エドモントン中心部から車で30分 John E. Poole Wetlandで飛び交う鳥を見ながら、「湿地」について学ぶ

アルバータ州

John E. Poole Wetland

この間は、Badland(荒地)に行きましたが、今回はWetland(湿地)に行ってきました。(2016年7月3日の様子です。)

場所は?

エドモントン中心部から車で30分弱。Big Lakeと呼ばれる湖の一部で、Lois Hole Centennial Provincial Park(ロイスホールセンテニアル州立公園)という州立公園と繋がっています。(この州立公園を目指して行ってください。)

このBig Lakeは、重要野鳥生息地として世界的に知られているほど。このJohn E. Poole Wetlandでも、様々な種類の鳥を見ることができます。

Wetlandとは?

 

多くの人は「湿地」と聞けば、ヒルや蚊の住処となる、光のない、暗い水面下の世界を思い浮かべるだろう。だが、湿地は、生態系の、一定して働く馬車馬のような存在で、全ての分水界の環境衛生を維持する手助けをする、生命の生態系の役割を担っている。湿地は土地と水が一緒になる場所であり、陸と水の生態系の境界面である。アルバータ州には様々なタイプの湿地があるが、全てにおいていくつか共通点が見られる。(写真内のWhat is a Wetland?から抜粋)

1930年代以降、70パーセントのカナダの湿地が産業と農耕の発達、そして都市の開発により失われた。(敷地内にあった別の看板の文章を抜粋)

Wetlandの様子

湿地帯の上に橋が架けられていて、そこを歩きます。これまでカナダで訪れたパークの中では少し変わっています。

この橋は2016年に完成したようです。(参考:The Edmonton Nature Club

実は、色んな種類の鳥がたくさん飛んでいました。ズームレンズを持って行かなかったことを後悔しました。ツバメらしき鳥もいました。カナダでは初めて見ました。

この黄緑色はCommon duckweed(コウキクサ)。水に浮かんで成長する植物。上の写真、とても小さいですがコウキクサの上に鳥がとまっています。沈まないんですね。

双眼鏡を持って行くともっと楽しめます。

↑泳いでるときは黒いカモに見えたのに、足が長くてしっかりしている、この鳥は何だろう?(写真には撮っていませんが、ヒヨコサイズの子供たちもいました。)

カモの子供。

もうちょっと幼い方が個人的には好きです。来年はもう少し早く来よう。

この二羽は色が違いますがカップルだと思います。二羽でずっとじゃれあっていました。(私が近づくと知らない者同士のフリをしているようでした。)このあとすぐ別の場所に飛んで行ってまたじゃれあっていました。人目を気にしているのかもしれません。笑

奥に行くとこんな感じ。奥に双眼鏡があるので(無料)覗いてみたら発見があるかもしれません。

ここからは川沿いの散歩道って感じです。

子供の頃によく遊んだイトトンボ。たくさんいました。

風がかなり強い日でした。

赤のアクセントがステキ。

まとめ

鳥好き、バードウォッチングが趣味っていう人にはオススメの場所です。湿地の上を歩くというちょっと変わったスタイルがまた面白い。色んな種類の鳥が空を飛び交い、カモは子供連れで橋の下をくぐって泳ぐ。そんな場面を湿地内を歩きながら見られます(タイミングによりますが)。エドモントン中心部からもそこまで遠くないので、今日何しようかな、ってときに訪れてみるのもいいと思います。いくつか説明が書かれた看板もあり、「湿地」についての勉強にもなります。特に子供がいる方は散歩するためだけでなく、体験型の「学びの場所」として行くのもいいでしょう。来年は双眼鏡を持って行こうと思います。

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