ある日、グーグルの検索ページを開いたら、上のトップの画像が表示されました。ケーキがたくさん。知ってる人、多いと思いますが、一年に一度、誕生日に表示されるらしいんです。私は知らなかった!
でもまさかインターネットに誕生日を祝福される日が来るとは。嬉しいというか、なんとも複雑な気持ちです。
インターネットの普及と、誕生日の祝福の仕方
私達の生活に、インターネットは欠かせなくなりました。
調べものをするとき、本を開くことが少なくなりました。
どこかに行く時、時刻表を見ることが少なくなりました。
emailが登場し、手紙を書く機会が減りました。
インターネットは、至るところで生活を便利にしてくれていますが、大事なことを忘れさせているような気もします。
誕生日はどうでしょう。インターネットがない時代、遠くにいる友達や、近年あまり関わりのない知人の誕生日に、わざわざ電話や手紙を書いたのでしょうか。
本当に仲が良くて几帳面でない限り、そういうことをしていた人は少ないのではないでしょうか。
今は、facebookというSNSが、友人達の誕生日を「教えて」くれます。
メッセージも気軽に送れるので、仲の良い人から全く合わない知人のようなタイプの友達まで、気軽に「お誕生日メッセージ」が送れるようになりました。
Facebook の誕生日通知
Facebook を利用している方はご存知だと思いますが、友達として登録された人の誕生日が公開設定されている場合、その人の誕生日が来たことを教えてくれます。
最近はそのおかげで、友達の誕生日を覚えていなくても、スマホが教えてくれるようになりました。そのため、普段全くfacebook を使わない人のページは、毎年の誕生日のお祝いメッセージだけで埋めつくされてたりするんですよね。
ただ、私はfacebookで誕生日メッセージをもらうのはあまり好きではありません。
なぜなら、結局それは私が登録した誕生日をもとに、facebookがその日になったら私の「友達」達にお知らせを出して、それを見てその「友達」達はメッセージを送ってくれているだけだと感じてしまうからです。
どちらかといえば送るのも好きではありません。
私のように感じている人ばかりではないと思いますが、「この人、本当に私の誕生日知ってたのかな?きっとfacebookの誕生日通知を見て送ったんだ。」って思われるのが嫌だからです。
facebook によって教えられたのに「あなたの誕生日忘れてませんよアピール」をしている気持ちにもなります。
ははっ考えすぎなだけかも?
誕生日に分かる「本当の友達」
大人になってからの「本当の友達」は、ふたつのタイプに分けられると思います。
まず、几帳面な友達です。
誕生日を頭で覚えてくれていたり、手帳に書いたりケータイアプリに登録してくれる友人のことで、誕生日に連絡をくれる人。親しくなかったらここまでしないと思います。
ふたつめのタイプは、几帳面でない友達。笑
たまに連絡を取り合うけど、誕生日には何も連絡をしてこない人です。普段からたまに連絡をとっているというのが重要です。
大人になってからは友達の誕生日なんて、もし近くにいるなら一緒に祝う、くらいでよいのではないでしょうか。
皆同じように歳を取ります。誕生日が全て、ではありません。
本当の友達は、それで関係が終わることはないのです。むしろ、「誕生日メッセージ」だけで繋がっている友達って。。本当の友達とは言えないと私は思います。
Facebookの誕生日は、非公開にできる
今年の誕生日前に、facebookの誕生日を非公開に設定しました。
下記のブログがとても参考になりました。
(静岡市清水区のホームページ制作屋「マリンWEB 清水」のブログ より)
その状態で今年の誕生日を迎えました。facebook上での誕生日メッセージがなくて画面も心もすっきりしています。
そして個人的に貰えたお祝いメッセージが数倍嬉しかったです。
でも大人になって、誕生日は子供の頃程特別なものではなくなりました。「また歳を取ったわ〜」と言っていた、大人の気持ちもわかるようになりました。まあ、これも歳を取ったということなのでしょう。
まとめ
こういう風に書きましたが、結局は人それぞれ。
誕生日だけのメッセージでも、それをきっかけとして一年に一度連絡を取り合うというのを習慣にしている人もいるかもしれません。
でもできたら、Facebookに教えてもらうのではなく、自分でメモしたり覚えたりしている方がいいと思います。まあ、あくまでも私の意見ですが…
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