ぬいぐるみが飛び交う!ホッケーチームOil Kingsのチャリティーイベント Teddy Bear Toss!

カナダ生活

Teddy Bear Toss(テディベアトス)

Teddy Bear Tossというのをご存知でしょうか。北アメリカの多くのマイナーホッケーチームがクリスマス時期に行うイベントで、ファンはテディベアを持ち込み、ホームチームが最初のスコアを決めたときに、リンクに向かって投げる、というものです。集められたテディベアはその後クリスマスプレゼントとして病院や慈善団体へと送られます。

特に西側のジュニアホッケーリーグで人気のイベント。エドモントンのOil Kingsもそのひとつで、今年は12月10日に開催されました。

投げられたテディベア(ぬいぐるみ)は、集めて、数えないといけません。さあ、誰がやるんでしょう。

テディベアを集めて数える!

数週間前に、ライム君が言いました。

「会社で募集してた面白そうなボランティアに参加でサインしといたから。Rinの分も。投げられたテディベアを集めて数えるってやつ。」

何それ!面白そうだけど、何じゃそのボランティア!?と思ったのが正直なところ。これだけの説明ではもちろんそうなりますよね。そうです、これこそがTeddy Bear Tossで必要なボランティアでした。過去の映像をYoutubeで見て私はとてもワクワクしていました。宙を舞うたくさんのテディベア…どんな感じなのだろう、と。

当日

当日のようす

当日がやってきました。会場入り口ゲートはこんな感じ。

ぬいぐるみは持ち込み可ですが、会場で20ドルで購入することもできます。(写真、ぶれてますね…)

ボランティアでしたがちゃんと席があり、Oil Kingsの最初のゴールが入るまでは試合観戦をしていてよいということでした。日本だったら別室待機じゃないかな~とか思いましたが、どうでしょう。

前から数列目の席で、周りの人は、「さっきめちゃくちゃでかいテディベア抱えてる人いたけど、あんなのがあーんな高いところから飛んで来て人に当たったら危ないんじゃないのか?」なんて言ってました。この新しい大きなアリーナでは初めてのTeddy Bear Toss。上の方の席の人が投げたテディベアが一発でアイス上に入るわけがありません。まあ、ぬいぐるみなので大丈夫だとは思いますが、ちょっと不安になりますよね。

最初は相手チームのスコアでした。この日はOil Kingsの勝ち負けよりも、ぬいぐるみを投げたい!っていう気持ちの人が多いような気がしました。

そして、ついにスコア!

ゴールが決まった途端に、たくさんのテディベアが降り注ぎました。もちろん人にも当たってます。いっぱい落ちてくるので、落ちてきたのを前の人が投げて…の繰り返しで、アイス上に入るという仕組みです。

ボランティアは、ゴールが入ったのを見届けてから控室に誘導され、渡されたジャージーを着てアイス上へ行きました。どでかいバッグにぬいぐるみをどんどん入れて、の繰り返し。選手たちも手伝ってました。

それが終わったら今度は裏でぬいぐるみを数える作業。ビニール袋に5で割れる数のぬいぐるみを詰めて、トラックの荷台の前に立ってるスタッフにアイコンタクトをしながら数を伝える。そして荷台に持って行って…の繰り返し。結構大変な作業でしたが、皆黙々と作業を続けたので1時間はかからなかったと思います。

投げられたぬいぐるみの多くは汚れないように袋に入れてありました。寄付なので、汚れていらなくなったものを持ってくる人も中にはいるんじゃないかと少し思っていましたが、私が見た分ではきれいなぬいぐるみばかりでした。手にする子供たちのこともきちんと考えて寄付しているという人々の気持ちが伝わってきました。

一体、何体集まったの!?

結果、試合には負けてしまったものの、今年は13,942体ものぬいぐるみが集まったそうです。

面白くて、楽しくて、とても貴重な経験をさせていただきました。

もっと詳しく知りたい方は外部リンクをチェック:

Edmonton Oil Kings
Terry Jones: Bears rain on Oil Kings Teddy Bear Toss night
18,102 fans bearing bears came out for the first ever Teddy Bear Toss at Rogers Palace.

英語の勉強にも♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました