恐竜・古代生物について知りたいならココ!ドラムヘラーにあるロイヤルティレル古生物学博物館

アルバータ州

ロイヤルティレル古生物学博物館

カナダで唯一古生物学に特化した博物館。世界最大級の恐竜の展示に加え、創造的で楽しい教育プログラムを提供する、そんなRoyal Tyrrell Museumに行ってきました。

公式サイト:http://www.tyrrellmuseum.com/

なんと、意外にも日本語の音声ガイドもあり、4ドルで借りられます。地球史年表の時代の名前や専門的な言葉は、一般人には日本語でもすぐにはピンと来ないくらい。でも日本語で聞いた方が、昔聞いたことがある、と、頭に入ってきやすいと思います。博物館をしっかり楽しみたいなら音声ガイドはオススメです。

この博物館では恐竜についてはもちろん、ビッグバンから太陽系ができるまでの説明、進化論、様々なタイプの場所で発見された化石の展示、などなど、学べることがたくさん。

↑実際に目の前で化石を掃除してパズルのようにはめていく作業を見ることができました。めっちゃ大変そう!(でも面白そう!)

私が個人的に好きだったのは、地球の歴史を古い順に展示してあるゾーン。時系列になっていてわかりやすく、過去を旅しているような気分になりました。

そのゾーンへの入口。

地球の歴史の長さ、そしていかに自分がその長い歴史の中の一瞬しか生きていないということを思い知らされます。

今回、大昔の動物、アノマロカリスの存在を初めて知ったんですが、とても神秘的に感じました。当時最強の捕食生物だったのに、絶滅したんです。こうやってある時代に生きて、それが絶滅や進化を遂げて、次の時代へと移り変わっていく。ここでいうひとつの「時代」の長さは半端なく長いですが。いつかは人類も絶滅して、次の生物に変わる日が来るんじゃないかな、と思いました。そしてその次の生物達が、「人類博物館」を設置して、訪れるんです。

そして、せっかくこんなにたくさんの恐竜がいるので、自分のお気に入りを決めました。私のお気に入りはトリケラトプス。小学生が言いそうな…?笑 そして記念写真を撮りました。いいんです、真っ暗でも。主役はトリケラトプスなんで。笑

ちなみにトリケラトプスは角のある最も大きい恐竜。アルバータ州ではあまり発見されていないそうです。最長9メートル、12トンの重さで、3つの角とえり飾りは、防御のために使用されると考えられてきましたが、もしかしたらただの飾りだったかもしれないとも考えられているそうです。

恐竜もおしゃれでいたかったんですね。。

いや、大きい頭をさらに大きく見せて威嚇するのに重要だったのかもしれません。(一般人の私の意見)

展示物の写真を自分のブログに載せまくるのには抵抗があるので、最小限にとどめました。気になる人はいつか博物館を訪れてみてください。(インターネットで検索したら結構出てきますが。)

ちなみに、外には展望台があって、バッドランドの地形を眺めることができます。

これは絶対に見ておくべきです。

プレイリードッグに遭遇するかも!?

最後に

最初は、もっと恐竜だけに特化した博物館だと思って行きました。実際は古生物学の博物館なので、恐竜はもちろん、地球で生きてきたもの達のことついての展示も豊富です。研究者たちは、化石や地層という大昔からのプレゼントをもとに、もう誰も体験することのできない過去の地球のことを、現代に伝え続けています。とても謎に包まれていて神秘的な分野ですが、そこから学べること、今後に生かせることがたくさんあると思います。たとえ恐竜に興味がなくても、地球という今私たちが住む場所に、大昔に生きていた生物のことを知るのにはオススメの場所です。自分の存在の意味まで考えてしまうかもしれません。

おみやげで購入した定規

コメント

タイトルとURLをコピーしました