2022年8月。PRカードの申請をしました。
5年ごとにやってくるPRカード申請。ここでは
- 申請する前に揃えておきたい情報
- オンライン申請で私が手こずったところ
- 申請から受領までの期間・タイムライン
を書きたいと思います。
※PRカード更新の条件の詳細や更新方法の詳細についてはここでは触れてません。
申請前に揃えておきたい情報
この情報があれば申請書IMM5444の記入がサクサクできるはず!という情報。多分これは今後も変わらないでしょう。
・過去5年間又はPR取得した日からの渡航歴(いつどこへ、理由)と住所歴(住所と期間)・職業/学校/ボランティア歴(いつどこで)
・PRになった日(PRカードの裏に記載あり)
・Unique Client Identifier(UCI)の番号(PRカード表のID部分)
・SINナンバー
申請前に揃えておきたい顔写真とスキャン類
・顔写真を撮りに行く(形式はこちらから)(私はStaplesで撮りました)
・パスポートのイメージ(写真かスキャン)(顔写真のあるページ)
・PRカードのイメージ裏表(写真かスキャン)
Notary publicについて
この記事を公開後、読んでいただいた方からNotary publicが必要だったかどうかという質問がありました。結論から言えば、必要ありませんでした。
これはIMM5445(PR更新申請ガイド)のCertified true copiesの部分ですね。ちょっとややこしいですがこれは提出書類の中に翻訳してもらった書類があった場合に適用されるのだと思います。(あくまでも私が思うだけです。)
ただこれはあくまでも私が申請した2022年の話で、今後変わる可能性もありますので心配な方はIRCCへ問い合わせてみてください。(後に続く電話での問い合わせの話を参考にしてみてください。)
オンライン申請はPR Portalから
とりあえず上の情報と書類を準備して、
PR Portal (Permanent Residence Portal)から行います。
私の場合なぜかGoogle Chromeでログインすると正しいパスワードでも認識しなかったので、毎回Internet Explorerで利用していました。
ログインした状態で席を立ち長時間経つと、戻ってきてから再度利用し始めた時に不具合が出ることがあるので、都度ログアウトした方がいいと思います。
たとえば私の場合、それが理由で写真のアップロードがなかなかうまくいきませんでした。一度ログアウトしてやり直すと、すぐにアップロードができました。
メインの申請書であるIMM5444はブラウザでの入力。重要な項目には簡単な説明がついていたので割とサクサクと入力できた記憶があります。
必要書類を全てアップロードすると、Submitのボタンが現れるようになっています。
一応私の場合ですと、
- IMM5444→ブラウザでの入力。適用しない部分はNot Applicableと入力。
- IMM5644(チェックリスト)→ダウンロードしてPCで入力、保存後、アップロード
- プロセス料金$50のレシートPDFをアップロード(こちらから支払い)
- 顔写真の表と裏(裏に写真屋さんの情報と日付があるものを。追加で自分の名前と生年月日記入)をスマホで撮りトリミングし、説明に従ってアップロード
- PRカードの裏表の写真をスマホで撮り、Paintを使い一枚のファイルにしてアップロード
- パスポートの顔写真部分の写真をスマホで撮り、アップロード
でした。
画像のサイズやファイル名については注意点が書いてあるので、それに従います。
オンライン申請後の流れ
私が申請した2022年8月の場合ですが、
オンライン申請後はSubmittedの文字だけが出て、申請書へのアクセスは出来なくなります。
提出確認自動メールのようなものも届きませんでした。
そして、郵送であれば得られるAcknowledge of Receipt(AOR)は届かず、カードが届いた日でさえもIRCC上のCheck your Application Statusには出てきませんでした。
ただ、カードが届いた日にIRCCとのアカウントとのリンクを試みると、マッチしました。これは推測ですが、Decision madeされるまでは表示されないんじゃないかと(@_@;)
IRCCへ電話で問い合わせ
オンライン申請後にConfirmation of Submissionのような、提出確認の自動メールが届かなかったので本当に届いているか気になり、IRCCへ電話することにしました。
11月の中旬から旅行を控えていることもあり、「もしIRCCにきちんと届いていなかったらやばいぞ。」となったからです。
(2022年7月~8月は、IRCCのプロセスタイムが確か50~60日くらいでした。)
で、音声ガイドでの選択肢をササっと簡単にメモしたので、せっかくなのでここに書いておきます。
電話では言語選択後、UCI番号を入れて#を押しますが、この次がトリッキー。
- 提出した申請の問い合わせや名前などの変更…
- 家庭内暴力の報告…
- FAQやその他問い合わせ…
3番を押します。(1番を押したら持っていないアプリケーションナンバーの入力ができずに行き止まりました。後にも戻れないし)。
その次も、PRカードについての3番を選択。その後は「PRのなり方」「PRカードを無くした」「緊急の更新申請」などなどの項目がある中、「エージェントと話す」の0番を押す。
ここで待ち時間7分と言われましたが合計15分くらい待ったと思います。その間「1番を押せばコールバックのリクエストができるよ~」というアナウンスがありましたが、待ち続けました。
繋がらずに切れることもあるみたいなので、待ち時間7分でラッキーでした。
再度UIC番号を口頭で言い、要件を伝えました。「オンラインでPRカード更新申請をしたけど提出確認メールも何も来ていないからIRCCにちゃんと届いているか確認したい。」と。
それからいくつか誕生日や出身国など個人情報の質問や住所や電話番号、送信した日付などの質問に答え、
「あ、届いてますよ。そしていいお知らせがあります。2日目に発送されてますね。」
とのことでした。
やったー(((o(*゚▽゚*)o))))
電話番号が昔のものになっていたので、ファイル上で変更してもらうようにお願いし、終わり。
電話の相手はとてもいい感じのお姉さんでした。
カナダPRカードオンライン申請 私のタイムライン
私の場合、2022年
★8月2日 申請
★9月20日 Decision made
★9月23日 PRカードが到着!
