カナダと言えば!カナディアン・ロッキー! ジャスパー国立公園 Mt. Edith Cavellで大自然の中をハイキング

アルバータ州

ジャスパー国立公園再び!

ちょっと前の話ですが、2016年7月9・10日の週末に、一泊二日でジャスパー国立公園に行ってきました。今回は天気があまりよくなかったので、山と湖の絶景を求めるのではなく、大自然を感じながら歩くことに焦点を当て、どこに行けるか決めました。

選んだのは、Mt. Edith Cavellという場所。標高1,762mのところに駐車し、そこから2,119mのところまで歩きました。それも含め、今回の旅の全体を紹介します。

心得ておきたいこと

1.特に夏は観光客で賑わうので、宿泊施設を予約する場合は早めに。

二週間前にホテルを予約しようとしたけどジャスパーの町にあるホテルは予約がいっぱい。公園外にある町のホテルを予約しました。

2.虫よけスプレーを用意する。

夏のハイキング中の蚊の量は半端ないです。大量の蚊が纏わりついてくるというだけで疲れてしまいます。スプレーを体にかけるときも、かわいらしくかけても効きません。少し引くかもしれませんが、手を広げて立ち、もう一人に全身にまんべんなくかけてもらうくらいしないと効果がありません。髪の毛にかけるのも忘れてはいけません。

3.ベア(熊)スプレーは持っていた方が安心。

最近熊が出ると報告があった場所に行く場合、ベアスプレーを持参しましょう。30ドルから40ドルくらいしますが、持っていた方が安心です。ジャスパーの町で人をたくさん見かけ、ハイキングコースにも人がたくさんいるだろうし大丈夫だろう、と思ってしまうかもしれませんが、ジャスパー国立公園は広いので、人々は散らばります。ハイキングコースに行き特に奥に進んでいくと、自分たちだけになることもあります。

天気予報は雨

天気予報は雨。別名「最強の雨男」と呼ばれる友人がトロントからやってきました。天気予報が雨でも行くと割と晴れてくる自称「最強の晴れ女」の私と同じ車に乗り出発。

この二人が以前一緒に出かけた日帰り旅行の様子はコチラ。

紅葉+雪 アルゴンキン州立公園 (オンタリオ州)

10月でしたが雨と雪と太陽が交互に出てくるような変な天気でした。

さて、今回はどうなることでしょう。

旅の様子

前回行ったときの記事と比べて読んでもいいかもしれません。

⇒ カナダの大自然!ジャスパー国立公園で、カナディアン・ロッキーに圧倒される!

エドモントン~ジャスパー

エドモントンからまっすぐ一本道。でも前回4月に出かけたときと違うのは、両側にキャノーラ畑が見られるところ。

友人K撮影

前回は道のりの半分くらいを過ぎたら見えていた山々も、今回は曇っているせいか全く見えず。だんだんと近づいていくワクワク感は全くなかったです。

厚い雲が山の上を思いっきり隠しています。

そんなこんなで、見えてきました、入口ゲート。

夏ということもあって、列ができていました。パスを持っていると、スーイスイ。笑

脇には自然にできたお花畑が。

少し行くと、脇道に車がたくさん停まっていました。大体こういうときは、動物がいるんです。

友人K撮影

友人K撮影

友人K撮影

動物以外だと、水遊びまたは絶景スポット。

写真真ん中より左くらいまで子供が歩いて行ってます。浅いんですね。

太陽が時々顔を出します。晴れ女パワーが効いているようです。笑

ジャスパーという町に到着

おなじみの、観光案内所。

自分の要望や滞在日数を話すと、それに応じたコースを紹介してくれます。さらに、行きたい場所の現在の状態(熊が出る、ぬかるんでいる、雪が解けていない、他)も教えてくれるので、行先が決まっている場合でも、一度お話ししてみるといいと思います。

町の風景の一部。

太陽が出ています。

ランチの間、観光案内所でオススメされたいくつかの場所の中から、どこに行くか選定。Mt. Edith Cavellに行くことにしました。

現在熊の目撃情報も出ている場所です。

熊鈴と、熊スプレーを購入し、向かいました。

ジャスパーという町~Mt. Edith Cavellの駐車場

駐車場に向かうまではくねくねした山道が多いので、車酔いしやすい人は注意です。

途中一度駐車して見えた風景。↓

Mt. Edith Cavell ハイキング開始

到着と同時についに雨が降ってきました。少し待ちましたが、あまり長く待つもの嫌なので、雨合羽を着てハイキング開始。

駐車場から15分ほど歩いてEtang Cavell Pondが見渡せる場所に到着。ここまでで駐車場から800mほど。その右上に見える白い氷の部分が翼を広げた天使に見えるため、エンジェルと呼ばれているということですが。。まあ、見えなくもないですけど。。。

3,363mの高くそびえたつ山Mt.Edith Cavellが近くて大きくて、眼が不思議な感覚を覚えました。大きいものを近くで見ると焦点が合わないような、それにちょっと近い感覚でした。

ここからさらに上へ進むことができますので、目指して歩きます。

下を見るとこんな感じ。

さっきまで雨が降っていたのに、また太陽が出てきました。

石にコケ?のような模様がついています。

こんなところにもお花が。

動物も見ることができます。

プレーリードッグ??

