Muttart conservatoryのコープスフラワー(ショクダイオオコンニャク)が開花したということで、見に行って来ました。
自然界では7年くらいに一度、二日間しか咲かない花。植物園で整えられた環境にいても、2、3年に一度しか咲かないそうです。2013年、2015年、そして2017年。今回が三回目の開花ということです。
今回は28日金曜日に開花。開花の朝はとてもきつい異臭が漂うとのこと。それで虫を引き付けて夜に花をいったん閉じ、虫が運んできた花粉を利用し受粉させます。二日目の朝にもう一度開き、虫を放します。
大きな花のように見えますが、花自体は小さく密集しているので、この大きな花のように見えるものは簡単に言えば「受粉システム」のようなもの。
受粉したら「システム」はもう死ぬだけ。なのでこの植物園では受粉をさせないようにしています。受粉しない場合は再度花を咲かせますが、栄養を蓄えるために、一度「葉」の状態になることが多いとのことです。
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2016年3月のようす |
前回私が行ったときはこのように「葉」の状態でした。これが「木」ではないと知ってかなり衝撃を受けたのです。その時の話もちょこっとブログに書いています。
こちら→ エドモントンの冬 Muttart conservatoryが予想以上に面白かった!
ちなみに、今回は28日に開花し29日に再度開花したので、もう花が開くことはないそうです。異臭を放つと有名ですが、30日(日)の朝は、近寄ればかすかに臭うかな、という感じでした。
エドモントンのニュースもどうぞ (動画あり)
→ http://edmontonjournal.com/news/local-news/corpse-flower-blooms-at-edmontons-muttart-conservatory
大きく開いてはいなかったけれど、それでも見に行けてよかったです。この花の仕組みを子供向けに説明してくれる場所もあるので、子供と一緒にも楽しめます。
次回の開花はいつになるでしょう~???
おまけ
Featureピラミッド内は時期によって展示内容が変わります。今の時期は紫陽花。とてもきれいでした。
癒しのひと時を過ごせました。
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