ということでした。
※本当はカルガリーの現地時間の8月1日に申請したはずなのですが、UTCのタイムゾーン表示になっているので日付が違うようでした。
申請日からDecision madeまでは49日という結果。
先にも少し書きましたが、カードが届いた日、PR Portalの画面は今もSubmittedのままで、Check your Statusで確認しても情報は出てきません。
ただカードが届いた日にIRCCのアカウントとリンクさせたら、マッチしました。一週間前は出てこなかったのに。ここで8月2日に受領され、9月20日にDecision madeされたことがわかりました。その後即発送されたみたいですね。
英語のスレッドですが、このページでは色んな人が2022年のPRカード(新規・更新)について自身のタイムラインを共有しているので少し目安にできるかな、と思います。
同じサイトの他のスレッドには、オンライン申請だとAORが来ないという人やカードを受け取ってもPR PortalはSubmittedのままだという人もちらほらいるので、とりあえず今のところオンライン申請だとそういう感じみたいです。
Returnされた場合はReturnのところに理由が表示されるだけでメールは届かないとかも書いてありました…(@_@;) そのあとどうするんだろ。
だからやはりPRカード更新はオンラインでも郵送でも
- 期限が切れる前に早めに申請する(9か月前から申請可能)
- くまなく確認してミスがないようにして送る
が重要ですね。
おまけ談
実は3月に申請準備を一度始めましたが、5年分の渡航歴住所歴などが面倒で一旦目を閉じファイルも閉じました。←
気づいたら4月。
情報は集めて申請書はほぼ完成。でも写真を撮るのが面倒で…
6月になり、11月に日本に行くことを決め航空券を購入。
「PRカード申請しないと…。」
気づいたら7月。(なんでやねん)
申請書が新しくなっていたので再入力する羽目に。さらにチェックリストを見ていて新しくオンライン申請ができることを知りました。
PRカード更新のオンライン申請はまだ新しい(6月からの)ようで、インストラクションページには書かれていなかったか、私が見逃したみたいです。
PRカード他コピーする必要がある書類のコピーをまだ取っていなかったので、写真撮るだけでいいなら簡単だし、郵送料もかからないし、という理由でオンラインで申請することに。
というわけで申請書をブラウザで入力し直す羽目に。。
そしてオンラインでは提出確認メールが来ず、「まだオンラインでの申請は割と新しいし、届いてないのでは?」と不安が募り、電話する。という道のりをたどりました。日本への旅行が決まっていなければ全く気にしていなかったわけですが。
「届かなかったらどうしよう!!」とPRTDについても調べ、不安いっぱいに。
でも先に挙げた英語のスレッドのサイトを読んで少し心が落ち着きました。「Submittedのままでカードが届いた」なんてのは特に。記入漏れがない自信だけはあったので。
そして問い合わせの電話についても、「まだプロセスタイム分の日数も経ってないのに、問い合わせていいもんだろうか。怒られないだろうか。」とずっと思っていましたが(笑)、案外皆自分の申請書がどうなっているかを問い合わせていることを知って、後押しされた感じでした。
ちなみに、PR Portalを利用したためか、8月下旬にIRCCからアンケートに答えてほしいというメールが届いており、
このメールを受け取ったので、IRCCにはきっと届いているんだろうな、という確信は少しありましたが、それでもとりあえず電話して損はないということで問い合わせしてみたわけです。
そしてそのアンケートの回答で色々と気づきを書かせてもらいましたが、その一つで「提出確認メールが送られたらいいなぁ~。」と書いておきました。今後変わると良いですね。
何にせよ、今後は5年分の渡航歴等をどこか一か所に書いておかないといけないな、と強く思いました。
そして申請時は申請に必要なものを先に集めて、一気に終わらせる!←コレ本当に重要
それでは。この記事が誰かの役に立っていたら幸いです。
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