カナダ移民に向けて 永住権取得しました！！最終決定インタビュー（ランディング）→ SIN取得 → 健康保険更新

ついに、カナダに移民します！

6月上旬。一通のEメールが届きました。件名は、Landing Appointment for Confirmation of Permanent Residence。移民のランディングのお知らせです。ランディングとは、移民申請の最後のステップで、カナダ国内に移民として入国する（着陸する）ことです。国外申請をしている場合はカナダ入国時に空港で行いますが、国内申請の場合はカナダ国外に出ることなく、Immigration, Refugees and Citizenship Canada（簡単に言えば移民局オフィス）で行われます。

Eメールでは、「PR用最終決定インタビュー」と書かれているので、どんなことを聞かれるんだろう、と思っていましたが職場にいる既に移民完了した同僚によると、カナダ入国拒否されたことないですか、などを聞かれたあと、「おめでとう！」って言われる感じだよ。ということでした。

注意点

・指定された日時に来ない場合は申請が拒否される可能性がある。

持って行くもの（Eメールに書かれていたもの）

・このお知らせEメールを印刷したもの

・有効のパスポート

・写真2枚

・CICにより発行された一時滞在書類（ワークパーミット、学生ビザ、ビジターレコードなど）

・The Right of Permanent Residence Fee 490ドルの支払いレシート

また、スポンサーがいる場合は、スポンサーを連れていく必要があります。その他については受け取ったEメールでご確認ください。

ドキドキの当日

早めに到着

順番は先着順ということで、指定時間の9時より一時間早く着きオフィスの前に並びました。8時20分くらいにはドアが開き、スタッフが順番にEメールをプリントアウトした用紙で名前を確認。そのスタッフが持っているリストの横に番号が書かれました。それを横目でサラリと見る・・・。9番目。

きちんと並ぶアジア人

中に入ると椅子が並んでいました。最初の三人が奥から順番に座ったためか、続けて入った人も順番に座る。え！？ラーメン屋！？（笑）結局最初に並んでいた人12人くらいが奥から並んで座っている状態に。ぽつぽつと入ってきた人も並んで座っていましたが、ある時からルールが崩れ（笑）、ごちゃごちゃに。番号つけられているから並んで座る必要はなかったわけですが。これがいざ名前を呼ばれ始めると、意外とよかったんです。あ、次私か、みたいな。

どんな人達がいたか

出身地でいえば、フィリピンの方が多かったように思います。並んでいて友達になっちゃうところがフレンドリーなフィリピン人の性格を表しているように思いました。あとはアフリカ系やラテン系、他不明。笑　バンクーバーだったら日本人とか中国人が多いのかなあと思いましたが、ここでは少数派。結局9時までに40人くらいきたと思います。

カップルの審査も行われていた

ランディング以外にもカップルの審査もあっていたようです。これは結婚やコモンロー関係が詐欺でないことを証明するためにスポンサーとされる側が一緒に受けるインタビューです。私は提出した書類で関係を信じてもらえたようで受けなくてよかったのですが、自分たちの旅行のスクラップブックを持っているカップルが、別室に呼ばれていくのを見ました。噂ではかなり深いところまで聞かれるらしいです。。

ついに私の番

名前が呼ばれて案内され・・・てないです。部屋の一部に個別に仕切りがあるカウンターがあって、2，3人のスタッフが対応していました。名前を呼んでくれた人のところに行けばよいです。そしたら必要書類を出すように言われます。

・Eメールを印刷したもの・・・回収される

・有効のパスポート・・・渡す

・写真2枚・・・1枚だけ回収される

・ワークパーミット・・・回収される

・The Right of Permanent Residence Fee 490ドルの支払いレシート・・・あれ？チェックされなかったぞ”(-“”-)”

ワークパーミットは、もうこれは必要ないからと回収されちゃいましたが、そうなるとは知らず。念のためにコピー撮っておけばよかったな。。（いや、いらないけど、でも、あった方がなんか安心するし。）

そして質問タイム。

・犯罪経歴はありますか。

・カナダ入国を拒否されたことはありますか。

・カナダ出国を要求されたことはありますか。

・扶養家族はいませんか。（子供はいませんか。）

最後のかっこの質問はNoじゃなくてNot yet（まだです）で答えたかったですが、そういう場じゃないなと思ってやめました。笑

そして出された用紙の今聞かれたことと同じことが書いてある部分に、イニシャルを書き、最後にサインをするように言われました。2枚。一枚は自分用。

そして最後に写真を用紙に貼りながら、「おめでとう！これであなたもカナダの移民となりました。」と言われ、CONFIRMATION OF PERMANENT RESIDENCEの用紙を受け取りました。これはリーガルサイズのペラペラの紙なんですけど、とーっても重要なもの。年金など今後一生必要となるものです。ラミネートはしちゃだめよ、と言われました。リーガルサイズは普通の用紙より長いので、リーガルサイズ用のファイルや封筒を持って行くことをおすすめします。