流れる水が冷たくてとてもきれいだったので、飲みました。なんともなかったですけど、そこは自己責任で。

こんな薄っぺらな石?が積み重なっている場所がありました。

鈴のような形をした小さな花が一面に咲いていました。

少し上にきたところからの眺め。

虫よけスプレーはしていましたが、車に置いていってしまったのが後悔。結構かけたのに寄ってきました。

蚊をはたきながら坂道を登るのは余計に体力消耗するだけ。

上の方に行くにつれ人が少なくなり、最後にはもうほぼ自分たちしかいないような状態になりました。

雪が解けずに残っていました。

私は自分ではプレイしませんが、唯一語れるゲームがあって、ニンテンドーのZeldaシリーズなんですけど、その自然溢れる世界観が大好きで。主人公になった気分で歩いていました。笑

地図の2の地点(標高2119m)からみたAngel(エンジェル)。天使というより、「鳥」の方がしっくりく…

たまに、ゴゴゴ…という音とともに、雪崩が起きていました。

正体不明の動物もいました。

友人K撮影

帰り道は坂道ということもあり、登りの半分以下の時間で降りることができました。

またまた晴れてきました。

このリスさん、どうも人間はお菓子をくれるものだと思っているよう。前を走ったり、後ろをついてきたり、人間が動かなかったら足まで近づいてきたり。野生の動物にエサをあげるのはよくないですね。観光客も、大自然に生きる野生の動物として接しないといけません。

まとめ

夜は残念ながら大雨が降り、満点の星空を見ることができませんでした。そして、次の日も、朝から雨。ドライブをしながらいくつか小さなスポットを回り、エドモントンに帰ってきました。

雨男と晴れ女の戦いは多少雨男に押されてしまいましたが、それでも晴れ間が見られたのはやっぱり私のおかげ?なんて思ったりもしました。

Mt. Edith Cavellのハイキングコースは、坂道が続き、登りは楽ではありません。表示に500mとあっても、坂道の500mってずいぶん長く感じます。だけど、登るにつれて人も少なくなるので、大自然を自分のものにしたような気分になれます。きちんと計っていないのですが、駐車場から往復で3時間以上かかったと思います。

余計なことに体力を使わないでいいように、虫よけ対策をしっかりして、登っていけばよいでしょう。熊が出るという情報があれば、熊スプレーを常に持ち歩くことをオススメします。

おまけ

ランチはこの前と同じ、Coco’s Cafeにて。

準備に割と時間がかかるので、急いでいる人は行かない方がいいかもしれません。

味はおいしいし、こじんまりとしたカフェで雰囲気も悪くないです。でも、量が多くないので男の人には足りないかもしれません。

ディナーは、Olympia Greek Restaurant and Tavernaにて。このレストランは国立公園外のHintonという町にあるのですが、このチョイス、大正解でした!

ギリシャのホームメイド料理と、ギリシャ料理とと言えば!のスブラキのどちらにしようか迷った末に、スブラキにしました。3人でそれぞれ、鳥、ラム、豚肉を注文。

これは、ラム。

これは、チキン。

一口食べるたびに幸せが広がる、そんな味でした。

お肉だけでなく、サラダもお芋もおいしかった。特にご飯が気に入りました。ご飯はもうちょっとあったらよかったなあ。笑

ぶれていますが、メイン料理の前に、パンも出てきました。そのままでも、プレート料理と一緒に食べてもおいしいです。

Hintonという町は、エドモントンからだと国立公園の入口ゲート手前にある町です。今回ジャスパーのホテルが予約できず、Hintonに滞在することになりましたが、このレストランを見つけることができて、とても満足でした。

まだ見てない方は過去記事もどうぞ★

前回行ったときの記事はコチラ

カナダの大自然!ジャスパー国立公園で、カナディアン・ロッキーに圧倒される!

コメント

  1. 匿名 より:

    Rinさん、こんにちは。
    私は7月1日にMt. Edithへの日帰り旅行をしました。
    お昼はピラミッド湖のピクニックテーブルでランチ。静かで穏やかで、少し曇り空でしたが、素敵なランチとなりました。

    その後Mr. Edithへ向かったのですが、駐車場に近づくにつれ雨がひどくなり、着いた頃には大雨。しばらく様子を見た後、「せっかく来たのだからと」身支度して出かけました。
    坂道はとても滑りやすく、私たちは800メートルまでギブアップ。

    ジャスパーへの帰り道(下り)では大きな熊に遭遇。車道から2メートルくらいのところをゆったりと歩いてました。

    私たちも大雨の中、エドモントンまで帰りました。(エドモントン市内も大雨だった。)

    お互い次回はお天気に恵まれたいですね。

    オリバーの住人より

    • Rin より:

      オリバーの住人さん、こんにちは!

      おお!7月1日、カナダデーに行かれたんですね。Mt.Edithは坂道が続くので、雨の後滑りやすかったのなら辞めてて正解だったかもしれません。800メートル地点でも目の前にそびえたつ山の迫力は十分に感じられますしね。

      熊、やはり出るんですね。今思い返すとやっぱり、熊の目撃情報があるところにあえて行ったのは正しい判断ではなかった、と思います。何もなかったのでラッキーだっただけですね。

      本当に、次回こそはお互いいい天気に恵まれたいですね!!

      Rin

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