平日の夕食は大体私が作りますが、週末の朝食はライム君が作ってくれます。週末の夕食は一緒に作ることもあります。
さて、そんなライム君があるときわくわくしていました。これを購入したからです。ジャーン!
Anova Precision Cooker
(箱の写真ですが…)
これは何かというと、一言でいえば真空調機器です。
Anova Precision Cookerとは
レストランでの調理法に、Sous videという調理法があります。フランス語でUnder vacuumという意味で、真空密封された食材を温度調整された水の中で調理することを表しています。実際は真空密封する必要はなく、食材をジップロックに入れ、正確に設定された水温の中に一定の時間浸しておくだけです。Precision cooking(正確な調理)と呼ばれる理由はここにあります。
Anova Precision CookerはSous videという調理法を家庭で実現可能にしました。
Wi-Fi機能付きで遠隔操作が可能だけど…
Wi-Fiがついているので、遠隔操作も可能!朝セットして、帰宅する2,3時間前に(調理時間に合わせて)、遠隔でスタート。これ、帰宅したらできてるんだよ!すごくない!?とライム君が興奮気味に話してたのですが注文してからあることに気づきました。それは、
「てか朝家を出てから遠隔でスタートさせるまで、ずっとお肉が水の中に浸ってるっていうことじゃん。それってだめじゃん。このWi-Fi機能意味ないじゃん。」
ライム君:「これを解消するために、朝氷をいっぱい入れてから出て行くとかいうYoutubeビデオがあったよ。」
もし同じ考えで購入して購入後にこの現実に気づく人が多いなら、このWi-Fi機能はない方がいいのかもしれません・・・。
そんなこんなありましたが届いたら早速うきうきしながら使っていました。
使い方
大きめの鍋に水を入れて、この器具をセット。専用ウェブサイト(英語)にレシピがあるので、それに従った時間と温度をセット。
お肉や魚など調理したいものをジップロックに入れて、
水温が設定温度に達したら水の中に入れ、上の方をクリップで鍋の淵にとめる。設定時間になったら取り出し、両面を30秒ほど(自分で調整)焼いて盛り付けて完成。
じゃーん。こんな風になりました。
豚肉でも作ってくれました。
中はしっとり、外はカリッとがいいんですよね。
もちろん牛肉でも作ってくれました。ステーキが水の中で作られるのはとても変な感じです。
こんな感じで鍋の淵に留める。
表面を焼く。
レア~ミディアムレアで。肉汁が出てきてしまった。
これは、本当においしかった。レストランに匹敵する!
まとめ
Anova Precision Cookerを使うと、魚もお肉もしっとり、とても柔らかくできます。最後にフライパンで焼いて旨みをぎゅっと閉じ込めます。あまり焼きすぎると固くなってしまうので注意です。
これまで魚やお肉を調理してくれましたが、個人的に魚はパサパサの方が好きなので魚はまあまあでした。お肉は中に味がキュッとつまっているのでおいしいです。なんといっても、ほったらかし調理というのが楽ですね。セットして出かけて帰ってきたらあとはもうサッと焼くだけ。サラダを添えたらもうそれだけで食べられます。そしてほったらかしなのにおいしくできてしまうから驚きです。
また、機器自体は大きくないので保存するのに場所を取らないのもいいところです。家にある大きめの鍋に取り付けるだけ。これが取り外し不可能の鍋付きの大きな機器だったら絶対買ってないです。
まあ、なくてもいいんですけどね。あったら便利なもの、に分類されるでしょう。圧力鍋みたいな感じですかね。あったら楽だな、みたいな。
せっかくあるので私もこれでレパートリーを増やせたらいいと思います。
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