PRカードは3か月以内に郵便で届くらしいです。カナダ国外に旅行に行くときは必ず一緒に持って行くんですよ、ということでした。

また、「この書類で、新しいSINナンバーの取得ができるから。その場合は向かいのオフィス（Service Canada）でできますよ。」とのことでしたのでその足で行ってきました。

一緒に来たスポンサーのライム君は「ハロー」と「サンキュー」くらいしか言っていなかったです。特に何も聞かれませんでした。

というわけで、Eメールには「先着順に開始しますがインタビューは最大2.5時間くらいかかると思っていてください。」と書かれていたのですが、9時30分になる前には終わっていました。

というわけで、v(＾＾)v ｲｴｲ

思ったより取得が早すぎて、なんだかあまり実感がないというのが本当のところ。一緒の仕事をしているフィリピン人の同僚もなんとこの日に永住権取得。彼女の場合はまず彼女が移民して旦那さんのスポンサーとなるということもあってか、3年ほど待ったということで・・・その間海外から移民申請している旦那さんと離れ離れだったそうで・・・。「この日をずっと待ってた。これでやっと夫と一緒にカナダでの人生をスタートできる！」ってとても喜んでいて、それを見て泣きそうになってしまいました。一年前、「取得まで2年以上かかるかも、ああやだなあ。」なんて思っていた自分が恥ずかしい。その子のPR取得の方が自分の事よりも嬉しく感じてしまいました。

（結局この日は二人とも仕事は休みを取っていたので、前日にできるだけのことを終わらせてきたものの、その日にしかできないことはボスがこなしてくれました。ボス、ありがとう！）

SINナンバー再取得

Service CanadaにSINナンバーを取得しに行きました。ワークパーミットが下りたときに一度行ったところ。よく思うけどエドモントンは人々の働き方がどちらかというと日本っぽい。このService Canadaもその一つ。受付で必要書類を見せて、待っている間に用紙に父母の名前など必要な情報を記入する。そして名前を呼ばれて、作業が早い！いいですね。

記入した用紙と、さっきもらったCONFIRMATION OF PERMANENT RESIDENCEと、パスポート、そして一応持って行った、これまでのSINナンバーが記載された紙を渡す。

担当者：「（用紙を見て）え！？今日PR取得したの！？」

私：「さっきしたんです。」

担当者：「そうなの！？おめでとう！あ、今日ランディングの日なんだ。だから人多いのか。」

ここでも「おめでとう！」と言われる。知らない人だけど、言ってくれると嬉しいですね。

数分後、新しいSINナンバーが書かれた紙を受け取って終わり。あ、前の用紙返してもらうの忘れた！（必要なくても一応持っておきたいですよね。）

州の健康保険の更新

ここで仕事があるライム君と別れ、City Centre内にあるRegistry officeに行き、健康保険（AHCIP）の情報の更新手続きをしてきました。以前手続きをしたときに夫の保険とくっつけて申請したのでまた夫の保険証情報が必要なのかなと思いましたが、必要ありませんでした。置いてある用紙に必要事項を書き入れ、ここでもCONFIRMATION OF PERMANENT RESIDENCEとパスポートを提示。

「新しいものは数週間以内に郵便で届くから。今の健康保険証は新しいのが届くまでに何かあった場合使えるから。」

ということで終了。

そのあとは家に帰って休みの日を満喫しました。

と、いうわけで・・・

祝！カナダ移民完了！！思っていたよりかなり早かったです。一番嬉しいというかほっとしていることは、これでPRカードが届いたら、日本の家族に何かあった場合に飛んで帰られること。やっぱりここが一番不安要素だったから。。そしてそして、「カナダ移民に向けて」シリーズもそろそろ終わり。このあとは費用をまとめた記事を更新して、このシリーズの記事のリンクをまとめたページを最後の最後に作りたいと思っています。色々と書いてきましたが、まずは自分のため。こんなこともあったなというのを覚えておくためです。そして二番はどこかの誰かのため。もしかしたら役に立つかな、ということで。

それでは。