を見てもらうことを「デイケア」と思っていたので、このモンテッソーリの幼児クラスもデイケアに入ると勘違いしていました。
そのため以前の記事では「デイケア」と書いておりますが、よく言うデイケアとこのモンテッソーリスクールは、かなり大きな違いがあります。
上の項目で学校のシステムについて説明しておりますが、比較をすればこんな感じ↓
通ったモンテッソーリ | デイケア | |
学校の時間 | 8時半頃~3時半(短め)※ | 6時半~6時頃(長め) |
学校の食事 | 持参 | 学校が提供、が一般的 |
学校の休日 | 州の学校と同じ | カレンダーと同じ、が一般的 |
※2025年の途中にまた政府の補助金のルールが更新され現在は3時半までのお迎えが推奨されていますが、年の途中だったため今年中は同じ金額で5時まで受け入れていたようです。
モンテッソーリ教育を受けさせてみての感想
モンテッソーリ教育を受けさせたことで、息子はライフスキル、自立心、そして年齢以上の学力を身につけました。もう少し詳しくまとめてみますと、こんな感じです。
- 自分で考える子になっていると感じる
- 学校外のアクティビティに参加したとき、同じ年齢の他の子よりもしっかりしていると感じることが多い(特に2-4歳頃)
- 掃除が好きで、きれい好きな子になった
- 年上の子、年下の子ができることの違いを理解していると感じる
- 早い段階で標準より高い学力を身につけることができた
- お菓子が体によくないことを理解している
それぞれ詳しく説明していきます。
1. 自分の意見を持ち、自分で考える子になっていると感じる
モンテッソーリのワークの中では、新しいワークを先生から教えてもらうとき以外は、自分がどのワークをするか自分で選ぶことになります。
「次は何をしようかな。」という選択を自らしないといけないわけです。
「自ら選ぶ」ことは簡単なようで難しく、なぜ今これをやるか、という理由が頭をめぐるはずです。
それがたとえ「ただ今自分がやりたいから」という理由でも、その理由を分かって取り組むのは、ただ与えられたものをこなすこととは違います。
そういうことを2歳の頃からやっているからか、「自分はこうしたい」や、「こう思う」をはっきり言える子になっているように思います。
2. 学校外のアクティビティに参加したとき、同じ年齢の他の子よりもしっかりしていると感じることが多い(特に2-4歳頃)
モンテッソーリスクールの子達は割とはきはき話す子が多く、自分の周りで起きていることをよく理解しているように見える子が多いです。なのでみんなこんな感じなのかな、と勝手に思っていました。
でも息子が3歳後半くらいの頃から習い事をやったり、いくつか学校外のクラスに参加するようになり、そこで目立つことに気づきました。
たとえば、先生に積極的に質問をしたり「誰かやってくれる人〜?」となれば積極的に手を挙げたり、親が一緒にいなくても全然平気なところです。
積極的に発言するのは先生によっては嫌うかもしれません。でも私からすると、恥ずかしがったり、批判を恐れずに自分の意見を発言できる息子はしっかりしているように見えました。
何より堂々としているというか、たまに大人の私より頼りになるような雰囲気を出していることもあります。
3. 掃除が好きで、きれい好きな子になったと思う
モンテッソーリでは掃除をすることもあるようで、家でも小さい頃から遊び感覚で掃除の手伝いをよくやってくれました。
床拭きや窓拭き、大きくなってきてからはモップがけ、掃除機がけを手伝ってくれることも増え、助かってます。
部屋が散らかってることを指摘されることもあります( ゚Д゚)
一つだけ言えば、学校では日ごとに交代でランチ後の掃除担当が決まっているらしく、ランチ後に誰かが床を掃除するのが当たり前になっているからか、家でも食事中に食べカスをどんどん床に落とす癖があります。
