私は2014年夏から1年間ワーホリでカナダへ行き、その後観光ビザ1年延長。その間にカナダで結婚し、2016年7月から4か月間日本に一時帰国しました。
カナダに戻ってきてから移民申請を始める予定での帰国。結婚しているからきっと大丈夫だろうという思いがありつつも、再入国時に色々と聞かれること、そして万が一入国できない場合は日本に戻ることも覚悟の上で、カナダを出ました。
念のため航空券はバンクーバーではなく、カルガリーからの入国。そして入国時には結婚証明書、ライム君の雇用証明書、自分の口座残高(ネットバンキングの残高をコピーしたもの)、加入した旅行保険を持っていきました。
そして、ついに再入国の日がやってきました。さて、どうなることやら…
(結果だけ知りたい場合は、下の、入国審査といよいよオフィサーとお話し!の部分を読んでください。)
成田空港にて
荷物のチェックイン時に、前回のワーホリ+観光ビザ延長の書類をパスポートに貼っていたためか念入りにチェックされました。そして、帰りの航空券はないのか、ないとは思うけれどももしかしたら入国できないこともあるのでその際に航空券を買えるようクレジットカードは持っているか、eTAは申請済みかという質問を受けました。
あ、もしかして書類を貼っていると面倒くさいかも?と思い、飛行機に乗る前にパスポートから外しました。(ホッチキスで留めていただけなので)
カルガリー空港到着
飛行機から入国審査まで
飛行機から降りるときは割とゆったりしているので、今回もゆったりしていましたが、もしオフィス行きが予想できる場合は早めに降りるべきです。そして、できたらトイレは着陸前に済ませておく!(笑)なんとしてでも「入国審査→荷物受け取り」を早く済ませましょう!!理由は後に記載してます。
入国審査
入国審査。そんなに混んではいなかったものの、働いている人も少ないので時間がかかる!笑
オフィサー「何しに来ましたか?」
私「夫に会いに来ました。」
オフィサー「旦那さんのステータスは?」
私「カナダ国民です。」
(オフィサーは少し驚いた様子。)
オフィサー「移民申請は?」
私「これからします。」
渡した税関申告書に、赤ペンで文字を書かれ、「荷物受け取ったあとにいるオフィサーに、これを見せるんだよ。」と笑顔で言われました。(この笑顔が怖い。笑)
で、荷物受け取りの場所に行くと、ちょうど私のが出てきました。早めに行動してても、ここで待つことになったわけですが…荷物が出てくる順番は運だと思うので、やっぱり早めに行動していて損はないです。
そして、オフィスへ…
出口前に二人の係員!笑 なんとか何事もなく越えられないものか…ああ、忍者になりたい。なんて思いながら税関申告書を見せたけど、案の定「左のドアをまっすぐ進んでね。」と言われました。まっすぐ行きたかったのに…笑
受付にいる頭の形が素敵なつるりんオフィサーが、「そこらへんの椅子に座ってて。オフィサーが来るから。。Soon(すぐに)。」って言ったのを聞き逃さなかったのに。一時間以上待ちましたさ。
着いた時には既に10人以上待っていたし、チェック用の台はいくつも並んでいるのに、働いているのは受付の人含めて4人しかいないし…。
あるオフィサーが、誰かの名前を呼んでいたのだけれど、聞こえていないか、発音間違いかで誰も返事せず。
「誰か動いた?」とか、「きっと発音間違ってんだろうなあ。」とか、大きな独り言を言っていました。一番近くにいる私はただ頭を振ってみるだけ。笑
何か言葉を返そうとも思ったけど、一応厳しい場所なので、冗談を言うのはやめました。でもそのオフィサーが満面の笑みでこっちを見たので私も満面の笑みを返してあげました。何やってんだか。
一応厳しい場所のはずなのに、オフィサー達がなんだかゆったりすぎて、厳しい感じが全くない。
ベトナム人グループが呼ばれ、待ち人も一気に少なくなり「よっしゃ!」と思っていたら、ベトナム人を担当していたオフィサーが他のオフィサーにヘルプを要請。なんだか色々と調べることがあったみたいですが、つまり、つるりんオフィサーは受付にいたり歩き回ってのほほんとしたりして処理しないので、残り一人のオフィサーしか稼働してないということに。
「あーもうまだまだ時間かかるな。」と思い、つるりんオフィサーにトイレに行きたいと頼んで、セキュリティのかかったドアの向こうの一般人は入れないトイレに連れて行ってもらいました。笑
戻ってきたら、呼ばれていました。まじか!
