私がカナダで受けたエコー検査は合計4回。
1回目が出産予定日の確認だったのに対して、2回目は出生前診断(Nuchal Translucency)です。
1回目はこちら↓
それでは、どうぞ。
Nuchal Translucencyの検査とは
Nuchal Translucencyとは、日本語に訳してみるとNuchal(項部の)Translucency(半透明性)。訳してみたけどピンときません。
詳細は専門家の記事に任せますが、 簡潔に言えば、同日のエコー検査+血液検査を用いた出生前診断の一つ。
胎児の首の後ろのむくみを見て、ダウン症などの染色体異常の可能性を診断するもので、カナダでは妊娠11~13週目に受けることになります。
検出率は85~90パーセント。無料の検査です。
受付
受付でいつものようにヘルスカードとIDを提示し、エコー検査の待合室で待つように言われます。
今回ももちろん、Full Bladder(膀胱満タン)で!
本来1時間前までに1リットルの水を飲まないといけませんが、30分くらい前までに飲み終えました。
今回の検査はNuchal Translucencyの検査なので前回と違い待ち時間に記入書類が。
普通だとこの検査には血液検査がセットになっていますが、私の場合ハーモニーテスト(NIPT検査)を受けていたので、それは言われても受けなくていい、と産婦人科医に言われていました。
結構時間がかかったエコー検査
それでやっぱり、エコー検査をする前に担当の方から「血液検査もね!」と言われますが、そこは「しなくていいと言われた。」と伝えます。
何度も言われましたがこちらも何度も説明します。
そしてやっと、「この検査でエコーだけってのはやったことないけど、そう言われたなら、じゃあ、エコーだけやってクリニックに送っとくわ。」と言われました。
いつも通り横になりおなかにジェルを塗られ、機器を当てられます。
私が行ったこのエコー検査の場所では、担当者が画面をチェックしている間その画面を見ることはできません(角度によっては見えることもあるけど、頭の隣に画面があるので見にくい)。
その代わり検査の最後に画面の機械ごと見える位置にずらして説明してくれます。
日本ではどうなんでしょう?
今回もまた前回と同じく15分くらいで終わるだろう、と思っていましたが、胎児が動き回り首の部分がはっきりと見えるベストショットがなかなか撮れず、1時間弱かかりました。
途中、時間がかかりそうなこともあって、「苦しいだろうから半分くらい尿出してきていいよ。」と言われました。
半分⁉
このたぷんたぷんの膀胱から半分くらい尿を出すって。。。もちろん、出してる間はどこが半分かよくわかりません!笑
それでも少し楽になってトイレから戻ると、画面を見ながら「まだいっぱい入ってるわね(´▽`)」と。笑
そんなこんなで、最後に画面を見せてもらってびっくり!前回は豆みたいだったのに、今回はちゃんと頭と胴体、手足がある!
しかもストレッチしてる!
小さくてもちゃんともう人間の形になって動いてて、本当に感動しました。
前回よりもっと親近感。母になるという気持ちがさらに大きくなった瞬間でした。帰り際に写真を受け取り、同じ画像をテキストメッセージでも送ってもらいました。
感想
1回目のエコー検査は一人で行き、夫にも動いている小さな命を見てほしかったと後悔したので今回は一緒に来てもらいました。
最後ギリギリまで画面が見えない状態で私は横になっていましたが、夫は黙ったままずっと画面に釘付け。
「とても感動した!一緒に行ってよかった!」とずっと言ってました。
おなかにいる動く胎児を見られるのは数回しかないわけですから、カナダで出産する場合は毎回パートナーにも一緒に来てもらって、感動を分かち合うべきだと感じました。
3回目のエコーはこちら
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