服についたのは全部はたいて下に落とす。なんならテーブルの上の食べカスをわざわざ取って床に落とすところも見てびっくりしたことがあります。
なので食事後床がすごーく汚れます。
4. 年上の子、年下の子ができることの違いを理解していると感じる
「我が子が通うモンテッソーリ学校のシステム」の部分で書いた通り、プレスクール生と幼稚園生は一緒の教室で学ぶことになります。
つまり、年齢で言えば3歳~6歳の子たちが同じクラスで過ごすこととなるわけです。
また、夕方、普通のデイケアタイムに入り、だんだんとお迎えが来て子どもの数が減ってくると、Toddlerクラス(幼児クラス)の子も一緒に時間を過ごし始めるので、
特に丸一日学校で過ごしている子たちは1歳~6歳までが共に時間を過ごし、そういった交流の中で、
「2歳のこの子は○○ができる・できない」
「3歳のこの子は○○ができる・できない」
というのをよく理解しているように感じます。
「あの子は2歳なのに○○ができる」と驚いたことを話してくれることもあります。
我が子は一人っ子でいとこもいないので、年齢が違う子たちと一緒に過ごす環境にいられたのはものすごくプラスになったと思います。
5. 早い段階で標準より高い学力を身につけることができた
5歳4か月でプレスクールを終えるまで、学校では
- フォニクスを使った発音の練習
- 英語の読み書き
- 数の数え方(1000まで)
- 足し算
- 引き算
- 掛け算
- 時計の読み方
- 太陽系の惑星
- 大陸
などを学んできました。
そこから派生して、家では太陽系を超えた宇宙について、国旗、割り算などをYouTubeで多く学びました。
日本で言えば今年は年長の年。自分の子どもの頃と比べてみても、5歳までにたくさんの知識を身につけたと思います。
6. お菓子=体に良くないことを理解している
学校は書面ではナッツ類は禁止とだけ言っていますが、いわゆるキャンディ類やチップスもダメで、おかしっぽいものと言えばクラッカーやグラノーラバーしか持って行けません。
それらを午前と午後のおやつの一部で持たせてます。
そして子どもが普段食べるものに気を遣ってる親も多いように思います。
他の親がお迎え後に食べさせてるものも、フルーツやグラノーラバー、ライスクラッカー、オーガニック系の幼児食品などをよく見ますし、「飲み物は手作りのものしか飲ませない」という親もいます。
私から見て「ザ・海外のお菓子」的なキャンディはバースデーパーティでは見ることもありますが、普段は見ないです。
息子は他の人がそのようなお菓子を頬張ってるところを見る機会が少ないからかあまり興味も出ないようですし、
もらって食べてみてもおいしいと思えないことも多く一口食べて私に渡す、ことが多いです。
もしおいしくてもちゃんと制限しないといけないことを理解してくれているので、癇癪に繋がるようなこともありませんでした。
私自身健康に気を使っているので基本お菓子系が家にほとんどなく、特別な時にしか買ってあげないことも一つの理由かもしれません。
今後もこのままでいてくれたらよいのですが、こればかりは付き合っていく人や周りの環境によって変わってしまうので、私がコントロールしていくのは難しいように思います。
学校で作ってくるもの
モンテッソーリ教育ではどういったものを作ってくるのか気になる方もいらっしゃるかもしれないので少しだけ写真を載せておきますね。
2-3歳
最初の頃は半日、3時間だけしか行ってなかったからか持って帰ってくる工作も少しだけでした。この頃は教室にある道具を使ってモンテッソーリのワークをやっていることの方が多かったんじゃないかな、とも思います。
塗ったり、貼ったり、が多い印象(2歳3か月ー4か月頃)↓