というわけで前置きがだいぶん長くなってしまいました。
いよいよオフィサーとお話し!
さて、結果から言いますと、パスポートのスタンプのところには6か月後の日付が記載されましたが、入国できました。6か月後の日付なら、書く意味ある?と思いましたが…。一応担当オフィサーのサインも入っているので、何かあった場合に見直せるように、かと思います。
聞かれたことは、
「カナダに何しに来たの?」
→「夫に会いに来ました!」
「旦那さんはどこに住んでるの?」
→「エドモントンです。」
「以前もカナダに来てるよね?」
→「そうです。ここに書類があります。ワーキングホリデーで来て、その後観光ビザを申請しました。」
「旦那さんとはその時に会ったの?」
→「いえ、もう6年ほど前です。」
(あら、そうなんだ~という感じの顔をされる。)
「旦那さんは何をしているの?」
→「会計士です。〇〇という会社の。」
(カルガリーに本社がある割と有名な会社なのに、発音が悪かったのか、聞き返される。笑)
「旦那さんの名前は?」
→「〇〇です。こう書きます。(と言って雇用証明書を出してみる。)」
「この書類は移民申請に必要なの?」
→「いや、必要ないと思います。今日のために。もしこんな感じで聞かれたときのためにと思って。」
「いや、今日は必要なかったよ。」
(※実は移民申請でスポンサー側が提出しなければいけない書類です!)
「そのファイルには他にどんな書類が入っているの?」
→「結婚証明書と、加入した旅行保険と、口座残高が記載された書類とか…」と言いながら、全てチラ見せ。
そしてカタカタとパソコンに何かを入力、パスポートに日付を記載され、
「もし移民申請をしたら、180日経つ前にまた以前のようにインターネットから観光ビザの延長をしないといけないからね。スポンサーもいるわけだし、申請中ってなったら、更新できないということはないはずだから。だから、更新だけは忘れないでね。」
→「はい!ちゃんとします!」
「今日は食べ物は持ってきてない?」
→「持ってきてないです。」
「スパイスとかも?」
→「(思わず聞き返す。)スパイス?ないです。」
「そう。じゃあこのファイルを受付の(つるりん)オフィサーに渡して帰ってね。」
→「はい。ありがとうございました。」
という感じです。
つるりんオフィサーは相変わらず暇そうにしていました。
というわけで…
まあ、こんな感じで入国できたわけです。
色々準備していったものの、ちゃんと見せた書類は、
・ワーホリビザ+延長した観光ビザの書類
だけでした。
これが結婚していなかったらどうなっていたのかはわかりません。
それにしても、カルガリーのオフィサー達は処理はゆったりでしたがほんわり雰囲気に包まれていました。もちろん、厳しさも兼ねそろえているようですが、Border Securityというテレビ番組で見る緊張感はなかったです。
コメント
Rinさん、お帰りなさい。
エドモントンはちょっと寒くなったけどお天気もまぁまぁで、よかったですね。
これから移民申請ですか?(実は日本帰国前に申請は終わっていると思ってました)
プロセスは長いのか短いのか分かりませんが、焦らずに、心配しすぎないように毎日を過ごしてくださいね。
オリバーの住人より
オリバーの住人さん、こんにちは。コメント、ありがとうございます。エドモントン、想像していたよりは寒くないな、と思いましたが、これからが冬本番ですよね。
これから移民申請です。提出はもうすぐできそうですが、やっぱり、プロセスは長いです。26か月かかるとありますが、ワークビザも申請するので、その間に生活を作り上げないといけません。どうなることやら…とりあえずまずはこの時差ボケをどうにかします。