カナダでよく見かけるタンポポ
子供の頃、「一面に咲く花」といえば、レンゲソウやシロツメクサだったのですが、ここカナダではタンポポが主流のように感じます。
オンタリオ州でもこの時期よく見かけました。トロント郊外に広がるファームではまだ黄色いうちにトラクターのようなのを走らせて刈っているのを見かけました。綿毛になると飛ぶ量が半端ないのでその前に刈ってしまおうということなのかもしれません。もしかしたら収穫して売ってしまうのかもしれません。本当のところはよくわかりません。
子供の頃は見かけたら綿毛を吹いていました。ここでは吹き放題です。やりすぎると酸欠になりそうなくらいです。
まだ綿毛になっていない黄色い部分は、陰になっていることが多いのかもしれません。わかりやすい。
写真には写らないのですが、特に風が強い日はたくさんの綿毛が空中を待っています。トロントでも時々ありましたが、エドモントンでは特に多いです。タンポポの綿毛だけではないと思います。でも何かしらの綿毛がたくさん舞っているのです。タイミングがいいと鼻の中にすっと入ってきます。バスの中でさえ飛んでいてびっくり。
日本にもタンポポはありますが、なぜここまで増えないのでしょう?種類が違うのかなあ。それとも、ここの土地とタンポポの相性がいいのかなあ。謎は深まるばかり。
ところどころに咲いているからこそ吹きたくなるんですよね。こんなにもあると、吹くと来年もっと増えそうで、躊躇してしまいます。
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