こちらは、約1年半の間で作ったビーズのネックレスや腕輪、指輪などです。写真を撮って、ほぼ全て解体してビーズを学校にお返ししました↓

4歳
4歳では文字や絵を針で穴を開けて切り抜いたり、ボタンを布につけたり、針で縫う作業をしたり、アイロンビーズ、みつあみの練習をやっていました。
(写真には家で作ったものも少し含まれてます)

みつあみは写真右上辺り↓

5歳
5歳では計算のワークをお家に持って帰ってくることが多くなりました。(上から2段目)↓

あと、クラフトではありませんが、5歳2か月頃にいつのまにかできていたのが蝶結び。学校の着衣枠と呼ばれる道具で練習してできるようになったそうです。

「ママ、エプロンの後ろ結んであげる~!」と言って結んでくれたときに結べるということを知りました。
自分で蝶結びができるようになったことで、紐靴を履くことができるようになりました。
授業参観のようす
授業参観(Obserbation)は、1年に1回、毎回20分。Toddlerクラスはマジックミラー越しで教室全体を観察し、プレスクールでは教室の中の椅子に座って見学します。必要であれば動いても良いです。
授業参観後に10分ほど先生とお話する時間があります。
ここでは印象に残った授業参観について、2つ述べますね。
1. 食べ物をこぼしてしまったあと、ほうきとちりとりを自分で持ってきて掃除(2歳半)
2歳半過ぎの授業参観は、上に記述した通りマジックミラー越しで20分様子を眺める形でした。
20分のうちに、教具用に使われているシリアルを器から器にうつすというワークを棚から持ってきて、空いている席につき、ワークをし始めましたが、途中でシリアルを少しこぼしてしまいました。
先生に何か言われることもなく自発的に部屋の端に行きほうきを持って再度登場。
ちりとりが見つからなかったようで先生に聞きに行き、見つけて、席に戻りこぼしたシリアルを自分でかき集め、ごみ箱に捨てにいき、掃除道具を掃除道具置き場に戻しに行きました。
2歳半です。これはもう驚きでしかありませんでした。
2. 大陸の名前の歌を息子が歌いだすと、他の子も手を停めて歌いだす(4歳半)
この時はプレスクールで、教室に入って子どもを観察。
大陸の名前の歌のワークを持ってきて息子が歌い出しました。すると、他の子も手を停めて歌い出すということがあり、別々のワークをやっていてもこういうことがあるのは非常に面白いなぁと思いました。
同じモンテッソーリに通う親の特徴
私は「家の近く」という理由で興味を持った学校でしたが、「モンテッソーリだから」という理由で選び、遠くからくる子も多いです。
先ほど触れた通りお菓子に気を遣う親も多いのも印象的。バースデーパーティは特別みたいですが(^^;
これはあくまでも私の勝手な想像ですが、比較的裕福な方が多いように感じます。
それは親の職業が両親共に弁護士だとか、大学の先生だとか、給料が高そうな職に就かれているところから想像することができますが、時に超がつくような富裕層でお嬢さまとして育ったようなお母さんも見られます。
こどものためにゴルフ場のパーティールームを貸し切った盛大なバースデーパーティがあったり。最初は私も緊張しましたがもう3回お邪魔したので、手慣れたものです。笑
あとは、よく飛行機に乗ってどこかに行っている子も多いです。
それは国内だったり、海外だったり。一部の人は祖父母が住んでいる、などの理由もあるみたいですが、
特に夏から秋にかけて「あの子はモントリオール」「あの子はバンクーバー」「あの子はメキシコに行ってる」「あの子はヨーロッパに行ってる」などと聞くことが過去に多かったです。
我が子には合っていたモンテッソーリ教育、でも全ての子がそうとは限らない
もともと好奇心旺盛、そして記憶力・応用力も良かった息子。
教えれば何でも覚えてしまうくらい吸収力が高かったので、早いうちから小学校で習うようなことを教えてくれる学校に行ったことで、本当にたくさんのことを学ぶことができました。
そして息子がプレスクール2年目の4歳半過ぎた頃、学校の先生に「学力が素晴らしいので今後学校を選ぶ際は学力に力を入れている学校を選んでください。」と言われました。
それまで息子は何でも覚えが早く周囲で起きていることへの理解もよく、それがモンテッソーリだからなのか、息子の生まれ持った個性なのか不確かな日々がありましたが、このとき先生にこう言われたことで、モンテッソーリの子達の中でもできる方なんだ、とはっきりしました。
飲み込みが早い息子は教えれば教えるほどどんどん覚えていくので、レベルを見て新しいワークを教示してくれるスタイルのモンテッソーリはまさに合っていたと言えるでしょう。
私は、「生活に関する物事を早く理解することで、実際の生活の中で見るものとの関連付けがより早くでき、世の中の理解に繋がる」と思っていて、その思いはモンテッソーリを通して叶えられたように感じます。
ただ、モンテッソーリに行けば誰でも何でも早く教えてもらえて色んなスキルが早く身につく、というわけではありません。そして、同じ学校に通う子は割と小さい子でもしっかりしている子が多いような気はするものの、全ての子がそうだとは言い切れません。
あくまでもモンテッソーリの考えに基づき教えていく中で、子どもそれぞれがどう反応していくかは千差万別で、その千差万別な反応に応じてモンテッソーリの知識を得た指導者が個々に対応していく、というわけで、
私としても「我が子にはモンテッソーリは合っていた!」とは声を大にして言えますが、一概に「モンテッソーリ最高!」とは言えないし、「モンテッソーリ行ったら誰でもいろんなことが早くできるようになるよ!」ではないところをご注意いただけると幸いです。
最後に
今年9月から年長や小学1年生になる子たちが何人かいて、その保護者と話してみると、意外と「モンテッソーリ教育は幼児期だけで十分」と考えて、モンテッソーリではない学校や公立の学校に進学させるご家庭もちらほら見られます。
そうした話を聞いて感じたのは、多くの親が「幼児期のモンテッソーリ教育」にこそ価値があると考えているのかもしれない、ということです。実際、私自身も5歳くらいまでの時期が人の成長においてとても大切な時期だと思っていて、その大事な期間をモンテッソーリ教育のもとで過ごさせることができたことにはとても満足しています。
ちょうど自分が子どものデイケア・保育園を探し始めたという時期に、家の近くにモンテッソーリスクールが開校され、私たちは本当にラッキーでした。
保育園や学校選びは決して簡単ではありませんが、親としての価値観や、見学時の子どもの様子、通いやすさなど、さまざまな要素を考えながら、最終的に「自分の子に合う場所」に出会えるとよいですね。
この記事が誰かの役に立ちますように。
それでは。
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